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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

さまざまな国の外国人エンジニアの活躍にREAL4が貢献!

株式会社北二

S/F REAL4


株式会社北二
所在地:富山県氷見市
創業:1962年
資本金:2,000万円
従業員数:38名
事業内容:鋼構造物加工、総合建設、設計、施工
http://kitani55.co.jp/
 

品質管理・技術部 部長  
山下 一夫 氏  

富山県にあるHグレードファブ、株式会社 北二。さまざまな国の外国人エンジニアを受け入れてきた先駆的な会社である。外国人エンジニアがCADスタッフとして活躍する上でREAL4が大いに役立っているという。
同社の北林延元代表取締役社長、中川浩延専務取締役、品質管理・技術部の山下一夫部長に、株式会社ドッドウエルビー・エム・エス金沢支店の田村支店長とともに話を伺った。
 

 

さまざまな国の外国人エンジニアさんが活躍しておられるそうですね。

北林社長:いろいろな国のみんなと協業しています。当社では20数年前から研修生・実習生を受け入れてきました。現在では、それぞれの国の大学や就職先などで技術を学び、就労ビザを取得した中国・ベトナム・ミャンマーなどさまざまな国の人たちを、外国人エンジニアとして採用しています。優秀な彼らが活躍してくれると、会社の中も刺激を受け、活性化されます。外国人エンジニアは今や当社にとって“超戦力”といえる、欠かせない存在です。言葉の壁をなくすことにおいてREAL4はとても役立っています。
 
 

REAL4の導入は2013年4月ですね。導入の理由について教えてください。

中川専務:以前からS/Fライナーを使っていたので、REAL4 の導入はすぐに決めました。さらにそれ以前は他社のCADを使っていたんですが、S/Fは使いやすいことや値段の手ごろさなどから、やはりいいと感じていました。それにしてもREAL4、めちゃくちゃ進化しましたね。導入後もいろいろと要望を出してきましたが、どんどんいい感じになってきて、常に進化し続けていると驚いています。
 
 

REAL4の良さは何でしょうか。

山下部長:3Dをリアルタイムで、目で見て確認できるのが、やはりいいですね。納まりの確認に便利です。外国人エンジニアにも言葉での思い違いをなくすことができます。
 
中川専務 :ゼネコンさんに対しても、ノートPCを持っていて3Dで見てもらうことで、すぐに理解してもらえるようになりました。
 
 
 

REAL4の特殊部品の機能は使っていますか?

山下部長:使っています。特殊部品の機能は最初のころは使いにくかったんですが、バージョンアップで入力の仕方が改良され、ものすごく使いやすくなり、今はバンバン使っています。以前は汎用を使わないと入力できなかったものが、特殊部品で入力できるようになったことで、取り付け忘れミスがなくなりました。また、管理資料に特殊部品のデータが反映されるので、とても便利になりました。
 
 

分類の機能はどうですか?

山下部長:便利ですね。分ける項目ごとに名前を付け、さまざまな形で活用しており、管理にとても役立っています。例えば、重機の用意などのためにお客様から部材一つ当たりの重量を尋ねられたときも、すぐに正確な重量を答えることができます。
 
 

他にも良くなったことがありますか?

中川専務:斜め対応、寄棟、全体的な精度も上がりましたね。複雑な建物も入力方法を工夫すれば、だいたい入るようになりました。
 
山下部長:管理資料についても以前はエクセルで出力できなかった項目がありましたが、それができるようになったのも便利ですね。ゼネコンさんからExcelでほしいという要望は以前からありましたので。
 
 

ガイド図機能は使っておられますか?

田村支店長:汎用CADで書かれた図面を下絵のように読み込んで使う機能です。
 
山下部長:使っています! 大変便利ですね! 金物や胴縁などの情報を変換して読み込んで使っています。
 
 

REAL4導入後、専用CADと汎用CADを使い分ける割合は変わりましたか?

中川専務:専用CADを使う割合は格段に上がっていると思います。
 
山下部長:今、専用9:汎用1という感じです。
 
 

時間短縮の成果は出ていますか?

中川専務:全体的な時間は20%ぐらい短縮できていると思います。物件数も増えているので、一つの物件をこなす期間は間違いなく減っています。
 
 

今後にどんなことを期待されますか?

中川専務:合算機能をもっと強化してもらえると、REAL4のユーザーは格段に増えると思います。
 
田村支店長:お客様によってかなり合算機能を使っておられるところはあり、2次部材だけを工区ごとに分けて何人かで入力し、合算して使っておられます。合算機能の強化は確かに必要ですね。
 
中川専務: S/Fライナーのときは一人一物件入力でしたが、BIM化が進む最近では大手ゼネコンさんから「2人でやれない?」と言われますからね。
 
山下部長:要望としては、外国人エンジニアももっとREAL4を使いやすくなるといいですね。外国人エンジニアのみんなはガッツがあり、CADの操作を覚えるのが早く、理解が早い。とても優秀です。外国人エンジニアにもREAL4が使いやすくなることは、グローバル化につながり、ドッドウエルさんにとってもプラスになるのではないでしょうか。
 
北林社長:コマンドの英語バージョンがあるといいね!
 

外国人エンジニアの皆さんをはじめとするCADスタッフ

 

御社の今後への抱負を教えてください。

北林社長:日本の鉄骨のレベルは世界でもかなり高いといえます。そして国を問わず、優秀な人はいます。そうした人たちに日本に来てもらって鉄骨を見て学び、肌で触れ、CADを学んでもらう。そうした日本で経験を積んだ優秀な人材の活躍の場がもっと広がるよう、新しい取り組みを考えていきます。言葉の壁をもっとなくしていけば、当社も、さまざまな国の人たちも、活躍できる場はもっと広がる。そういう夢を持っています!
 

外国人エンジニアの皆さんが活躍

 

皆さんの名刺に「技進強人」という言葉がありますね。その言葉は?

北林社長:私が考えたものです。技術を持って進化させ、強靭な体力の企業のもと、一人一人が幸せになる、という意味を込めています。当社は技術を売る会社。技術を進化させていくためにもREAL4の今後に期待します。圧倒的なシェアを持つREAL4。それはつまり、それほど使いやすいということ。まだまだ開発できるということ。期待していますよ!
 
 

最終更新日:2022-04-21




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