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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

グースアスファルト舗装簡易補修工法『マイルドグース』

2023年11月30日 分類: 土木資材・工法

鋼床版橋面舗装の基層部(グースアスファルト舗装)を小規模補修する技術。
現場混合したスラリー状常温特殊混合物を、単粒度砕石の間隙に流し込み補修する。
 

前田道路株式会社

1セット(約0.5㎡)単位で材料調達ができるため、省資源・省エネルギーを実現。
また、養生時間が従来と比較し2時間程度短縮される。
 
NETIS登録番号 KT-230141-A・KT-230141-A
 
 
■問い合わせ先
前田道路株式会社
https://ssl.maedaroad.co.jp/



吹付法枠用ボイド管固定金具『センターキーパー』

2023年10月30日 分類: 土木資材・工法

ロックボルト併用法枠工の箱抜きに使用するボイド管を、ワンタッチで中心に固定する金具。

1_伊勢安ワイヤクリエイテックA_従来技術・本技術
従来技術         本技術

従来は番線や結束線で固定していたが、設置後簡単に動いてしまうため位置修正が必要であった。
本技術の活用で、誰でも簡単に正確な位置へ取付可能となった。
また、危険な急斜面での法面作業において、設置時間を短縮することができ安全性の向上も図れる。
NETIS登録番号CB-230014-A
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社伊勢安ワイヤクリエイテック
http://www.iseyasu.co.jp/



コンクリート表面養生剤『レジキュアL』

2023年9月28日 分類: 土木資材・工法

NETIS登録番号KT-230091-A

アスファルト防水プライマーを施工時に被膜除去が不要なコンクリート表面養生剤。
養生剤成分をパラフィン系からアクリル系に変更したことで,養生剤の除去工程を削減でき,工程の短縮と経済性の向上が図れる。
本製品を散布することにより,コンクリート表面にアクリル系の樹脂被膜を形成し,コンクリートの初期材齢における表面からの急激な水分の蒸発を抑え,ひび割れの発生を抑制できる。
 
【適用箇所】
・橋梁上部工工事(コンクリート部材)
・コンクリート打設スラブ工事
・暑中コンクリート打設工事

 
 
 
■問い合わせ先
信越産業株式会社
https://www.shin-etsu.co.jp/



吊荷ロープ介錯装置『EGガイド』

 分類: 土木資材・工法

NETIS登録番号KK-230025-A

介錯ロープの張力を保持して吊荷の荷振れを抑制するロープ繰出し装置。
従来の人力操作から張力保持装置に変えたことにより,高い制動能力で重量吊荷の姿勢保持が可能となり,安全性の向上や作業者の身体的負担,転倒やつまずき等の災害リスクがなくなり施工性の向上を図ることができる。
 
【特に効果の高い適用範囲】
・既設構造物や第三者等と近接し,荷振れの発生が危険な場所での架設工
・吊荷の重量が大きく,人力のロープ介錯が困難な架設工
・広くて安全な足場がなく,作業者が吊荷を見ながら移動すると危険な場所での架設工

 
 
 
■問い合わせ先
川田工業株式会社
https://www.kawada.co.jp/



『床版維持管理システム』

2023年8月28日 分類: 土木資材・工法

既設橋梁のRC床版の維持管理において、変状の調査・診断から補修・補強設計に至る一連の業務を省力化するシステム。自走式点検ロボットによる調査や、AIによるひび割れ診断、自動設計ソフトによる最適補修・補強設計を組み合わせている。
 
試験運用の結果、一連の維持管理業務の作業時間が1/2になり生産性が大幅に向上することが確認されている。

03三井住友建設

 
 
 
■問い合わせ先
三井住友建設株式会社
https://www.smcon.co.jp/



竹(タケノコ)に特化した生長抑制工法『たけガード工法』

 分類: 土木資材・工法

NETIS登録番号:QS-220034-A

 
道路路肩、法面、施設周りなどの竹除去作業において、特別な工具や薬剤を一切使用せず、特殊なシートと専用のアンカーピンで竹(タケノコ)の生長を上から抑制する工法。従来は、肩掛け式草刈機とチェーンソーの伐竹で対応していた。
 
本技術の活用により以降の伐竹作業が不要となり、維持管理の省人化や長期的な維持管理費の軽減、景観の維持が可能となる。
 
シートは高い柔軟性と強度を両立。頭部を45°に曲げた特殊形状のアンカーピンを斜めに打ち込むことで高い支持力を確保し、竹・タケノコの驚異的な持ち上げをしっかり抑え込み、倒竹被害を防止する。

02白崎コーポレーションA_製品写真(シート+ピン)
製品写真(シート+ピン)
02白崎コーポレーションB_施工例
施工例
02白崎コーポレーションC

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社白崎コーポレーション
https://www.shirasaki.co.jp/



『アンダードレイナー後付型』(P-100/P-100S)

 分類: 土木資材・工法

水路や調整池などにおいて、降雨や融雪などに伴い地下水位が上昇すると、地下構造物に大きな側面土圧や揚圧力が働き、変位や破壊の原因となる。本製品は、こうした障害を防止する底盤用の大型集排水器材で、その中でも「後付型」は以下の3パターンの施工が可能である。
 

01トーテツA_製品写真
製品写真

①水路底盤に弁座が残っている場合(図-1):
新規に取り付ける底面を平滑になるように仕上げ処理する。弁体を入れ、P-100の弁座を外し、ゴムパッキンとアルミ合金頭部をアンカーボルトで固定する。
 
②水路底盤に弁座がなく、立ち上がり管がある場合(図-2):
水路底盤内部を斫りP-100Sを立ち上がり管に差し込む。ゴムパッキンをセットして、アンダードレイナー本体をアンカーボルトで固定する。
 
③水路底盤にコンクリート穴のみの場合(図-3):
新規取り付け部を平滑になるように仕上げ処理する。ゴムパッキンを敷きP-100を据付けアンカーボルトで固定する。
 
※アンカーボルトは現場の状況に合わせて現地調達のこと(標準:M10×5mmSUS304打込アンカー使用)。

01トーテツB_「後付型」施工方法
「後付型」施工方法

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社トーテツ
https://www.totetu.com/



最大500kJまでの衝撃エネルギーに対応した落石防護柵「ARCフェンス 500kJタイプ」

2023年8月24日 分類: 土木資材・工法

株式会社プロテックエンジニアリング(本社:新潟県北蒲原郡、代表取締役社長:井上 昭一)は、斜面上に設置して、落石から道路や民家を守る落石防護柵「ARC(アーク)フェンス」に500kJタイプを新たに追加し、販売を開始した。

ARCフェンスは、シンプルな構造で部材が軽量のため、500kJまでの落石エネルギーに対応しながら、人力での運搬・施工が可能。
短工期・低コストで設置できるほか、落石捕捉後の復旧作業も容易に行うことができる。
エネルギー吸収性能に優れたリングパネルを阻止面に用いることで、より大きな落石エネルギーへの対応が可能。
 
基本構造はそのままに、部材の組み合わせによって、50kJから500kJまで5つのエネルギーレンジから対策現場に合わせたタイプを選択することが可能。
阻止面に使用されるリングパネルは国内で製造しているため、高品質な部材を短納期で提供することができるほか、仕様変更など状況に応じた柔軟な対応が可能。
落石捕捉後に損傷したリングは1個単位で取り換えることができ、補修期間と費用の削減に大きく貢献する。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社プロテックエンジニアリング

https://www.proteng.co.jp/



KJS協会が技術研修会を開催(札幌、金沢)

 分類: 土木資材・工法

KJS協会(事務局:東京都青梅市)は、2023年10月、アンカー補修協会との共催で、北海道地区(札幌市)と北陸地区(金沢市)の2カ所で技術研修会を開催する。
 
KJS協会 令和5年度 技術研修会
 
■技術研修会の概要
公益財団法人 高速道路調査会 シニアフェロー 奥園 誠之 氏を特別講師として招き「グラウンドアンカーによる斜面抑止工」の講演を行う。
また、耐久性100年の付着型ECFストランドを使用し、頭部は、新形式のプレート止水構造を用いた高耐圧性と、透明キャップ・グリースレス定着具採用によるメンテナンス性の向上を実現した、安全性・耐久性・ライフサイクル経済性に優れたEHDアンカーHP工法と、耐荷体に木材を使用したKJS木製耐荷体除去アンカーの説明や、アンカー補修協会からグラウンドアンカーの補修事例について紹介する。
 
地盤工学会 CPDプログラム認定番号 継23-00211-014 3ポイント
全国土木施工管理技士会連合会 CPDS認定講習会プログラム番号(823684)3unit
 
 
■開催日時
北海道地区:2023年10月17日(火)13:00~16:00 ANAクラウンプラザホテル札幌にて
北陸地区:2023年10月3日(火)13:00~16:00 ホテル金沢にて
 
 
■参加について
北海道地区:2023年10月3日申込締切
北陸地区:2022年9月22日申込締切
 
両地区ともに事務局へ問い合わせのうえ、FAXまたはメールでの申し込みのこと。
 
 
■問い合わせ先
KJS協会 事務局
kjskyokai@kowa-anchor.co.jp



常温施工対応グースアスファルト舗装用補修材『マイルドグース』

2023年8月1日 分類: 土木資材・工法

グースアスファルト舗装の常温補修材。
化学反応硬化型のバインダを単粒度砕石(5号砕石または6号砕石)の間隙に流し込むと、バインダが砕石と一体となって硬化し、遮水性に優れた防水層を形成する。
 
1セットで0.5m²(4㎝厚)の施工が可能。
補修材でありながら、通常のグースアスファルト混合物と同程度の耐久性があるため、本施工にも使用可能である。

マイルドグースの代表的性状
マイルドグースの代表的性状

 
通常のグースアスファルト混合物は施工時にクッカー車で最低3t程度の材料を加熱・運搬をする必要があるが、本製品は現場で撹拌機を用いて混合するだけで少量製造が可能なため、材料ロスが少なく小規模施工やポットホール補修等に最適。
また、燃料消費が大きいクッカー車が不要なため、施工性の向上やCO2排出量の大幅な削減に貢献する。

マイルドグースセット
マイルドグースセット
バインダの流し込み状況
バインダの流し込み状況

 
 
■問い合わせ先
前田道路株式会社

https://ssl.maedaroad.co.jp/



 


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