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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

手に馴染むCAD〜多くの可能性を秘めた、創造するためのソフトウェア〜

プントデザイン室

Vectorworks


会社概要 プントデザイン室
所在地:栃木県鹿沼市

プントデザイン室 大滝 健二 氏 「さまざまなデータ形式や多方面に柔軟に対応できる力を備えたVectorworksを使っているとまだまだおもしろいことができるような…、幾度かのバージョンアップによる進化とともに10年以上使い続けてきた現在でもまだこんな気持ちにさせてくれる魅力と可能性を秘めたCADです」とプントデザイン室 代表・大滝健二氏は語る。

プントデザイン室 大滝 健二 氏

 プントデザイン室 代表・大滝健二氏の、最初の就職先はFRPを扱うプロダクトモデル製作会社。その後、店舗デザイン会社2社と建築設計事務所1社を経て独立し12年、現在に至る。店舗設計・住宅の基本プラン作成を中心に活動する傍ら、工業製品等のプレゼン用CG作成もVectorworksで挑戦している。


MiniCADとの出会い

  独立した当時はCADの普及は低く、自分もまだドラフターを使っていた。パソコン自体の普及もこれからというところで、遅れを取らないように初めてのパソコンを購入したばかりだった。同業の先輩に誘われて手伝いに行った先で、生まれて初めてのCADを触ることになった。それがVectorworksの前身であるMiniCADだった。
 現場にも出ながら「覚えながら手伝ってくれればいいよ」という恵まれた環境に甘えてはいけないと思い、失敗を恐れずにどんどん触って覚えようとした。もちろんゼロからのスタートなので分からないことばかりだったが、先輩に聞いたり本を読んだり、そして何より手書きに近い感覚のおかげで基本的な操作は思いのほか早く覚えることができた。そして使い込む程に手書きにはないCADの便利な点や、まだまだ奥が深いことが分かってきた。初期スケッチは手書きとしても、 図面=CADは決定的となった。

MiniCADからVectorworksそして3Dへ

 こうして手に馴染んだMiniCADは、この後Vectorworksと名前を変えて進化した。それでもその使い勝手の良さは変わることはないままに大きな魅力がプラスされる。本格的な3D機能の追加である。
 この間に自分でもVectorworks+Renderworksを導入していた。しかし初めて挑む3Dの世界は、それはもう線だらけの複雑なもので自分にはとても無理に思えた。しかしそんなことで諦められるはずもなく、練習を重ね、本を読んだ。3Dでもグループ化やレイヤーリンクを使えば、もっとシンプルに作図できることを知り俄然やる気になった。以前は手書きのスケッチに色を付けたもので説明してきたが、別角度を見せるためには当然もう一枚書かなければならなかった。つい都合良く書いてしまうこともあったが、これからはデータを一度作ってしまえば見る位置を自由に変えて、しかも正確に表現することが可能になる。この頃は3Dもまだそれほど一般的ではなく、今覚えることがきっとアドバンテージになるだろうという期待も励みになり、時間を作っては練習や実験を繰り返した。しかし苦痛ではなく楽しく思えた。この頃から商業施設のテナント出店時には、CGでの完成イメージの提出が条件となる場合が増えていった。


和食プラン:平面プランと同時期に3D化することによりデザインの可能性が広がる planning by p.d
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美容室プラン:独特なアングルでカットモデル風に全体を表現planning by p.d住宅外観パース:模型ライクな表現planning by cocolade
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創造するための3Dの時代へ

 タイミング良くVectorworksとともに3D化の波に乗れたことは本当に幸いだった。今では自分の計画する物件のためだけでなく、プランとパースをセットで外から受注することが多くなっている。たとえば、その会社にCGパースを描けるスタッフがいてもである。
 これはオリジナルデザインの形状の表現力と柔軟性を持つ、Vectorworksがあってこそ可能になったことだと思う。柔軟性といえば操作感にもそれは活かされている。通常の基本操作に加え自分流の使い方に大幅にアレンジすることが可能である。自分仕様に設定すればより手に馴染み作業効率もアップする。先だって住宅プランの打ち合わせの際に持参したノートPCで3Dモデルをさまざまな角度で検証、その場で変更や提案を反映してまた検証、これを繰り返しながら進めていくというスリル満点な場面があったが、このおかげでとても効率的な打ち合わせが実現した。  さらにうれしいことに、今回のバージョンアップでは課題であったレンダリングスピードが劇的に早くなり、CGパースを多用する時代により相応しいCADに進化している。立体である建築物は3Dで考えていく。伝えるためだけでなく設計者が構想を練るための3D。Vectorworksならば、それが普通であるかのように可能にしてくれる。


酒屋:木材や石の質感を活かした内観パースplanning MOBEL + p.d図解:描き込みを加えて解説用にplanning by p.d
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