ユーザー数が20,000社を超える「デキスパート」

施工管理システム「デキスパート」の特長は、豊富なラインナップの中から業務に合わせて必要なアプリケーションを自由に組み合わせられる利便性、社内の統一化が図れるインストール・稼働台数無制限のシステム、そしてユーザーから好評のサポートシステムにある。発売以来順調にユーザー数を伸ばしている「デキスパート」について、実際に使用している現場の声を聞いてみた。
会社概要
株式会社 丸本組
所在地:宮城県石巻市
設立:昭和21年
資本金:2億8,000万円
従業員数:130名
宮城県石巻市において土木・建設工事の設計および請負を行っている丸本組で、施工管理システム「デキスパート」(建設システム)を導入したのは、1998年2月。約30種類もあるラインナップの中から、最初は
「出来形管理システム」や
「出来形展開図作成」を初めとする4種類を選択し、今では10種類以上のアプリケーションを使用している。今回は、主任の三浦氏にお話を伺った。
主に使用されているソフトは?
「出来形管理システム」、「写管屋」、「現場大将」、「実戦工程表」、「文書作成システム」の5つのアプリケーションを主に使用しています。やはり、電子納品のために使用している現場代理人が多いのが現状ですが、「デキスパート」は連動性が非常に高いので、それぞれのアプリケーションを使いこなすことで業務の効率に非常に役立っています。現在では、35人前後の現場代理人が30ヵ所近くの現場で同システムを利用しています。現場持ち出し用として複数本のプロテクト装置の利用で、現場事務所においても書類の印刷ができます。
以前の業務と比べて、どのように変わりましたか?
以前は色々な書類を、Excelをはじめとする複数のアプリケーションを使って作成していましたが「デキスパート」を導入してからは、他のアプリケーションを使用しなくてもよくなりました。「デキスパート」には各業務に対応できる豊富なラインナップと、それぞれのアプリケーションにさまざまな様式が登録されているので、ひとつのシステムでいろいろな業務や各発注者に対応でき、とても便利です。また、各アプリケーションのデータが連動するので、時間効率の面でも非常に助かっています。特に「現場大将」を使用することで、以前は外注に出していた座標計算が手元で瞬時にできるようになり、かなりのコスト削減と時間短縮が実現しました。
サポート体制に関してはいかがですか?
ソフトの操作につまずくとサポートセンターに電話をします。女性のスタッフでも、ソフト知識はもちろんのこと土木知識があるので非常に助かります。以前に一度、どうしても電話で問題が解決しないことがありました。その時には実際のデータをメールでやり取りしてデータを検証してくれました。そんな熱心さがとてもうれしいですね。


現場大将 写管屋
会社概要
株式会社 深澤工務所
所在地:山梨県南巨摩郡
設立:昭和56年
資本金:4,000万円
従業員数:60名
山梨県で土木・建設工事を行う株式会社深沢工務所では、電子納品の対応をきっかけにソフト選定を開始した。「デキスパート」を導入したのは約2年前で、導入後は書類作成の効率化だけでなく、社内のITスキルが格段に向上したと喜ぶ主任の望月氏にお話を伺った。
導入したきっかけは?
導入当時は、「デキスパート」と他メーカーのソフト2種類の計3種類でどれにするか迷っていました。それぞれのソフトを比較した結果、導入の決め手となったのは、写真分類をしながら出来形管理表が自動作成できる「写管屋」と「出来形管理システム」の連動部分が非常に良かった点と、周りで「デキスパート」を使用している元請業者が多かった点ですね。
主に使用されているソフトは?
「写管屋」と「電子納品支援システム」です。現在、3つの営業所内の約100現場で電子納品を行っています。初めは正直言って操作に戸惑いましたが、慣れてくると非常に使いやすく便利なソフトだとわかります。特に電子納品に関しては、複雑で面倒な要領(案)・基準(案)などの知識がなくても、「電子納品支援システム」のアシスタント機能を参照することで、簡単に納品データが作成できるようになりました。
以前の業務と比べてどのように変わりましたか?
今までは現場監督がCAD専属、書類専属というように各担当者に図面や書類の作成を投げてしまっていました。しかし導入後は、全員が自分の仕事は「デキスパート」でといった動きになっており、仕事に対する意欲や責任も高まりました。インストール・稼働台数無制限なので、全監督がソフトを使用できる環境と便利な機能が現状を作っていると思います。
サポート体制に関してはいかがですか?
電話サポートにはいつも助けられています。電話は相手の顔や状況が見えないので最初はしっかりとサポートしてもらえるのか不安でしたが、サポートセンターのスタッフが常に一緒に同じ画面を見ながら説明してくれるので、とても理解しやすいです。また、電話応対が非常に親切で丁寧なところもとても良いです。
今後望むことは何ですか?
少し前では、CADがあまり使えなかったので気にならなかったのですが、CADが使えるようになった今では、CAD上での展開図作成ができると良いと思います。そういった意味でも、新製品の「A納図[A-NOTE]」に期待しています。

電子納品システム A納図[A-NOTE]
←戻る ↑ページ上へ ↑記事一覧へ