ユーザーの状況をヒアリングしながら、ベストのBIM導入をサポートシスプロBIM導入・立上げ支援サービスのStep1・2・3 加速しはじめたBIMによる設計 国土交通省のBIMガイドライン策定や民間物件でもBIMによる設計が求められるようになり、中・小規模の設計事務所、総合建設業におけるBIMの立上げが加速し始めた。 このような業界の流れを受け、2013年に開始したシスプロの「BIM導入立上げ支援サービス」へ、多くのユーザーから問い合わせが届いているという。 「BIMツールは購入したが、BIMが進まない」、「導入したツールを使用できる人員を増強したい」、「実物件に一緒に参加してほしい」などサービスへの要望はさまざまである。 シスプロのBIM導入立上げ支援サービスとは 同サービスを開始した目的は、導入企業が従来の設計業務からBIMへスムーズに移行できるように支援することである。 そのために、サービス開始前に「BIMで何を実現したいのか」等、「目標設定」を導入企業に依頼している。 導入企業との共通認識・合意を基に具体的なスケジュール化を行い、サービスを開始している。 【ARCHICADの導入立上げ支援サービス例】 1.業務に基づくデータ入力方法のオンサイトサポート 2.テンプレート作成 3.オブジェクト部材(GDL)の追加作成 4.業務フローに即した作業手順書の作成 など 同サービスが目指すのはあくまでもユーザーのBIM導入立上げの成功である。 そのために、目標に合わせた入力ルール作りを基本にした実現しやすい「小規模物件」や「過去の実物件」で同サービスを着手し、モデル作成から図面、数量積算など、計画的にステップを踏んでいくことを推奨している。 BIM導入立上げ成功のために 同サービスを開始し3年目を迎えようとしている。 BIMツールを導入したばかりのユーザーは、BIMツールの習得と、BIMワークフローへの移行を同時期に行うことが求められるが、実はそれが負担になっている。 そのため、ユーザーの依頼として「BIMモデルの作成」を受けることがあるが、その場合、設計変更のたびに何度も2社間で情報交換が必要になり時間やコストの増大を招いてしまうケースが起きた。 シスプロでは「BIMモデルの作成」は、メニューのひとつとして用意しているが、それは同サービスをゴールまで導くための一時的なメニューと考えている。 そのため、BIMツールでユーザー自身が設計することのメリットを、今後も説明し続けて行く。 またBIMへの移行に伴う負荷については新たなメニューを提供し、軽減を図りたいと考えている。 【同サービス追加メニュー(ARCHICAD編)】 ●BIM設計のための導入立上げ講座 設計者がBIMを始める際、従来の設計業務とBIM設計の違いを把握し、課題を解きながらBIMを構築する(2016年4月.開講予定)。 サービス内容を拡張し、多くのユーザーにBIM導入立上げの成功を実感してもらい、また、中・長期に渡りユーザーとともに歩むパートナーとしてこれからも支援していく。 主なBIM支援ツール・実績 ●主なBIM支援ツール Graphisoft社の建築意匠BIMソフト「ARCHICAD」および関連製品 シスプロ開発販売する設備BIMソフト「DesignDraft」 BIM/建築3次元用プレゼンテーションソフト「Lumion」 ●実績 総合建設業11社、設計事務所8社、その他4社、現場作業ごとのスポットにも対応
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