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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

REAL4をフル活用し業務の進め方wo改革!入力時間のコンパクト化・生産効率化を実現

株式会社山本製作所

S/F REAL4

山本 友紀 氏

株式会社山本製作所
所在地:新潟県長岡市
創業:1950年10月
資本金:2,000万円
主な事業内容:鉄骨の加工・制作
http://www.kk-yamamoto.com/
 


常務取締役                 
山本 友紀 氏                 
  

REAL4をいち早く導入し、さらにベンダーに対してその機能改善にも協力した山本製作所。
特殊部品の機能を駆使し、ガイド図機能も活用、業務の進め方を改革し続けている。
入力時間のコンパクト化・生産効率化へ向けて独自の取り組みを進めている山本友紀常務取締役に話を伺った。

 
 

会社外観
会社外観


2012年にREAL4を導入されたきっかけを教えてください。

 
山本常務:2009年に鉄構展で見たのが最初でした。
当時S/Fライナーを使っていて、REAL4はライナーと異なり、作図情報がリアルタイムで、待つことなく、3Dがすぐに更新されるのがバツグンにいい、と。
その後リリースされてから、すぐに買ったと記憶しています。

 
 

導入して、いかがでしたか?

 
山本常務:最初のころはREAL4開発初期の段階だったのでいろいろありました(笑)。
でも、導入が早い段階はそういうもの。
やりとりを経てシステムはできていくものだと思っているので、われわれと一緒に作り上げていただいた結果が現在のREAL4だと理解しています。

 
 

導入から9年。現在は?

 
山本常務:作業的には、以前に比べて3倍ぐらい違うと感じています。
それまでできなかったこと、人の手が介在していたことが自動でできるようになったんですから、技術革新ですよね。
ライナーのときは、間違っていることに後からでなければ気付けなかった。
REAL4では、リアルタイムで、3Dで確認できる。
これは大きいです。
胴縁と二次部材の連動が、REAL4で全ての入力を完了できるのもいいですね。
ここまでのシステムを構築するまでには数多くの難関や困難があったと思いますが、われわれファブにとって欠かせないシステムにしていただいたことを本当に感謝しています。

山本友紀常務取締役とCAD室スタッフの皆さん
山本友紀常務取締役とCAD室スタッフの皆さん


特殊部品の機能は?

 
山本常務:バンバン使っています。
後工程に響かないよう、また、管理資料を活用するため、REAL4にできるだけ入力したいという思いは、当社はどこより強いのでは。
特殊部品をうまく使い、図面を展開したときに情報として必ず何かが残るようにしておけば、後で気づけることが増えます。

 
 

REAL4のガイド図機能(汎用で書いた図面を入力の下絵として読み込んで入力を補助する機能)を使う理由は?

 
山本常務:一般的にファブさんでは、基準図となる図面を描き、そこにある図面から、一つひとつ持っていく形が多いと思います。
でも、そうするとポイントを間違えたり、転記忘れといったヒューマンエラーが発生することがありますよね。
そこでガイド図機能を使うようにしたんです。
当社では、REAL4入力の時間をできるだけコンパクトにしたいと考え、変更がもうあまり出ないところまで、ギリギリまで待ってからREAL4に入力するようにしているんです。
その代わり、検討の時間はすごく長く取る。
検討図は私が汎用で描き、そのときの修正はお客さまに「いくらでもどうぞ。その代わり、決まったら変更は極力避けてください」とお願いしています。
決まった段階でCAD室のスタッフに検討図を渡し、ガイド図機能を使ってREAL4に入力してもらい、図面化できたらすぐに工場へという流れでやっています。
そもそも後で追加するとコストがかかります。
それは誰にとってもうれしくないもの。
場サイドからも「早く出して」と急かされますが、後で変更が出れば工場も困る。
だから、できる限り待ち、決まったらすぐに出す。
その方が得策だと思うんです。
そういうふうに私の方で工場の運営方法、業務の進め方を変えました。
それはREAL4を導入してからです。

 
 

業務の進め方を変えたことについて、もう少し説明していただけますか?

 
山本常務:以前は一人が一物件の打合せから入力・単品図・発注・管理までの全てを担当していました。
でも、自分以外にチェックしてくれる人がおらず、人的ミスが発生しやすい環境でした。
そこで、私自身は打合せや、検討図を描くこととし、変更追加は私のところで止め、REAL4入力はCAD室のスタッフに任せ、単品図があがってきたら私の方でチェックするように改めたんです。
以前の一人一担当制では年間目標の半分ぐらいしか描けず、半分以上は図面支給に頼る状態でしたが、今は約8割まで描けるようになりました。
さらに打合せができる人材を強化しているので、年間目標に達するまで描ける体制を構築しつつあります。
当社はもともと、外注に頼らない社風。
ただし、図面に関しては外注に協力をお願いしたり、図面支給の物件にも頼らないといけない状況でした。
でも、図面も自社で描いた方がお客さまからの要望にすぐ応えられ、タイムラグ、いわゆる「待ち」の状況が発生しない。
自社で描くメリットは大きいと思います。

 
 

専用と汎用の割合は?

 
山本常務:以前は5対5でしたが、REAL4導入後、汎用は圧倒的に少なくなり、入力に関しては専用9割の感じです。
ただ時間的には、見やすいように修正するのにどうしても手間はかかります。
それでも以前より格段に早いです。

 

 

工区分けなどの機能はどうですか?

 
山本常務:工区を分けるときに使っています。
分類で分けるとすれば、変更部分を分類で分け、追加変更があった部位を後々比較することにも使用したり、容易に抽出できるようにもしていて、とても役立っています。

 
 
 

御社は若い方が多いですね。CADスタッフは?

 
山本常務:私以外に、30代前半が1人、20代前半が2人。吸収力、バイタリティーがスゴイ!! 
自分たちで工夫し、私以上に使えるようになっており、今では私の方が彼らにやり方を教わっている状況です。

 

 

今後への目標を。

 
山本常務:責任ある仕事なのでCAD室一人ひとりの負担をもっと軽減させると同時に、個々のスキルももっと上げ、さまざまな物件に柔軟に対応できるようにしていきたい。
また、当社は多能工の育成を目指しており、CAD室も図面業務だけでなく、一人ひとりが管理や打合せもでき、工程にできる隙間を自分で埋め、仕事を自分で探せるように育てていきたい。
それが長期的な目標です。

 
 


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