建設ITガイド

トップ >> 成功事例集 >> 鉄骨施工図から現寸まで新しい可能性を求めて
成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

鉄骨施工図から現寸まで新しい可能性を求めて

株式会社中尾工務店

使用製品 建築専用鉄骨CAD「KAPシステム」


株式会社中尾工務店
所在地:福岡県北九州市
設立:2011年5月
従業員数:10人
事業内容:建築鉄骨加工図設計
 
 
 
福岡県北九州市の株式会社中尾工務店は、大型ビル物件を中心に高精度の2次元、3次元鉄骨施工図等を手がけている。鉄骨専用CADシステムは複数存在するが、同社では日本ファブテック株式会社のKAPシステムを採用した。今回は、KAPシステムの導入経緯から運用方法、さらには3次元施工図作成に関わる人材育成まで、代表取締役社長 中尾勉氏に話を伺った。
 
 

はじめに

弊社の主要な事業内容はビル(大型物件)を主とした鉄骨施工図作成、現寸作業です。主に実寸法師CADを使っていますが、今まで以上の弊社での一括システム化を期待し、数社の専用CADを比較していました。
 
まず考えたのが、2次元以上3次元未満の強化。いずれは紙面からパソコンやタブレット端末への移行はとても大切ですが、今の時点ではやはり紙ベース。だから弊社では2.5次元を目標としました。できるだけ見やすく、相手先が求める図面を目指し、確認等は3次元でできるようなシステムを作りたいと考えています。
 


大学

病院

 

KAPシステムの導入理由

専用CADが数社ある中でKAPシステムを選んだ理由は、大型物件でも、入力が数人で同時にできるため時間短縮が可能で、バッチ処理機能により数万トン級の処理も対応可能であることです。弊社で使っている実寸法師CADとの連携ができることなど、社内効率UPが期待できます。
 
また、KAPシステムが全国のファブリケーターさんに販売している普及率の高さと、弊社の取引先の方もKAPシステムを使っていると以前から聞いていましたので、取引先とのデータ受け渡しがスムーズに行えるなど、充実した機能が最終的に導入するきっかけとなりました。
 


体育館

ホテル

 

KAPシステムの運用紹介

KAPシステムの活用ですが、やはり初めは基本入力などスムーズにできませんでした。CAD初心者には入力方法がたくさんあって少し混乱してしまいました。あと3次元の見る方向の定め方が難しいなど、いくつかの問題がありました。やはり大型物件が多い弊社では、特殊な納まりがいくつもあり、どうしてもマクロやロギングでの対応になります。ほとんどの納まりに対応していただける、マクロ、ロギングの数には驚いています。
 
ですが、時間が大幅にかかり、納期などもあるので未完成のまま出力しないといけない状況があるのも本音です。しかし、物件入力を重ねていけば多様なことができるので、どんな物件にも対応できる素晴らしい専用CADシステムだと実感しています。
 
KAPシステムにて3次元モデルをDXF、実寸法師(TDX)データに変換をかけ出力できますので、質疑に3次元をPDFにて出力しイメージを共有でき便利です。
 
積算重量で物件規模と部材くらいしか分からない時がありますが、仕口処理、継手(SCSS-H97)、また入力履歴の経験数値が蓄積されているデータを利用でき取り急ぎ重量が知りたい時など助かっています。
 
KAPシステムの具体的な運用についてですが、一般図関係・単品詳細図・各種リスト・指示書まで一連を処理し利用しています。
 
弊社では、KAPシステムの他に実寸法師を使用しており設計図や、他業者様作図のDWGデータやJWW等のデータをほぼ読み込めるので、データ変換などで悩むことも少なくなりました。また、文字化けなどもなくなり作業がスムーズです。実寸法師からKAPシステム用の作図データに変換できるので、コロナ渦も作業効率を落とすことなく作業ができました。
 
KAPソリューションで発表されていたクラウドリモートも今後、働き方改革などで視野に入れていきたいと思っています。従来のリモート作業とは違い、いつどこにいても作業環境さえ整っていれば複数人同時登録が可能と聞いているので、ぜひとも有効利用していきたいと考えています。
 


市役所前ビル

空港

 
 

人材育成の夢

弊社ではCAD初心者でも分かりやすく、できるだけ早く操作でき、形あるものが出来上がるように育成したいという思いがあります。今は昔と違い、専用CADのおかげで短時間で入力の技術を覚え、施工図を作ることが可能です。できるだけ正確に入力できる分かりやすいソフトを見つけたいと探していた時のKAPシステムとの出会い、これからCAD初心者への指導がスムーズにでき、人材を確保したいと考えています。
 
KAPシステムは、ほとんどの物件入力ができるからこそ奥が深いと感じています。それ故に、コマンドの場所や意味の理解に時間がかかります。特にマクロやロギングの理解には経験も必要です。
 
今後は、操作ガイドの充実KAPシステムの多様な出力マニュアルの簡素化など、初心者でもきちんと理解でき、次世代の人材育成に役立つような進化を期待します。
 
 


新製品ニュース

業界初、DXで安全管理を効率化。MRを使った足場安全教育コンテンツ


建設ITガイド 電子書籍 2021版
建設ITガイド2021のご購入はこちら

サイト内検索

掲載メーカー様ログインページ


おすすめ新着記事

 



  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会