図脳デジタルシートVer.8、図脳RAPIDPRO Civil Ver.2
会社概要 株式会社興栄コンサルタント
所在地: 所在地:岐阜県岐阜市
主な事業内容:建設コンサルタント業、測量業、補償コンサルタント業、地質調査業など
株式会社興栄コンサルタントは、地域住民生活に必要な基盤整備事業に対し、多岐にわたる貢献ができるよう調査測量設計業務に携わるコンサルタントとして業務を行っている。今回は設計業務の中心的ソフトウエアツールとして使用している「図脳CADシリーズ製品」について話を伺った。

技術第一部 チーフマネージャー 谷江 昭彦 氏
電卓並に簡単なCAD操作
当時A0判イメージスキャナ「OFS800」の導入で相談に乗っていただいた際、あわせて使用できる「図脳CADシリーズ製品」を提案いただいたことがきっかけで導入しました。弊社では多種多様なCADの運用を試みていましたが、「図脳CADシリーズ製品」は使いやすく製品仕様が弊社業務に合致し、日が経つにつれ多くの社員の運用が広まっていきました。当時からマニュアルを読まなくても通常の作業に支障なく運用できたことや、基図の編集が容易に行えたことで業務がスムーズに行えたことがポイントでした。そのため技術系の社員全員が運用できるようになるまでに講習会などを実施せずとも、何時の間にか電卓を使うかのようにCADを利用するようになっていました。
特に「図脳デジタルシート」はCALSへの対応を早くから実施されていたため、他社に乗り換えることなく、現在に至るまでそのまま活用できています。
図脳シリーズの使い分けで幅広い業務が可能

全体計画図

ベクトル図
現在設計作業で作図する設計図は、すべての設計部門において「図脳CADシリーズ製品」により作図しています。基図編集を伴う作業時には「図脳デジタルシート」を活用します。また、基図編集を伴わない場合には「図脳RAPIDPRO Civil」の活用が中心となっています。
多種多様なデータ形式に対応しているため、作成時や提出時にもソフトウェアにとらわれることなく快適に運用できています。
導入後の効果
●導入当初より「図脳CADシリーズ製品」を運用することで、設計作業において設計プラン作成と同時に設計図の作成が可能になりました。
●パソコン上で処理できるため作業する場所が固定されなくなり、ドラフターもすべて片付けて社内の省スペース化が進みました。
●基図データの扱いが容易であったため、紙を含むすべての設計図データを速やかにデジタル化することが可能となり、社内ネットワークの稼働率が向上しました。
●操作性の容易さが技術経験の浅い社員にも負担とならず、操作方法の習得に時間を多く要さないため、設計作業に早くから専念できました。
●既存の紙ベースの図面に対して、容易に加筆修正が可能となりました。
今後の取り組み
現在弊社では、業務管理においてデータベースの再構築を実施する予定ですが、業務データとともに測量設計データである図面データの一元管理を行い、社員の誰もが自由に検索利用ができる図面管理を進めていきたいと考えています。
また「図脳CADシリーズ製品」に望むこととしては、ユーザーサポートのさらなる強化と、3次元データの取り扱いにも容易になればと思っております。設計作業において今後はさらに3次元データによる設計図作成が顧客にわかりやすい提案資料の作成につながると考えています。
関連ソフト
図脳RAPIDPRO Civil2(フォトロン)
図脳デジタルシートVer.8(フォトロン)
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