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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

eYACHO導入で実現した 働き方改革!

前田建設工業株式会社

デジタル野帳「eYACHO for Business」

前田建設工業株式会社

 
所在地:東京都千代田区 設立:1946年11月
資本金:284億6335万円(2018年4月現在)
従業員数:単独 3,001名、連結 4,133名(2018年3月末現在)
事業内容:国内外の土木工事および建築工事、その他建設
工事全般に関する事業 ほか
http://www.maeda.co.jp/
 
  
前田建設工業株式会社では、建設現場の働き方改革としてタブレット端末とデジタル野帳「eYACHO for Business」(以下、eYACHO)を活用し、施工管理業務の生産性を向上させる取り組みを行っている。その取り組み事例について、情報システムセンター 新井祐二氏、海老沼博幸氏、東京建築支店 畠中雅英氏、東京土木支店 小泉氏、笠井陽介氏、建築事業本部 三浦信一氏、土木事業本部 工藤敏邦氏、笹倉伸晃氏に話を伺った。
 

eYACHOを土木、建築の両部門に導入

 

情報システムセンター
施工・技術系業務革新
グループ グループ長
新井 祐二 氏

 

職員の1日の労働時間を分類したところ、「現場管理・点検」「資料作成」「会議・打合せ」「書類整理・保存」が3/4を占めていた。この4つの業務をもっと効率化できないか? ICT活用ツールに求める条件は、現場のコミュニケーションが活性化する情報共有ツールであること。社員の働き方はさまざまで、勤務場所でツールが変わるとまたゼロから覚えなければならず、ツールの統一が必要だったこと。これらから多くのツールの中で評価が高かったeYACHOを土木、建築の両部門に導入した。(新井氏)
 

情報システムセンター
海老沼 博幸 氏

 
 
 

朝礼や昼礼で、大型スクリーンにeYACHOの画面を映して情報共有

 

 
朝礼では、作業計画図の説明が日課となっている。導入前は、代表者が情報をまとめてホワイトボードに書き込んでいた。打合せ直前に作り込んだり、情報を差し替えたり、かなり煩雑だった。eYACHOの導入後は、eYACHOで作成し、各職員が情報を書き込めば、作業計画図が作成できるというシンプルかつ効率的な仕組みに変わった。eYACHOなら思った時にすぐ書き込める。朝礼では、指のピンチアウト操作で拡大表示できるなど、会場の後ろにいる人でもよく見えると好評だ。(畠中氏)
 

東京建築支店 有明北
A街区作業所 課長 
畠中 雅英 氏

 
 
 

遠隔地でもeYACHOのライブなシェア機能でコミュニケーション

 

遠隔地の現場で報告/事務所での確認

 
事務所が2 カ所ある現場では、eYACHO導入前は別々に終礼を実施していたが、今は、Web会議とeYACHOを使って離れた場所でも合同で終礼を実施している。eYACHOのシェア機能を活用することで担当者は事務所以外の外出先・現場からも参加ができ、写真や図面、表を貼り付けてリアルタイムに報告ができている。
 
 
 

現場で広がるeYACHOの活用法

 
当初は予想していなかったeYACHOの利用法がある。それは、搬入予定表の配布だ。
 

搬入予定表

 
大きな現場では搬入用のゲートが複数あり、ガードマンに事前に搬入予定を伝えておく必要がある。これまでは紙に書いて配っていたが、今では、eYACHOで複数のスケジュールを一つにまとめて搬入予定表を作成している。この方法に変えてからは、情報伝達の漏れが少なくなった。(畠中氏)
 
 
 

現場のコミュニケーションツールとして今後も期待

 
「eYACHOを共有のメモ帳として使うように、他の現場も含めて指導しています」と三浦氏は語る。工事の管理業務に限らず、庶務、福利厚生の連絡などはeYACHOの共有ノートに書き込んで記録に残すツールとして活用している。また最近の若手には人とのコミュニケーションが苦手な人が多いそうだ。この世代が、eYACHOを実践的に使うことでコミュニケーションが円滑化するのではないかと今後の利用に期待している。(三浦氏)
 

建築事業本部
建築技術部 施工支援
グループ グループ長
三浦 信一 氏

 
 
 

鉄道現場の昼夜引継簿や作業手順書に活用

 
「鉄道現場は、昼夜分かれて作業しているため、昨日の夜どんな作業が終わったか、昼にどんな内容を行ってほしいか、引き継ぎを大学ノートで行っていたが、今はeYACHOを活用しています」と笠井氏。
 
eYACHOの画面には、昨日の夜間で行われた作業と職員、職長の承認印欄がずらっと並んでいる。誰が確認したかが一目で分かる。
 

昼夜
引継簿画面

 
「実際の作業は写真付きで残しています。昼の職員へ引き継ぎとして、引継内容、引継者を記入し、eYACHOのボタン機能を使って、次の引継内容のノートにすぐにジャンプできるようにしています」
 
eYACHOの便利な機能をうまく利用できている。(笠井氏)
 

東京土木支店
工事課長 監理技術者
笠井 陽介 氏

 
 
 

安全注意などを多彩な表現で細かく伝達し、ミスを軽減

 
今までは、文字と少しマンガ絵というものだったが、eYACHOを使うようになってからは作業の流れをステップごとに写真を入れて、コメントを入れて、安全注意事項も入れてと細かく作れるようになりました。現場に行って、職長さんと打合せして作り込んでいけるのがとてもいいです」(笠井氏)
 

作業手順書

 
「職員と職長さんで打合せした内容を職人さんに言葉で伝えるのは難しいが、写真や絵をベースにeYACHOを使って説明すると、職人さんも引き込まれるように聞いてくれます。伝わりやすく、周知漏れが少なくなった効果があります」(小泉氏)
 
 
 

現場で操作ができるので事務所での作業が半分に、時短に繋がった

 
一番の効果は、現場で操作ができ時短に繋がっていること。これが一番大きい。
 
「導入前は、昼夜引継簿は大学ノートに手書きで行っていたため、職員が3人いると、誰かが書いていると順番待ちでした。また事務所に戻らないと記入できなかったのが不便でした。今は、現場にいながら引継簿に書けるようになり、どこにいても、いつでも確認できるようになったので非常に便利です。事務所に戻っての作業が半分になりました」と語る。(小泉氏)
 

東京土木支店 所長
現場代理人

 
 
 

土木事業本部 工藤敏邦氏、笹倉伸晃氏にeYACHOの導入経緯を伺った

 
紙の野帳は個人利用であり、情報量も手書きのため少ない。
 
上司への報告用に別に資料を作る必要があったため、事務所での作業も時間がかかっていた。そのような時に、iPadが導入され、ツールを探す中でeYACHOに出会った。
 
「昔のスタイルは、カメラや野帳を持って、測量や施工管理をして、写真や動画を撮影し、必要事項を書いて、その後は事務所に帰っての発注者への説明資料作りをします。別々のツールで行っていたことを一つの報告書にまとめていました。それが、eYACHOは測量・写真・動画・資料作成と全てのことが一つでできるので非常に便利です」と工藤氏は語る。
 
初めは、建築事業部門でeYACHOの導入をしたが、徐々に土木事業にも広がり今ではなくてはならないツールになっている。(工藤氏)
 

土木事業本部 土木技
術部 ICT推進グループ
グループ長
工藤 敏邦 氏

 
 
 

eYACHOの導入効果

 
「eYACHOを導入した効果として、今までは紙だった回覧がeYACHOを使うとクラウドでつながるので、外出先でも確認できる、情報が共有できるのがメリットです。机の上に書類が溜まることがなくなりましたね」
 
コストに換算は難しいが、合理化は進んで、作業時間が短縮されたと実感する。
 
eYACHOにあるシェア機能を使うと遠く離れた所でも同時に同じ画面を見ながら、手書きメモや指示を出したりできるので、Web会議が非常に分かりやすくなったことは、eYACHOの効果が大きい。
 
「今後は、所内での情報共有だけでなく、それを発注者や前工程・後工程の方々とも同じノートを見る環境を整えることができれば、さらに業務の効率化が進むのではないかと思います」(笹倉氏)
 

土木事業本部
土木技術部
ICT推進グループ
マネージャー
笹倉 伸晃 氏

 
 
 


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