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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

法面吹付用の大型有線給電ドローンによる植生基材吹付工法「グリーンインパルス」

2025年8月27日 分類: 土木資材・工法

法面吹付用の大型有線給電ドローンによる植生基材吹付工法。
エアロセンス株式会社と共同開発した国内初の技術である。
 
これまで作業員が行っていた法面での吹付作業をドローンが担うことで、安全性の向上と労働力不足の解消を図る。
 
機体は6つのプロペラを備え、ペイロードは約40㎏。
ホースを装填した状態で、上空30mまでの飛行が可能。
 
2025年7月現在、実用化に向けて吹付厚さをリアルタイム計測できる技術の実装を進めている。
 
■工法の特長
①有線給電方式のため、長時間の連続施工が可能。
②法面作業の安全性向上。
③係留飛行(30m以内)のため、飛行許可申請は原則不要。
 
■今後の展望
山腹崩壊地をはじめとする長距離高揚程圧送が必要な現場の新たな技術として実用化を目指す他、将来的にはモルタル吹付工などに活用していくことも視野に入れている。

 
 
 
■問い合わせ先
東興ジオテック株式会社
https://www.toko-geo.co.jp/



「APLASシート」

 分類: 土木資材・工法

老朽化したインフラの床板・橋脚・柱・梁などを対象に、補強工事の工期短縮とコスト削減を図る、コンクリート構造物向けの補強材。
炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)シートで、厚さは約0.25㎜。
ロール状での保管や重ね継手施工が可能で、施工対象に応じて寸法を調整することができる。
また、室内環境下での保管により、1年間にわたり高い接着性を維持する。

 
 
 
■問い合わせ先
三谷産業株式会社
https://www.mitani.co.jp/



無動力追従式切断工法「Quattro FX」を開発

2025年8月7日 分類: 土木資材・工法

第一カッター興業株式会社(本社:神奈川県茅ケ崎市、社長:安達昌史)は、老朽化した橋梁などの構造物更新における新しい切断技術「無動力追従式切断工法・Quattro FX」を開発した。
 

 
■技術概要
無動力追従式切断工法・Quattro FX」は、床版が存在する状態でも桁と床版の縁切りを高精度かつ安全に行うことができる切断技術である。
追従プーリーを活用することで一定の高さを保ちながら切断ラインを維持し、従来困難だった切断作業を効率化する。
 
 
 
■問い合わせ先
第一カッター興業株式会社
http://www.daiichi-cutter.co.jp/



砂入り人工芝「セーフティサンド SD-720S」

2025年7月30日 分類: 土木資材・工法

テニスコートをはじめとする各種スポーツ施設向けに、同社従来品「SD-720」の性能を高めた高耐久仕様の砂入り人工芝。
パイル糸にはポリエチレンを採用し、繊度12,000dtex・厚み110µmへと強化することで、耐摩耗性およびパイルの起立性が大幅に向上している。
 
■製品の特長
①高耐久・高機能パイル仕様
グリップ力やボールバウンド性能が向上し、安定したプレー環境を提供する。
②排水性に特化
基布全体に無数の微細孔を設けた「全面透水仕様」を実現。
従来品に比べて10倍超の透水性能を有し、水たまりの発生を防止する。
※:透水試験による理論値
③硅砂の通過を阻止
硅砂が下地へ漏れるのを抑える構造により、目詰まりを防ぎ、透水性能を長期間維持する。

 
 
 
■問い合わせ先
泉州敷物株式会社
https://www.ssc-sensyu.co.jp/



腰掛けテーブルベンチ

 分類: 土木資材・工法

膝に痛みを抱える高齢者等にも配慮した、ユニバーサルデザインのテーブルベンチ。
腰掛けた後に立ち上がりやすい設計で、「少し休んで、また歩き出す」という動作をスムーズに行うことができる。
 
気軽に立ち寄りやすい片側タイプと、対面で談笑や軽食を楽しめる両側タイプの2タイプが展開されており、設置場所や利用シーンに応じて選択できる。
 
遮熱性能および接触減熱性能に優れている独自の再生木材「Swood Up(Sウッドアップ)」を採用。
表面温度の上昇を抑え、快適でやさしい使い心地を提供する。


公園設置イメージ

 
■製品の特長
①高めの座面で身体的負担を軽減
座面の高さは600mmに設定しており、足腰への負担を軽減しながら着座できる。
②立ち上がりがスムーズ
テーブルに手を突いて、スムーズに立ち上がることができる。
③座りを安定させる角度設計
座面に7度の傾斜を設けており、自然な姿勢で座ることができる。
④安全性に配慮した滑り止め加工
座面表面にはサンディング処理が施されており、滑りにくい。


製品イメージ(片側タイプ)

製品イメージ(両側タイプ)

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社サカヱ
https://www.sakae-kk.com/



造園用見切材「アルミエッジフォルテ」

 分類: 土木資材・工法

従来アルミエッジの先端を8㎜幅のアーチ状とし、露出部分を強調する造園用見切り材。
 
手で容易に曲げることができ、高い施工性と重厚感のある見た目を両立する。
 
高さは3種類あり、20㎜は防草シートや人工芝、50㎜はブロックやアスファルト、100㎜は植栽帯や天然芝など、さまざまな用途に応じて選べるサイズ展開となっている。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社グリーンフィールド
https://gfield.co.jp/



植栽マルチングシート「リアリーターフ®マスターズバーク」

 分類: 土木資材・工法

高機能人工芝「リアリーターフ®人工芝」に新たに加わった、杉のバークチップをイメージした植栽マルチングシート。
 
植栽周りを引き立てる、緑になじむ自然な色合いが、鮮やかで印象的な景観を演出する。
 
耐久性に優れており、バークチップやウッドチップのように風で飛んだり朽ちることがなく、美しい景観を長期間維持できる。
 
■リアリーターフ®の特長
・静電気除去繊維を5cm間隔で織り込み、放電によって静電気の発生を軽減。
・C型断面などの特殊形状パイルを採用し、上からの圧力を分散して倒れにくい構造。
・パイルの光沢を抑えることで緑色が際立ち、自然な質感を再現。
・基盤シートの耳部分をあらかじめカット処理したことで、継ぎ目が目立たず施工性に優れる。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社グリーンフィールド
https://gfield.co.jp/



アクティオ保有のチルトローテータが「省人化建設機械」に正式認定

2025年7月28日 分類: 土木資材・工法

株式会社アクティオ(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼COO:小沼直人) 保有のコベルコ建機社製チルトローテータが、国土交通省が運用する「ICT建設機械等認定制度」の「省人化建設機械」として正式に認定された。
 

 
■「チルトローテータ」特長
①左右45度チルト、360度回転のため、掘削範囲が従来機より拡大
通常、法面を施工する場合は、施工対象に対して機体が正対しなければならないため、走行を繰り返す必要があった。
本商品は、走行せずに広範囲を掘削できるため、効率良く作業が可能である。
 
②3Dマシンコントロール仕様のバックホー搭載
バケットの角度が半自動で制御され、オペレーターの熟練度に左右されることなく、3次元設計データ通りに掘削・整形作業が可能である。
 
③NETIS登録商品
従来作業より、人工、使用燃料が削減したことが認められ、NETIS(登録番号:KT-190045-VE)に登録されている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アクティオ
https://www.aktio.co.jp/



老朽化インフラ補強工事の効率化を実現する補強材「APLAS(アプラス)シート」

2025年6月30日 分類: 土木資材・工法

三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷 忠照)のグループ会社で、プラズマによる表面改質技術に関する研究開発および製品の製造・販売を行うアウロステクノロジーズ合同会社(本社:石川県白山市、職務執行者CEO:内田 大剛)は、新工法「APLASシート工法」に用いる「APLASシート」を発売する。
 

 
■概要
APLASシート工法は、老朽化インフラの床板・橋脚・柱・梁等を対象とした補強工事の工期短縮とコスト削減を図る新工法である。
APLASシートにはすでに樹脂が含浸しているため補強対象に簡単に貼り付けられ、現行工法の炭素繊維接着工法で必要とされている一部の施工工程が不要となることから、直接工事費の削減も期待できる。
なお、施工試験の検証結果では、現行工法と比べて作業時間を約40%短縮できることを確認している。
 
 
 
■問い合わせ先
三谷産業株式会社
http://www.mitani.co.jp/JP/index.html



仕上げへの干渉が少ないフラットなCFRPプレート用定着体「e-アンカー」を開発

2025年6月11日 分類: 土木資材・工法

株式会社コンステック(所在地:大阪府大阪市、社長:茶家義明)と福井ファイバーテック株式会社(所在地:愛知県豊橋市、社長:福井英輔)は、コンクリート構造物の補強で広く用いられている炭素繊維強化プラスチックプレートの端部定着に用いる「e-アンカー」を開発した。
 
e-アンカーは独自の成形技術により、プレートとストランドを一体としたCFRP成形品である。
ストランド部分をコンクリート孔内に挿入、プレート部分をCFRPプレートに接着することで、CFRPプレートの定着を図る。
これにより、従来の機械式定着に比べて施工後に生じる段差を小さくすることができ、仕上げへの干渉が少ないフラットな仕上がりとすることが可能。
 

 
■特長
・e-アンカーは厚みが小さく、仕上げへの干渉が少ない
・耐久性の高いCFRP成形品であるため、腐食等が生じない
・施工時に容易な角度調整が可能
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンステック
https://www.constec.co.jp



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