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Case

建設DX活用事例

建設ソフトやハードウエアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

積算ソフトの導入と効果

エルゴテック株式会社

建築設備積算システム「PICK-UP」

エルゴテック株式会社

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営業部長兼設計積算課長 岡崎 明男 氏

所在地:東京都港区
資本金:9,200万円
従業員数:約130名
営業内容:空気調和、給排水、地域冷暖房、産業空調、防災等の企画・設計・施工・メンテナンス業務、環境対策・省エネ商品取り扱い

東京都港区に本社を構えるエルゴテック株式会社。

1927年の創業以来、空調衛生設備の設計施工を長く手がけてきた。

同社は2000年に設備専門の積算ソフトを導入し、見積り業務の大幅な効率化に成功したという。

今回は、積算ソフトの導入と効果について話を伺った。

はじめに

弊社の創業は主として繊維産業用などの除湿から始まり、以来80余年建築設備(空調衛生設備の設計施工)を主力事業にオフィスの就労環境、工場などの生産環境、病院や食品関連の衛生環境、学校・ホテル・住居などの生活環境をより良いものとする会社として質の高い社会資本の整備の一役を担ってまいりました。

弊社の企業理念であります「設備事業並びに周辺関連事業を通じて、人と社会と環境のために貢献する企業を目指す」ということを体現することが、弊社の社会的責任であると認識して、今後とも永続的に発展するよう努力する所存です。

運用状況

積算システム「PICK-UP」を導入したのは、2000年7月からになります。

これにより、紙の図面にスケールを当てて測っていた材料の拾い出し作業が、デジタイザーという機器を利用することで、コンピューターへ自動的に入力されるようになりました。

さらに現在では、画面拾いシステム(ディスプレイに図面を表示してのマウス拾い)へのバージョンアップを行い、さらなる作業の効率化に成功しています。

また、他部署との連携に対応した弊社独自の要求事項にもスムーズに対応していただき、より使いやすいシステムとして活用しています。

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拾い画面

効率化ポイント1

「拾い業務の効率化」

材料を選択し、画面上をクリックすることで数量を拾うことができ、拾った部分は用途ごとに自動で着色されます。

しかも、数量と図面上の着色部分は全て連動しているので、拾い落し等のチェック、拾い作業の分担や引き継ぎ時には、その利便性と操作性の良さを痛感させられました。

また、マルチディスプレイ方式に対応しているので、図面と拾いデータを別々の画面に表示でき、ストレスを感じることなく、非常に効率良く拾い業務を行えています。

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アイソメ図

効率化ポイント2

「図面、仕様等の変更時対応」

設計変更等でデータの修正・削除がある場合には、拾った軌跡を残したまま図面だけを差し替えることができます。

そのため、図面上で変更となった部分のみを修正することが簡単にできます。

また、間違って拾ってしまった場合でも、修正・削除が簡単にできるので、気軽に・軽快に拾い作業を行えます。

効率化ポイント3

「複数人での同時作業」

大規模な物件や、提出期間の短い物件では、複数人で同時に見積書を仕上げていくことができるので、安心して見積業務を進められています。

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見積画面

また、「PICK-UP」を導入している外注業者に拾いを依頼すれば、ボタン1つで見積書に変換することができる上、データをメールにてやり取りできるので、迅速な対応が可能です。

しかも、画面拾いに対応していれば、チェックや変更が自社でできます。

効率化ポイント4

「見積書から一次実行予算の検討」

一次実行予算の検討は、見積書を見ながらExcelに手入力して行っていたため、手間と時間がかかっていました。

そこで、「PICK-UP」の見積書データを自社のExcel帳票に変換し、一次実行予算を検討できるシステムを作成していただきました。

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一次実行予算画面

既存の帳票を利用しているため、複雑な操作方法を覚える必要がなく、一次実行予算の詳細な検討を、余計な労力をかけることなく行えるようになりました。

効率化ポイント5

「安心なサポート体制」

「PICK-UP」はもちろん、コンピューター全般に関する相談にも親身に対応していただいております。

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さらに、建築設備の知識にも詳しい技術者が多く、設備に精通した運用ノウハウも相談に乗ってもらえるので、安心して使用することができます。

最後に

当社を取り巻く経済環境は、現政権の積極的な経済政策によるアベノミクス効果、2020年東京オリンピック開催に伴う関連施設建設計画、東北復興支援事業の本格化等、回復基調が続くものと考えられます。

一方受注環境は、職人不足や材料コストの上昇、消費税率引き上げ等の問題から、受注競争は今後も厳しい状況が続くと予想され、当社を取り巻く環境は決して楽観視できる状況ではありません。

そんな中で、見積書作成システムの導入は、弊社の業務効率化に大きく貢献しています。

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今後とも、(株)カンキョウエンジニアリングの技術進歩に期待し、さらなるスムーズかつ画期的なシステム開発・運用を実現できればと考えています。

最終更新日:2019-05-14

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