株式会社NTTドコモと株式会社JTOWERの技術協力のもと開発された、日本国内の携帯キャリア4社に割り当てられた5G Sub6帯全周波数に対応するガラスアンテナ。
5Gは、4Gと比較して高い周波数が用いられていることより、一つの基地局でカバーできる通信エリアが狭くなるため、5G通信エリアの拡充に当たっては基地局数をより一層増やすことが必要となる。
しかし、新たに基地局を設置するための物理的な場所の確保および景観上の制約が課題となっており、複数の携帯キャリア間で共同使用する「インフラシェアリング」がこれまで以上に重要となることが指摘されている。
本製品は「インフラシェアリング」に利用可能であり、携帯キャリアの設備投資負担の軽減に寄与する。
また、建物の外観を損なわないデザインであるため、景観への配慮が重視される場所への導入が期待される。
本秋よりJTOWERと商用実験を開始し、11月より商業生産を始める予定となっている。
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