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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

120周年のその先を見据えた成長と発展への挑戦

須賀工業株式会社

使用製品 PLANESTシリーズ


須賀工業株式会社
所在地:東京都台東区(本社)
創立:1901年
資本金:19億5000万円
従業員数:590名(2020年12月現在)
https://www.suga-kogyo.co.jp
 

左から    東京支社 設計部積算課 主管 山崎 千夏 氏  
新積算ソフト導入委員会 委員長 経営企画本部 事業企画室 部長 鈴木 正美 氏  
エンジニアリング・環境技術部 主管 小池 亮一 氏  

須賀工業株式会社は1901 年の創業以来、空気と水の環境エンジニアとし
て、確かな技術力と豊かな発想力で建物に命を吹き込み「安全・安心・快適な空間環境」を提供し続けている。そして2021年3月には創業120周年を迎えるに当たり「120周年のその先へ」をテーマに掲げ「生産性向上を目指した働き方改革への挑戦」を積極的に進めている。その取り組みのひとつである「新積算ソフト」の導入について話を伺った。
 
 

導入の背景

2017年7月、Windows7の延長サポート終了期限が迫っていたため、次期OSであるWindows10に対応する積算ソフトの選定・検討を始めました。
 
選定に当たり、積算作業の生産性向上はもちろんのこと、当時すでにクラウドサーバーでのデータ管理体制に移行することが決定していたため、「クラウドサーバーでの一元管理」が必須かつ最も重要な条件でした。
 
「PLANESTシリーズ」はクラウド上での一元管理の運用実績が多数あり、ライセンス管理がクラウド認証であること、業界でのシェアが高いことから採用に至りました。さらにソフト機能の進化による生産性の向上だけでなく、積算部門が使用する「PLANEST ef」と工事部門が使用する「PLANEST Bitz」の高い互換性も魅力で、積算データの共有化による利便性の向上を見込むことができました。
 
また旧ソフトもコスモ・ソフトさんのサポートがあった経緯があり、当社の使い勝手を理解しながら要求に応えていただけるという期待がありました。
 
※インターネット環境があれば、PLANESTのライセンスを取得できる、コスモ・ソフトが提供するライセンス管理サービス
 
 

導入の経緯


2017年7月
 積算分科会でWindows10 対応の新
 積算ソフトの検討開始
 
2018年6月
 PLANESTシリーズ導入決定
 新積算ソフト導入に向け、ソフトのカスタマイズ、データのコンバートおよび操作指導を行うため「新積算ソフト導入委員会」を立ち上げ
 
2018年7月 
 開発、マスター構築開始
 
2019年4月 
 運用環境構築、ユーザー教育開始
 
2019年10月 
 PLANEST ef、Bitz運用開始
 
2020年4月
 積算部門でのリモートワーク運用開始

導入から稼働まで

初めて操作した際、積算員が感じたことは「画面構成や操作性の違い」による強い抵抗感でした。このままでは導入時の混乱は避けられないと判断し、何度も打合せと検証を重ね、画面構成は旧ソフトに近いデザインに変更し、操作性の違いはマスターなどを改良することで解消しました。
 
こうして、旧ソフトのイメージを引き継ぎつつPLANESTの良さを引き出せるように改良することで、新ソフト移行時の違和感を減らすよう工夫しました。
 
その後2019年4月より半年をかけてコスモ・ソフトさんの協力を得ながら各支店の責任者の教育からスタートし、ユーザーの教育を行いました。
 
最初こそ戸惑いはありましたが計画通りの移行ができ、2019年10月本運用への切り替えはスムーズに行われました。
 


生産性向上と働き方改革への挑戦

新旧ソフトでいくつかの物件を比較検証したところ、積算時間が35%程度低減されるという結果を得られました。これはPLANESTの計算速度の向上と、機能の進化・利便性向上の効果によるものです。
 
作業効率改善のために特に踏み込んで改良した点は、これまでExcelを利用して算出していた項目のうち、ロジカルに処理できるものはソフト側に取り込んだことです。
 
またソフトが持つ、いくつもの便利な機能も作業時間の短縮と労力の削減に役立っています。その一つにエリア指定による自動拾い分け機能があります。以前は拾い手の判断に委ねられ、客観的なチェックが難しかった施工区分・保温区分の拾い分けが自動化され、同時に可視化されるようになり、ビジュアル的なチェックが可能になりました。さらに拡張エリア機能を利用することにより複雑な工区分けにも対応しやすくなっています。
 
また修正作業も簡単な操作で行うことができ、間接費などは変更箇所が色付表示されるので積算ミスの防止に役立っています。さらに作業中でも画面上で見積書のチェックが可能なのでペーパー印刷が大幅に減りました。変更前後の見積明細を比較する増減見積書作成なども便利な機能だと思います。
 
運用管理面においては、部署・役職・担当者別にクラウドへのアクセス権限を細かく設定することで、操作ミスによる変更や削除から見積りデータを保護しています。また一元管理によるデータ共有の有効性は他の場面でも確認されており、物理的距離やシステム上の壁を越えて、支店間の積算応援などがスムーズに行えるようになりました。
 
 

新しい取り組みとして


2020年、当社はテレワーク勤務を導入しました。
 
積算業務はテレワークにおいても、社内と同じ環境でPLANESTを利用しており、品質の確保と生産性向上の両立を目指した働き方改革を進めています。導入に当たり、データの管理方法やセキュリティ対策を考慮しながら、会社の規則に従ったテレワークを活用しています。

今後の展開


運用開始から1年が経過し、次のステップとして、官庁案件対応のための複合単価用マスターの構築、そして自社積算手法をさらに発展させるため、PLANESTが備えている機能のさらなる活用について、コスモ・ソフトさんと連携して実現していきたいと考えています。
 
また部署が異動し積算案件を引き継ぐ場合に、ログイン担当者を一括変換できるような管理側の利便性が高まる機能の開発も期待しています。
 
さらに、積算業務の効率化につながるBIM対応機能や代理店見積取込み機能など、これまでにない新しい機能の提供も楽しみにしています。


 


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