アルカリ土壌に対して、中和剤と微生物資材を装着した植生マットを用いることより緑化品質を確保する技術。
従来の植生基材吹付工と比べて工程が短縮でき、経済性も向上する。
植生の成立が困難な法面の緑化工事への適用が可能である。
■主な特長
①中和速度が緩やかなリン酸塩の効果により植物の個体数が増し、法面は多数の植物で覆われる。
②微生物資材には共生菌である放線菌を多く含み、菌糸を土壌中に広く伸ばし水分や養分の吸収を補助。
緑化植物の成長量が増すため、環境が向上する。
③植生マットを張り付けるだけで施工でき、従来技術に比べ工程を50%短縮できる。
④現場で空気圧縮機や発電機等の専用機械を使用せず、専門技能員が不要のためコストを25%縮減できる。
また、騒音や粉塵も発生しないため、現場でのCO2の排出がなく環境にやさしい。
⑤植生マットの使用により、現場での管理項目を従来技術の8項目から3項目に削減可能。
また降雨強度100mm/hでも、従来に比べて侵食防止品質が13倍向上する。
NETIS番号:TH-220007-A。
施工直後(上)と施工9か月後(下)
■問い合わせ先
日本植生株式会社
https://www.nihon-shokusei.co.jp/