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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

拾い業務を劇的にスピードアップさせた図面拾いシステム

株式会社 ファーストスキル

空調・衛生・電気設備業図面拾いシステム「みつもりくんP's」

会社概要 株式会社 ファーストスキル
所在地:東京都台東区
従業員数:19名

庄司社長と伊藤チームリーダー (株)ファーストスキルは、平成16年に電気設備積算業務を主業務とし、創業以来、再開発事業、複合施設、空港、病院、学校、工場等の幅広い分野で実績を積み重ね、近年では千葉支店を開設し積極的に事業を展開している。今回は、みつもりくん導入に至った経緯と効果について庄司社長、伊藤チームリーダーにお話を伺った。

庄司社長と伊藤チームリーダー

みつもりくん導入のきっかけ

 創業当時より、これからはIT環境の整備がさらなる高品質、効率化になると考えていましたので、積算システムの導入を積極的に検討しました。
 弊社の業務では、特に拾い作業の効率アップが一番重要ですので、選定には苦労をしました。展示会などに出かけていって、沢山とにかく見て、触って、実際に使ってみました。その中で、みつもりくんが拾い機能もマスターも他社よりも先に進んでいるとの印象を持ちました。しかし、その時にはまだ導入に踏み切れずそれから1年後の展示会でみつもりくんを見たときに、さらに他社との違いが明確化されていて実務に沿った拾い機能がついていたことが決め手になり導入しました。


みつもりくんPs拾い軌跡と拾いデータ一覧
拾い軌跡と拾いデータ一覧

現在の利用状況や導入効果

 みつもりくんP'sと液晶タブレットを利用したペンタッチ拾いで現在20台がフル稼働中。
 みつもりくん導入前は、1人で月30〜40枚の図面からの拾い出しが限度でしたが、今では3000枚前後に対応できるようになりました。
 拾い作業が早いのはもちろんですが、拾いデータのチェック時間の短縮が大きい効果と思います。拾い出した結果を資材や工事などで絞り込んだり、その画面から修正に入れるなど機能にフレキシブルさがあることで、拾い、チェックにどう使うかなどスタッフの工夫も見られ、正確さ、短納期にも対応でき、お客様からの信頼も得られています。
 また、先月のバージョンアップではPDFやXDW、カラーデータの対応、拾い図印刷など弊社ではさらに便利に使えそうです。
 以下、みつもりくんの特徴を列記します。

メニューシートメニューシート
メニューシート

■チェックの重要性
 不景気の影響で拾い落としがあると、ものすごく響いてしまうため今まで以上にチェックが重要視される。そこでP'sの後工程を考えた系統などによる色分けなどが軌跡からのチェック、絞りでのチェック(系統ごと材料ごと)がとても有効である。

■キルビーとの違い
 キルビー拾いでは、途中でボックス(図面に載っていない)等が出てきた場合、頭で拾いの数量をカウントするが、電線を計測しているのでボックスのチェックを忘れてしまうことがある。
 拾いが終わったあとに根拠が分からなくなることもしばしばあった。
 ペンタッチ拾いで入力することにより、拾いとチェックが同時に行えるので、拾い終わった後に図面を見ればどう拾いをしたかすぐ分かる。

■ペンタッチ拾い
 入力は格段に早くなり、もうこれ以上は早くならないだろうと思えるぐらいまできている。その分チェックの時間が取れるようになった。

■”拾い”という入力
 ”拾い”という入力をすることにより、いろいろな出力形式が可能。
 システム導入前は、提出物(系統毎、資材毎等)に合わせた入力をExcelで行っていた。
 一度提出したものに変更依頼(系統毎→資材順等)があると一から提出物を作成する必要があったが、P'sでは出力フォームを変更するだけで可能になった。

■建築図から概算
 建築図から概算見積を行わなければならない場合でも軌跡が残るので提出先にも図面上の軌跡によりイメージがしやすい。


実際の作業風景事務所風景
実際の作業風景                事務所風景

みつもりくんへメッセージ

 みつもりくん開発メンバーと話をする機会があり、実務の操作を1つ1つ熱心にヒアリングし、開発する機能を追求している姿勢には、正直驚きました。他社との違いはここだと思います。
 さらに機能や操作性を追求していくためには、使い手からのアドバイスとして、浅くても実作業を経験するとヒヤリングでは見えない部分も体感し全体が見えるようになり、機能や操作性が変わると思います。実務経験をするなら物件を準備して待っていますよ。
 それから新しい機能のヒントになれば。
 図面の拾いを行った軌跡を範囲選択(現在の範囲選択のイメージ)し、工数の集計も含めた材料を抽出してリスト化してほしいです。そのリストは、発注の目安に利用できます。毎日の発注業務は、現場にとってはすごく手間な作業のひとつです。拾った軌跡の2次利用で便利になります。
 また、今後は拾い軌跡などの情報も含めたCADや他社とのデータの共有化が進むとさらに業界全体で効率化できるのではないかと思っています。
 最後にシステムを導入するときの一番の不安は、やはり問い合わせや運用相談が必要な時に受けられるかということでした。
 その点、みつもりくんは専任インストラクターが在籍しており、訪問指導や操作研修スクールなどの利用もでき、無事に稼動できました。
 稼動した現在でもインストを中心にした電話やリモートによる丁寧なサポートを受けることで安心して使うことができています。今後もしっかりしたサポート体制を維持してほしいです。




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