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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

BIM対応できるKAPシステムにより、作図作業の効率化を実現し、業務拡大を見据える

有限会社プロシード創建

建築専用鉄骨CAD「KAPシステム」

alt="伊藤 茂 氏 笹原 有理 氏 追山 知枝 氏 蓮井 良夫 氏"

有限会社プロシード創建
所在地:北海道旭川市
創業:1994年
設立:2006年
従業員数:20名
事業内容:設計監理・建築鉄骨
    (作図・加工指示図)

(左から)                      
常務取締役 伊藤 茂 氏               
KAP担当   笹原 有理 氏               
KAP担当   追山 知枝 氏               
代表取締役 蓮井 良夫 氏                
            
 

北海道旭川市のプロシード創建では、ここ数年、大型のBIM案件が急増し、BIMに対応した鉄骨専用CADを導入する必要に迫られた。
複数のベンダーからデモやプレゼンを受け比較検討した結果、ファブリケーター自らが開発した「KAPシステム」を採用するに至った。
以前のソフトウエアでは入力できなかった納まりも同システムでは入力できるため、BIMに限らずほとんどの案件に対応できるようになった。
今後は業務拡大を視野に入れ、社員教育に力を注いでいる。
今回はその採用経緯から実際の運用方法、社員の人材育成まで、話を伺った。

 
 

KAPシステム選定にあたり

 
弊社は、創業当時手描きのドラフターによる鉄骨施工図作図を基本とし、数年後専用・汎用CADを同時導入し“手の届かない”3D部箇所の見える化を目指して3D汎用CADも導入し業務を遂行していました。
現在では社員数も増員しながらファブリケーター出身者が半数、入社後に教育した鉄骨未経験の社員が半数となっております。
 
近年、お客様から大型物件のBIM推進の要望が増えていく中で、導入していた専用CADではBIMが未対応でした。
新たにBIM対応専用CADの導入に向けて数社からのデモンストレーションをお願いした中から比較検討し、BIM対応に
向けてKAPシステムが抜きんでている印象を受け、またファブリケーター自らが開発された専用機であること、以前のKAPシステムより操作方法が簡素化されていたことから、日本ファブテック株式会社の導入条件に合致したためKAPシステムを導入致しました。

 
 

KAPシステムでの業務

 
KAP導入に当たっては入社間もない鉄骨未経験の社員をKAP担当にしました。
社員の研鑽、日本ファブテック株式会社の研修および電話対応、ファブリケーター出身の熟練社員の指導もあり、現在ではほとんど全ての物件をKAPで入力しております。
 
主な業務では一般図の作成業務と一般図を支給され、単品詳細図を作成する業務があります。
いずれもKAPシステムで入力し、一般図提出が必要な客先は一般図として出力し、取引先に応じて汎用機で修正し提出しています。
その後チェックバックで送られた修正箇所を汎用で修正提出、それに合わせてKAPで修正し単品詳細図として出力し、客先に応じて汎用機で修正しています。
KAPで単品詳細図のおおまかな設定はできるのですがファブリケーターによって図面の完成形が異なるためどうしても汎用機での修正は必要になります。
全て決まってからの出力では工期に間に合わないため、変更箇所も併せて汎用機で直すことになります。
旧バージョンと違い現バージョンのKAPから弊社で使っている汎用機(実寸法師)で扱うための専用拡張子で出力できるため、専用入力したものを複数の社員で汎用機を使用し作図しています。
 
その他重量計算にもKAPシステムを使っており、要望があればすぐに計算することができ役立っています。

 
 

KAPシステムを導入して

 
3次元モデルを実際に見られることによって、納まりの確認、検討に役立っています。
 
KAPシステムを導入している会社との受け渡しが容易であり、BIMとして設備業者から送付されたスリーブのCSVデータがあれば一括で読み込むことができ、単品詳細図に反映されるため作図作業の効率化に役立っております。
また、弊社から3Dモデルを送ることによって設備業者は鉄骨情報を活用できるためスリーブ検討に役立っているようです。
その他SRC構造物の躯体作図などでも利用していますが、BIMがより広く普及し、他の業界でも図面に反映されると相互の効率化になるのではないかと考えています。
 
KAP導入前に使っていた専用機では入力できない納まりも多かったのですが、KAPではあらゆる納まりが入力でき、ほとんどの物件に対応できます。
業務拡大を見据え、KAPを扱える社員を増やすよう今後教育していきたいと考えています。
 
機能面の充実の一方、入力できる項目が多くマクロやパラメータなどに項目が散見し、入力に手間がかかってしまうこともあります。
マクロでの不具合、追加していただきたい項目があるときには日本ファブテック株式会社に即日対応していただき、次のバージョンアップではKAPシステムに反映されており、非常に助かっております。 

 

 

弊社課題およびKAPシステムの要望

 
弊社の現状ではファブリケーター出身が半数在職し高齢化してきていますので今後如何に正確な図面・加工指示書をお客様に提供できるかを考えています。
しかしながら今般BIMによるIFCデータ提出などいろいろな面でお客様より要望も多数増えておりますので教育実習など実践的な講習があれば順次参加するよう進めていきたいと思っております。
日本ファブテック株式会社には随時システム更新を行っていただきマクロ・パラメーターなど簡素化ができる操作方法があればご教授お願いしたいと思います。
 
現状では幾千もの操作方法があると思われますが、未経験者でも鋼構造物を多少理解していれば使いこなせるようになればと期待しております。
弊社担当者は使用すればするほど奥が深いという意見が現状です。
弊社ではKAPシステムを使用して図面主体で活用しております。
お客様にミスのない、第三者が見ても見やすい図面を作図できるよう弊社も作図時間の短縮などを検討し、日本ファブテック株式会社に作図図面の要望などを提出させていただき御検討・改善をご協力願いたいと考えております。
 
KAPシステム初期導入時点での講習会後のアフターサービスなどは大変親身に指導していただいております。
コロナ禍のため、現在は大変でしょうが使用方法などのユーザー会を計画していただければと思います。

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