建設業×ITツールの情報・事例紹介サイト

建設ITガイド

Catalog

建設DXカタログ

CIMやBIMをはじめCADや土木、建築、積算、電子納品などの各分野における注目ソフトウエア、ITツールを紹介しています。

IoT建設現場モニタリングシステム
Trusstor(トラスター)

株式会社ダイテック

“作業員・建機の位置”と“現場の安全”をリアルタイム可視化

 
Trusstor(トラスター)
 

概要

従来の現場管理では、作業員および機器・機材の位置情報や安全状況を把握するために複数のシステムや紙ベースの記録が必要となり、情報が分散しやすく、リアルタイム性に欠けるという問題がある。
安全管理と工程管理が別々に運用されることで、異常や遅延の兆候を早期に発見できず、対応が後手に回るケースも少なくない。
また、現場でのデバイス設置には電源や通信ケーブルの確保、改修工事が伴うことが多く、導入のハードルが高いことも課題となっている。
 
「Trusstor」は、位置情報取得用のIoTデバイスとクラウドサービスを組み合わせることで、建設現場における作業員および機材の位置情報、安全管理、作業進捗をリアルタイムで可視化するプラットフォームである。
IoTデバイスは軽量・高耐久・バッテリー内蔵で、導入に際して設置工事、電源工事、配線工事を必要とせず、現場への負担を最小限に抑えつつ、容易に導入可能な設計となっている。
IoTデバイスから収集された情報を基にクラウドサービス上で安全・工程・課題を一元的に管理できるだけでなく、蓄積されたデータを分析することにより、経営層および現場管理者の迅速かつ的確な意思決定を支援する。
 
 

開発元概要

本プラットフォームは、IT先進国イスラエル発の企業Trusstor Technologies Ltd.によって開発されたものである。
すでにアメリカ、ヨーロッパ、中東の多数の建設プロジェクトに導入されており、事故対応の迅速化、業務効率化、コスト削減において顕著な成果を上げている。
日本国内においても大手ゼネコンとの実証実験を経て、2025年秋から正式に販売が開始された。
 

 
 

主な機能

・リアルタイム可視化モニター
現場に配布されたIoTデバイスから収集されたデータを基に、作業員や機器の位置と稼働状況、仮設昇降機や高所作業車の位置と稼働状況、現場事務所内の人員などをリアルタイムで把握可能である。
今週予定されている作業の進捗状況、タスク、安全ログも一覧で表示され、現場の全体像を即座に把握できる。
工程表やタスクマネージャーと連動しており、自動で同期されるため、一画面で必要な情報を瞬時に取得できる設計となっている。
 
リアルタイム可視化モニター
 
リアルタイム可視化モニター2
 
・工程表機能
工程表と現場の実データを自動で突き合わせ、実際の作業進捗をリアルタイムで工程表に反映する。
これにより、計画との差異や遅延を早期に検知することが可能である。
協力会社ごと、または階ごとに、4週間先までの作業内容が表示される。
また、Autodesk Construction Cloud,Microsoft Project,Oracle Primavera,Procoreなどの他社ソフトとも連携機能を備えている。
 
進捗状況を一覧で表示する進捗管理表の機能も備えており、緑は完了、赤は遅延など、色で直感的に進捗状況を把握できる。
また、ワンクリックでデータを出力して印刷することも可能である。
 
工程表機能
 
・タスクマネージャー
現場で発生した課題や指摘事項をクラウド上で一元管理する。
担当者の割り当て、是正状況、締切日などをリアルタイムでトラッキングし、進捗や未対応項目を可視化する。
また、レポートも自動で出力でき、現場外の関係者との情報共有も容易である。
モバイル端末からオフラインでも課題点を登録することができるため、現場巡回中などでも使用可能である。
 
タスクマネージャー
 
・データ自動分析
日、週単位の進捗状況の分析や、労働リソースの分析、協力会社ごとに誰がどこで何時間過ごしているのかを調べるなど、多様な切り口でデータを自動分析する。
これにより、工程や人員配置の最適化など、データに基づく意思決定を支援する。
他にも事故発生時の作業内容と使用していた建機、周辺にいた作業員の特定などの事故対応を支援する機能や、タイムカード機能、人や機器の移動経路の追跡機能なども備えている。
 
データ自動分析
 
データ自動分析2
 
・経営層向け進捗管理ツール
複数現場の進捗・コスト・稼働率などの主要KPIを一画面で俯瞰することができる。
各現場の状況や課題、ベンチマーク、リスク分析などが自動集計され、経営層の迅速で的確な意思決定をサポートする。
 
 

導入が容易なデバイス

本ソリューションの中核を成すのが、3種類のIoTデバイスである。
作業員が身に着けるカード型の「スマートバッジ」、現場の指定箇所に設置する「ビーコン」、位置や稼働状況を把握したい機材に取り付ける「設備ロケーター」である。
いずれも小型・軽量であり、バッテリー駆動であるため電源ケーブルや改修工事は不要である。
バッテリーは「スマートバッジ」が約6カ月、「ビーコン」が約42カ月、「設備ロケーター」が約18カ月持続する。
BLEおよびLoRa通信に対応しており、屋内でも安定した通信を実現する。
 
導入が容易なデバイス
 
 

安全管理への貢献

各種センサーを内蔵したスマートバッジは、作業員の転倒・落下を即座に感知できる高度な技術を搭載。
制限区域への立ち入りや資格の有効期限切れ、傾斜・速度の異常など、125種類を超える危険アラートをリアルタイムに発信する仕様とし、現場で想定される多様なリスクにアプローチできる。
万一の事態には、スマートバッジに設けられた緊急SOS通報ボタンにより、迅速な通報と初動対応を可能とし、トラブル発生から救助までのタイムラグを大幅に短縮する。
 
設置したその日からリアルタイムの安全管理を開始でき、アラート内容は即座にクラウドへ記録され、蓄積されたデータは現場レポートや経営層向けダッシュボードで即時に分析・可視化される。
これにより、発生傾向の可視化や過去の対応履歴の閲覧も可能となり、安全対策のPDCAサイクルをクラウド上で効率的に回すことが可能となる。
 
 

権限設定

建設現場には、さまざまな協力会社が関わり、それぞれ異なる役割や責任を担っている。
しかし、全ての作業者に同一の権限を付与してしまうと、誤操作や不正利用といったリスクが発生し、現場の安全性や管理効率に悪影響を及ぼす可能性がある。
 
本システムでは、協力会社ごとに操作権限を設定できる仕組みを採用している。
これにより必要な機能だけを適切に付与し、不要なアクセスを防止することで、リスクを最小限に抑える。
柔軟な権限管理により、安全性を損なうことなく、効率的でスムーズな運用が可能となる。
 
 

実績

2024年、国内大手ゼネコンと実施した実証実験では、人員管理に加え、高所作業車の位置追跡と稼働状況の分析を行った。
その結果、報告書類の自動作成により、職長の業務時間を1日当たり約80分削減できることが確認された。
さらに高所作業車は実際には全体の約25%の時間しか稼働していないことが判明し、不要なレンタル機材を返却することで、大幅なコスト削減に成功した。
 
 
 

標準価格(税別)

 
要問い合わせ
株式会社ダイテック
Tel.03-5762-8660
動作環境
動作環境 インターネット接続
OS Windows 11/10/7、macOS、iOS、Android

最終更新日:2026-05-27

関連リンク

ソフト詳細
Trusstor(トラスター) 資料請求

一覧に戻る

  • 建設マネジメントプラザ
  • インフラみらいNOTE
  • 災害復旧資材の供給情報提供窓口
  • いんさつPlaza
  • 住まいの資材と見積もり積算資料ポケット版WEB
  • 公共建築工事共通費の算定
  • Software Plaza ソフトウエアプラザ
  • 積算資料電子版
  • 積算資料Portal
  • けんせつPlaza
  • BookけんせつPlaza
  • 講習会Plaza

↑