住宅プレゼンシステム「ALTA」
株式会社 スマイル本田
営業部 主任
太田 健一 氏
本社所在地:茨城県土浦市
設立:1983年3月
従業員数:388名
事業内容:住宅リフォーム・増改築、各種住宅設備機器の提案・販売・施工
「スマイル本田」は茨城県でリフォームの売り上げがトップクラスの増改築センター。
県内最大級のショールームを持ち、プランニングから見積・施工までリフォームのプロ集団が住まいの増改築を工事込みで提案している。
今回は、住宅プレゼンシステム「ビルドバイザー ALTA」とオプションとなるiPad用アプリ「iALTA」の活用方法について営業部の太田主任に話を伺った。
ALTAの生産性は仕事に必須
ALTAは、主に施主様への提案や工事指示を行う際に必要な平面図やパースの作成に利用しています。
以前は他社のCADやプレゼンテーションソフトを各種併用していましたが、操作の習得に時間がかかる上、作業時間が増えてしまうことが多々ありました。
ALTAの導入後は、パースや平面図作成のスピードが格段に上がり、とても助かっています。
設計の分野ではALTAなしでは仕事が立ち行かないほどです。
富里店 エクステリアコーナー
ALTAの生産性の秘密
ALTAの生産性がとても高い理由は、平面図を作成するとパース作成に必要な作業の大半が終わっている状態になる点にあります。
3D-CADでは、平面図を作成した後で高さのパラメーターを入力しないとなりません。
しかしALTAでは、アシスト建具機能で部屋や開口部の幅に合った建具を自動生成します。
さらに自動生成した建具は、面格子や雨戸の取り付け等ができます。
リフォームの分野では、納まりがとても重要な要素となりますが、ALTAでは壁仕様に合わせた建具や造作材が自動的に生成されるので、作業が一からの入力ではなく、自動生成されたデータの訂正で済みます。
この機能により、平面図の作成時間は格段に短くなりました。
富里店 店内
古い家でも新しい家でもそつなく書ける
ALTAは真壁、大壁が混在した複雑な壁仕様にも対応します。
和室の造作材が自動的に作られるので、古い家でも新しい家でも一定の品質の図面を書くことができます。
また、間取りの変更についても上から被せるように部屋を入力すれば自動的に上書きできる等、小規模でも大規模でも作業効率のアップを実感することができます。
自動生成機能で特に便利なのは屋根まわりです。
棟合わせも自動で行うことができるため、複雑な屋根を作成する時間もかなり短くなっています。
これは、リフォームですでに屋根が決まっている物件では、とても重要な機能です。
千葉ニュータウン店
数量拾い出し機能の応用
また、平面図上で作られた壁や天井、外壁、屋根に至るまでそのサイズや面積を拾い出すことがとても容易にできます。
当社では、屋根の貼被せによる重さの影響や太陽光発電パネル設置時の影響をあらかじめ調べる際に利用しています。
富里店 提案コーナー
手間がかからないパース作成
照明を設置してしまえば、特に設定不要で一定の品質のパースが出力できます。
これまでは、パースをきれいに見せるためのテクニックが必要でしたが、ALTAではそれが必要なく、そのまま客先に提出することができます。
パースは施主様に提供するだけではなく、チラシの挿絵などにも利用できます。
チラシへの利用は大きな画像サイズが必要になりますが、ALTAは比較的早く計算できるので大判チラシでも使用に耐えます。
また、計算中にパソコンが停止しづらいので、計算作業中に別の作業を行うことも容易にできて助かります。
図面作成からイメージ共有まで
図面データはシームレスにJW CADデータに変換できます。
さまざまな図面をまとめて出力できるため、重宝する機能です。
また、外出先で図面やパースを確認する方法としては、iPadアプリの「iALTA」を利用します。
外出先でも打合せ内容をパース上に書き込むことができるので、お客様に提案する用だけではなくメモや確認作
業に利用しています。
これにより多数物件を抱える際も混乱が起こりにくくなります。
3Dビューワーアプリ「iALTA」
進化するプレゼンCAD
ALTAは小まめにバージョンアップを繰り返し、機能面でもさらに便利になっていくのも魅力です。
Windows10への対応も行われており、古いパソコンから新しいパソコンでも一通り運用ができます。
まさに「進化し続けるプレゼンCADシステムである」と思います。
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