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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

アクティオ「重機遠隔操作システム」を開発

2025年6月5日 分類: 土木系

株式会社アクティオ(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼COO:小沼直人)は、遠方の重機を安全かつ効率よく操作できる「重機遠隔操作システム」を開発した。
本システムは、アクティオが独自に設計・開発したオリジナル商品であり、通信にはソフトバンク株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川潤一)、映像伝送には株式会社ジザイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中川純希)との協業による技術を採用することで、現場作業の安全性や生産性の向上を実現している。
 

 
■「重機遠隔操作システム」特長
① ディスプレイを切り替えることで1台の操作席からバックホーとキャリアダンプ両方の操作が可能
② オペレーターは安全な場所から重機を操作し、危険な環境や立ち入り困難な場所での作業が可能
③ 映像高圧縮カメラやセンサーにより、現場の状況をリアルタイムで把握が可能
④ 移動時間の削減により、作業効率が向上、長期的にはコスト削減につながる
⑤ 電動化と組み合わせることで、排出ガスやCO2を削減し、環境への負荷を低減
⑥ 衛星通信サービス「Starlink Business」と連携し、通信環境が整っていない山間部や災害時でも遠隔操作が可能
⑦ 衛星通信サービス「Starlink Business」をSD-WAN※サービスとつなげることでセキュアな通信環境を構築
※ SD-WAN・・・企業のネットワークをソフトウェアで管理し、運用を効率化する技術
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アクティオ
https://www.aktio.co.jp/



新しいBIM/CIM利活用として施工状況データ連携サービス「CIM×GENBAシリーズ」をリリース

 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 狩野高志、山崎文敬)は、新しいBIM/CIM利活用として、施工状況データ連携サービス「CIM×GENBAシリーズ」をリリースした。
 

 
■特徴

  • BIM/CIM利活用をワンストップでのトータルソリューションとして提案
    BIM/CIMデータの作成から、施工状況データの取得まで、一貫してサービスを提供する。
    複数社のサービスをまたぐ必要がないので、コストメリットが生かせる。
  • データを一元化でき、効率的で高精度な管理が可能
    データの管理コストや、データ連携に伴う不具合や不整合を減らすことができる。BIM/CIMのモデルを中心に各種データの関連付けをすることで、目的の情報に最短でたどり着くことができる。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社イクシス
https://www.ixs.co.jp/



現場の声から生まれた橋梁点検専用効率化アプリ「Waymark Note」を提供開始

2025年5月23日 分類: 土木系

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(所在地:東京都港区、代表取締役社長:矢倉良太)は、βトライアル版を提供していた橋梁点検用 電子野帳アプリ「Waymark Note」の正式リリース版を提供開始した。
 

 
■主な機能

  • 点検に特化した用語を選択入力で、素早く、きれいに、正確に記録
    Waymark Noteは、部材名や損傷種類など、橋梁点検の専門用語が登録済み。
    選択入力でテキスト記録が完結可能なため、素早く、きれいに、正確な文字を記録できる。
    点検経験の浅い作業者でも、その場で、損傷ランクの詳細などの情報を確認できるため、適切な診断記録を残す事が可能である。
  • 損傷図、写真帳等を1画面で切り替え表示
    2つのタブに、過年度調書などのPDF形式のファイルを登録できる。
    損傷図と損傷写真帳をそれぞれのタブに登録することで、大量の紙を何度もめくることなく、わずかなタップ操作で、損傷位置と損傷写真を確認する事が可能。
    準備作業から現場まで、生産性の向上が見込まれる。
  • 写真番号・撮影位置の簡単記録と取り込んだ写真との自動ひも付け機能
    野帳に写真番号を登録後、写真をインポートすると、自動で写真番号と写真がひも付け(および写真ファイルのリネーム)される。
    さらに、写真番号を押すと、写真と撮影位置が1画面で確認できるため、素早く写真と撮影位置の整合性が確認できる。
    記録したテキストデータは、表形式(CSVファイル)で書き出しができるため、手持ちの調書作成システム等に活用することで、内業の効率化につなげることができる。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク
https://www.jiw.co.jp



透過型ICT情報システム「Glass Navi」開発のお知らせ

 分類: ハードウエア

旭建設株式会社(本社:宮崎県日向市、代表取締役:黒木繁人)は、ICT施工現場に革新をもたらす新技術、透過型ICT情報システム「Glass Navi(グラス ナビ)」を開発した。
 
本技術は、バックホウによるICT施工において、ICT施工情報(三次元設計データ、バックホウ位置情報等)をキャビン内のタブレットモニターではなく、バックホウ前面ガラスに透過表示することを実現したものである。
 

 
■技術の概要
Glass Navi」は、無線通信でタブレットと連携した小型プロジェクターを活用し、三次元設計データなどのICT施工情報を、ガラス面に貼付した特殊加工された透過フィルムに直接投影する仕組みである。
 
従来のICT施工では、キャビン内のタブレットモニターに表示されたICT施工情報に視線を移しながらの掘削作業となるため、安全性・作業効率の面で課題があった。
 
新技術「Glass Navi」では、オペレーターは視線を前方に固定したまま、実際のバケットの動きと、ICT施工情報を同時に視認しながら施工できるため、
①作業の安全性向上
②施工精度の向上
③オペレーターの負担軽減
といった3つの効果が期待される。
 
 
 
■問い合わせ先
旭建設株式会社
https://www.construction.co.jp/



「クレーン作業安全支援システム」

2025年5月21日 分類: その他

クレーン吊荷のサイズや高さに応じて光パターンを自動で切り替えることで、安全なクレーン作業を支援するシステム。
適切な退避距離を明示し、周囲の作業者へ注意喚を促すことで、安全性向上と作業効率の改善が期待される。
 
【システムの特長】
①外部制御信号によって円環の大きさを小(S型)、中(M型)、大(L型)の3種類に切り替えることができるほか、照明色を青・緑・赤 から選択可能。
 
②AIカメラを活用して吊荷の大きさと高さ情報を取得し、必要な退避距離を識別する。
 
③点円環状の光パターンをリアルタイムで切り替えることができ、吊荷周辺の退避距離を光で明示することで、周囲の作業者へ直感的に注意喚起を行うことが可能。


吊荷の大きさ検出(左)と高さ情報(右)

円環の大きさを切り替え可能

 
 
 
■問い合わせ先
パイフォトニクス株式会社
https://www.piphotonics.com/



ヘルメット装着型スマートタグ「MAMORIO Pro Helmet Beacon」

 分類:

防水・防塵機能を備えたヘルメット装着型スマートタグ。
建設現場での作業員の安全確保に寄与するほか、作業員の移動データを分析することにより効率的な動線の設計も可能となる。
 
【製品の特長】
①縦23.6㎜、横42.6㎜、厚さ5.5~7.3㎜とコンパクト設計ながら、曲面適応デザインによりヘルメットにしっかりとフィットする。
 
②IP66相当の防水・防塵性能を有し、粉塵や埃の多い環境や悪天候下でも利用が可能。
 
③ボタン電池1個で最大2年間の連続稼働を実現し、コスト削減や業務効率化に貢献する。
 
④MAMORIOアプリとiBeacon規格に対応し、スマートフォンや専用受信機との連携により、作業員のリアルタイム位置管理を実現。
作業現場における安全性向上や、入退場管理・業務の効率化等の課題解決を支援する。

 
 
 
■問い合わせ先
MAMORIO株式会社
https://mamorio.biz/



「GENBA-Explorer」

 分類:

360°カメラと専用Webアプリを組み合わせた360°現場体験共有システム。
建設現場等では写真による現場管理・記録が行われているが、撮影箇所に漏れが生じるほか、撮影した位置や方向が分かりづらい等の課題があった。
本システムはこうした課題を解決し、現場の省力化・DX化を実現する。
 
【システムの特長】
①360°カメラを持って現場内を歩くだけの簡単な撮影で、現場全体を網羅できる。
撮影後は画像内を撮影経路に沿って移動でき、空間的な体験が可能となる。
 
②発行されたURLを共有することで、社内外のどこからでも現場の状況を確認できる。
 
③網羅的に撮影できることから撮影漏れの心配がない。
また、カメラのGPS情報を利用し、撮影現場を地図上に表示することで撮影場所の特定が可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社イクシス
https://www.ixs.co.jp/



「小型移動式クレーンVR訓練システム」に危険体験コンテンツ第二弾

2025年5月13日 分類: その他

シンフォニア株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役:瀬戸 豊)は、「小型移動式クレーンVR訓練システム」において、新たな危険体験コンテンツとして「高圧電線へのブーム接触による事故事例」を追加開発し、提供開始した。
 

 
■VR事故体験コンテンツ第二弾の詳細
今回追加された危険体験コンテンツ第二弾では、「ブームが高圧電線に接触し操縦者が感電した事故事例」をVR空間内にリアルに再現した。
受講者は、実際にクレーンを操縦しながら、夜間見通しが悪い中での高圧電線への接近・接触という極めて危険な状況を安全に体験することができる。
 
 
 
■問い合わせ先
シンフォニア株式会社
https://sinfonia.biz/



ヤプリと安藤ハザマが現場専用アプリ「築造」を共同開発

 分類: その他

株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文)と株式会社安藤・間(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)は、現場専用アプリ「築造」を共同開発した。
 
本アプリの導入により、安全・品質教育の効率化と情報共有の迅速化が実現し、建設現場での労働災害リスクの低減と業務効率の向上を目指す。
 

 
■「築造」の特長

  1. 安全・品質教育コンテンツの動画化と集約
    安全・品質教育に関するコンテンツを動画化し、経験が少ない若手社員でも隙間時間を活用して知識の習得が可能である。
    また、これらの動画と社内の安全ルールや災害事例を「築造」に集約し、工種ごとに簡単に視聴できるように整理・配置した。
  2. シンプルかつ屋外現場でも見やすい、分かりやすい画面構成
    現場で必要とされる情報を分野別に整理し、幅広い年代でも直感的に必要な情報を取得できるよう設計した。
    また、大きな文字と見やすいボタンを配置することで視認性と操作性を向上させ、屋外で手袋をしたままでも操作できる。
  3. 最新情報のプッシュ通知
    プッシュ通知にて、重要な情報を確実に利用者に伝えることが可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ヤプリ
https://yappli.co.jp



KOLC+、カレンダー共有を提供開始。国土交通省ASPの機能要件「スケジュール管理機能」に準拠

2025年4月30日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社コルク(所在地:東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、個人予定を簡単に入力して日程調整を効率化できる「カレンダー共有」機能を新たに提供開始した。
これにより、国土交通省の情報共有システム機能要件に含まれる「スケジュール管理機能」に準拠した。
 

 
■「カレンダー共有」の主な機能
・Googleカレンダーのような直感操作で、個人予定を簡単入力
・プロジェクト単位でカレンダーを作成して、業務スケジュールを共有可能
・指定したユーザーとカレンダーを共有(受注者間では共有しない設定も可能)
・「時間枠だけ」の共有設定にも対応
・外部カレンダー(Outlook/Google)の予定を一括コピー&ペーストに対応
・国土交通省ASPの機能要件「スケジュール管理機能」に準拠
・帳票スケジュール連携に対応
・祝日の表示
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コルク
https://kolg.co.jp



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