住宅プレゼンシステム「ALTA」

アットホームおおたに

営業部　菅原 崇宏 氏

所在地：兵庫県姫路市
設立：1999年 4月
従業員数：7名
事業内容：注文住宅、分譲住宅、戸建て賃貸住宅、リフォーム・増改築等


モットーは、“姫路で一番「ありがとう」と言われる幸夢店（こうむてん）”。
「アットホームおおたに」は、施工エリアを限定し、施主へのアフターフォローを充実させている地域密着型の工務店である。

今回は、約10カ月前に導入したコンピュータシステム研究所の住宅プレゼンシステム「ALTA（アルタ）」について、営業の菅原氏に話を伺った。

施主が驚く提案方法を探して

ALTAの導入前、お施主様とのプラン打ち合わせは図面を使って行っていました。
当社は設計部を持たないため、自分達で方眼紙に間取りを書き、図面作成を外注していましたが、プランの修正があるたびに外注先へ図面の修正を依頼しなければなりませんので、大変効率が悪く、時間ばかりがかかってしまう状況でした。

また、モノクロ図面だけのプラン提案では競合に負けることが増え始めていましたので、お施主様が初回面談から「この会社で建てたらおもしろい！信用できる！頼んでみよう！」と思えるような魅力のある提案方法を探していました。

衝撃だったデジタルペン機能

ALTAのデモを見る前は、今まで導入してきた他のCADソフトと同じように、使いこなすのが難しく、宝の持ち腐れになるのではないかと思っていましたが、実際にデモを見ると、プラン完成までが非常に早く簡単で、お施主様と対面しながらでも使える。
さらには数量の拾い出しまで行え、これは便利だと思いました。
特に、デジタルペンで方眼紙に書いた間取り図を自動で3D化し、パースが出来上がる機能には衝撃を受けました。



デジタルペンで間取り図を記入


私たちでさえこれほど驚くのですから、「お施主様が見たらもっと驚くだろう！」と思い、提案時の武器としてALTAの導入を決めました。

分かりやすい3D提案

ALTAの導入後は、提案資料がモノクロの平面図・立面図からカラーの3Dパースへと変わり、完成イメージを分 かりやすく提案できるようになりました。
私たちにとっては当たり前の建築図面も、一般の方にしてみればさっぱり分からず、まったく魅力を感じていな かったはずです。



大型モニターを使ったプラン提案


今では、お施主様から「3Dパースで説明してくれるので納得するし、安心できる」という声を多くいただいています。

施主が笑顔に！

ALTAの利用用途は、提案資料の作成だけでありません。



提案シート（配置図）



提案シート（平面図）



提案シート（立面図）


初回面談では、お施主様に自由に書いてもらった間取り図をそのまま目の前で3Dに変換しています。
建築のプロが考えた間取りではありませんので、当然失敗した3Dプランが出来上がりますが、自分で考えた間取りが間違っていても、お施主様はそれを見て「なんだこれは！」と楽しみながら、笑顔になっているんです。

今までは、モノクロ図面でまったく魅力を感じてもらえませんでしたが、ALTAでは、初回面談時からすでに「驚 きと喜び」を与えることができます。



外壁透過（スケルトン）表示


そして、間取りや建具、内装・外装等の変更も、ご要望を聞きながらその場でプランに反映しています。
自分の言った修正内容が3Dですぐに確認でき、お施主様に家づくりを一緒にしているような「楽しさ・おもしろさ」を体感してもらえるようになりました。

商談期間は大幅に短縮

今まではプラン修正の度に図面を外注し、図面完成までに1週間、次回打合せはさらに2週間後というように無駄に時間がかかり、契約までに2〜3カ月を要していました。

ALTAを導入してからは、プラン修正もその場ですぐ行えますし、分かりやすくパースや鳥瞰で確認してもらえますので、2・3回の打合せでほぼ終わり、商談期間を大幅に短縮することができました。

建築初心者でも3日で使えた

過去に導入してきたソフトは使いづらく難しいものばかりでしたが、「ALTA」は操作も問題なく、入社したばかりで建築知識のまったくない初心者の2人が3日もかからずに利用できるようになりました。

覚えやすく使いやすいので、すぐ自分の武器にでき、会社としてはとても助かります。

中小工務店が必要としていたソフト

ハウスメーカーに負けないためには、お施主様に「何かこの会社は他とは違う」と感じてもらわなければなりません。

簡単に質の高い図面・パース、プレゼンボードや見積まで作成でき、さらに、お施主様に家づくりの楽しさを感じてもらうことができる「ALTA」は、私たちのような小規模工務店こそが必要としていたソフトだと思います。

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