自治体版:直営点検を強力にサポート
民間版:安価で使いやすい橋梁点検用ツール
自治体版
・誰でも使える簡単な操作性
・点検に不慣れでも記録できる
・必要十分な点検記録
・明確なコスト縮減効果
直営点検は非降雪期や渇水期に行われることが多く実施期間が短いため、点検ツールには短時間で確実な成果が求められる。
アレリオは誰でもすぐに感覚的な操作が行えて、現場ではタブレットの損傷図機能で損傷と写真を関連付けて記録し、内業の自動化をスムーズ行い、点検要領に沿った調書作成を効率的かつ高いコストパフォーマンスで遂行する。
①現場用タブレット端末
(損傷スケッチ、記録様式直接入力など)
②点検調書自動作成機能
(写真整理、損傷図作成の自動化)
③国交省様式出力
(全国道路施設点検データベース登録用)
④点検調書出力
(現況写真、損傷写真、損傷図、一覧)
⑤点検記録蓄積機能
(5年ごとの点検記録を継続的に保管)
紙野帳を使うアナログな点検記録に比べ、調書作成の時間を大幅に削減できる。
内業時間約75%削減 ※同社試算
NETIS(新技術情報提供システム)に登録済みの本システムは、従来の手作業で行う帳票作成に比べ、約75%以上の内業時間縮減が可能(※同社試算)。
全国的な問題となりつつある慢性的なマンパワー不足をシステムで補うことで、直営点検実施が比較的容易となり、委託点検コストの大幅な縮減効果が見込める。
既に直営点検を実施している自治体では、点検業務フローの見直しと帳票作成の自動化で生産性が向上し、労働時間短縮が可能となる。
職員による直営点検を強力にサポートし、民間版とも連携可能な管理者向けシステム。
写真整理や損傷図作成は全て自動化。
わずかな時間で点検調書を自動作成できる。
民間版
受託した点検業務にアレリオを利用する際は過年度点検調書データを取り込んで利用することが可能である(※1)。
まず、過年度点検調書データをデータマッピングウェブサービスで今回点検に必要な情報を抽出し、点検用下図にプロットする。
現場用タブレット上の図面で旗を選択
(タップ)すると画面を2分割して、左側に前回写真と損傷状況が表示し、右側に今回記録が行える。
今回の点検記録と過年度点検結果をタブレット画面に集約することで手荷物が減らせて足場の悪い現場でも安全性の向上が期待でき、現場での点検記録効率の飛躍的な向上が見込める。
民間向けシステムはユーザーのニーズが高度化する傾向にある中で、要望などを聞きながら順次対応しつつ、今後も進化を続ける。
※1 利用可能な過年度点検データには条件があるため、要問い合わせ。
アレリオは橋梁の規模や使用条件に関わらず利用できるため、発注者に新技術を求められた際に容易に利用することができる。
特殊な機材やオペレーターは不要なため、比較的安価に利用できる点も大きなメリットである。
・点検調書作成の膨大な内業業務(長時間労働)→効率化による労働時間の短縮(働き方改革の実現)
・受注できる仕事量のキャパシティ限界
(売上の停滞)→余剰時間で受注量UP(売上増)
・写真撮り忘れ等による手戻り→電子野帳のチェック機能(2度手間防止)
など
システム開発経緯
九州エリアで数多くの点検実績を持つ株式会社ソラサポ8から内業効率化のためのシステム開発要望を受け開発スタート。
2019年に初期システムのアレリオ橋梁点検ver.1が完成し、2021年にNETIS登録が完了した。
ユーザーなどからの要望を受け2023年にアレリオ橋梁点検ver.2を開発した。
2024年に改訂された点検要領(技術的助言版)にも対応済み。
同システムは、ver.1の実用性に富んだ必要十分な機能を継承しつつ、機能面や運用面においてユーザビリティの充実を図った。
5年ごとの点検記録を継続して保管することができるようになり、パソコンやタブレットの画面上で前回記録との比較が容易に行える。
機能性は向上させたものの、操作方法は変わらずシンプルで、点検業務を行うあらゆる年齢層において誰でも使えるシステムに仕上がっている。
要問い合わせ
株式会社エージェンシーソフト
Tel.03-5283-9705
メール:bridgetab@agencysoft.jp
https://www.agencysoft.co.jp/bridge/