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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

桝周り専用副資材「インサル® マスキューブ」

2024年8月23日 分類: 建築資材・工法

桝周りの石材加工を単純化する、高密度ポリエチレン製の専用副資材。
丸い桝をキューブ型に囲うことで、桝周辺の石材加工が直線的なカットのみとなり、従来1個当たり30分を要していた施工時間を約5分に短縮できる。
 
クラックの発生リスクを大幅に軽減し、加工時の騒音や粉じんも抑制。
車の乗り入れも想定した耐荷重設計で割れにくく、4分割構造で急勾配にも設置可能である。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp



現場発泡ウレタンフォーム用厚さ計測システム「アツミエル」

 分類: 建築資材・工法

3Dスキャナおよび計測治具「アツミピン」を使用し、解析専用アプリ「アツミエル」により、ウレタン吹付工事を行った箇所の厚さ計測と結果のレポート作成ができるシステム。
 
ウレタンフォームの厚さ計測において課題となっていた、作業に手間と時間がかかる、作業員によって品質のバラつきがあるといった点を解消し、検査品質の向上と作業の効率化を実現している。

 
■システムの特長
①検査対象箇所の全面計測が可能
任意の場所を抽出し点で計測する従来の方法に比べ、厚さ計測の検査品質の向上が図れる。

②スピーディーな計測と色でウレタンの厚さを可視化
1部屋約15分で計測からレポート作成までをスピーディーに実施。
厚さの計測結果は、タブレット上に色別で表示されすぐに確認できる。
タイムリーな補修が可能となり、次工程への影響を最小限にとどめることができる。

③レポート作成の作業軽減
厚さ計測データを用いて検査記録表が自動作成されるため、作業時間が短縮できる。

④誰でも使える簡単操作
ウレタン吹付工事に関する専門的な知識がなくても、3Dスキャナで施工面を計測し簡単なパソコン操作を行うだけで、誰でも簡単に厚さ計測を行うことができる。


アツミエルの仕組みイメージ

厚さの計測結果

 
 
 
■問い合わせ先
クラボウ(化成品事業部)
https://www.kurabo.co.jp/chem/



「アートウォールseed タイル仕上げ」

 分類: 建築資材・工法

「アートウォールseed」は、豊富なバリエーションにより自在な形と多彩な仕上げを可能にしたアルミシステム塀。
 
支柱、パネル、装飾部材(笠木や端部化粧カバー等)、仕上げ材を自由に組み合わせることで、ナチュラルな雰囲気を演出する。
 
仕上げ材のバリエーションの1つである「タイル仕上げ」では、既存の3タイプに加えて、2024年4月に「グリージオボーダー」「陶扇(とうせん)Ⅱボーダー」「プレジールボーダー」「ライムライト」の4種が新たに発売され、全7種のラインアップに。
街並みと調和する、より豊かな表現力を実現する。
 

■アートウォールseed 特長
①安全性
重量はコンクリートブロックの約1/20(60mm厚仕様のパネルを使用した場合)で、倒壊時の危険が大幅に抑えられる。
ブロック塀が最大高さ2.2mで、かつ控え壁が必要なのに対し、本製品の最大高さは2.4mで、控え壁も不要。
②施工性
アートウォールの躯体は、パネルと支柱を組み合わせる構造で、簡単施工かつ短工期を実現する。
③豊富なバリエーション
仕上げは、タイルのほかローラー塗り仕上げ、塗り壁仕上げ、吹付け仕上げ、デザインストーンAW仕上げから選択することができる。

タイル仕上げ ラインアップ例


グリージオボーダー(GIB-100)

陶扇Ⅱボーダー(TSN-100)

 
 
 
■問い合わせ先
四国化成建材株式会社
https://kenzai.shikoku.co.jp/



「サイドパイプカーテン」をリニューアル

2024年7月23日 分類: 建築資材・工法

立川ブラインド工業株式会社(本社:東京都港区三田、代表取締役社長:池崎久也)は、店舗のディスプレイスペースを魅せながら、閉店後の防犯性を高める「サイドパイプカーテン」のデザインと機能性をリニューアルし発売する。

■リニューアルしたサイドパイプカーテンの特長

  1. 閉店後の景観を美しく保ちながら、防犯対策を強化
    商品を展示したまま美しく戸締りができる。
    コンパクトかつスリムで、駅ビルや地下街の店舗に最適な間仕切りである。
  2. インテリアに調和する、豊富なカラーバリエーション
    シルバーに加え、新たに「ホワイト」と「ブラック」をラインアップ。
    商業施設のインテリアやデザインに合わせて、3色から選ぶことができる。
  3. コンパクトな納まりとカーブ対応で、あらゆるシーンに
    ジャバラ状に折りたたみ、コンパクトに格納できる。
    S字や曲線のカーブ納まりも可能で、さまざまなシーンに対応。
  4. 下レールがなく安心。上レールは溶接不要の簡易施工
    下レールがないバリアフリー設計で安心。
    また、上レールはビスで簡単に施工できる。

 
 
 
■問い合わせ先
立川ブラインド工業株式会社
https://www.blind.co.jp/



国内初、建物解体後の鉄骨およびコンクリート製の構造部材を新築建物へリユース

2024年7月1日 分類: 建築資材・工法

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪 賢治)は、建物解体後、通常、溶解や破砕され新たな建材としてリサイクルされる鉄骨やコンクリート製の構造部材を、新築建物の構造体にリユースする国内初の取り組みを、自社技術研究所(東京都清瀬市)内の実験棟オープンラボ3新築工事で着手した。
 

 
■取り組みと効果
(1)オープンラボ3新築計画におけるリユース材活用
本工事におけるリユース材活用は、解体する実験棟の柱・梁・ブレースなど全種別の鉄骨部材を撤去し、鉄骨製作会社が新築建物に合わせた切断などの加工を行った上で、再び構造体に使用する。
また、基礎・基礎梁・小梁・床など全種別のコンクリート製構造部材について、新築建物の平面形状に合わせて切断後、新築現場の加工ヤードで接合部を加工し、現場で新材と接合するなどにより新実験棟の構造体としてリユースする。
 
(2)リユース材活用により、新材使用の新築よりCO2排出量を約49%削減
本工事では、新築建物の構造部材のうち鉄骨57%、コンクリート33%で、解体建物のリユース材を使用。
構造部材製造に伴うCO2排出量は、69.3t-CO2で、新たに全ての資材を調達する場合に比べ、約49%(65.8t-CO2)の削減を見込んでいる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売

 分類: 建築資材・工法

積⽔樹脂株式会社(本社:⼤阪市北区 代表取締役社⻑兼CEO:⾺場 浩志)は、縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売した。
 

 
■概要
テトラフェンス」は、縦格⼦フェンス業界初のパネルを4分割型にし、2枚セットで梱包することで小型化・軽量化を実現し、運搬性を向上させている。
1梱包当たりの重量は8.4kgと軽く(同社従来製品の1梱包重量より約68%減)、1スパン当たりの重量も約38%減となっている。
従来品ETHY50HCより部材点数も削減され、施工が容易である。
また施工後の補修なども従来品より1/4ごとに対応できるため、廃棄のロスや費用も軽減できる。
 
また梱包も簡易化でき、輸送の際、約40%積載効率が向上(4tウィング車での輸送を仮定した同社従来製品との比較)することでCO₂排出量の削減にも貢献し、さらにパネル梱包には段ボールのみを使用するなど、梱包資材を削減することにより、環境に配慮した製品となった。
 
 
 
■問い合わせ先
積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/



ほたて貝殻の粉末を利用したシーリング材「スキャロップシール」を開発

2024年6月28日 分類: 建築資材・工法

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪 賢治)は、セメダイン株式会社(本社:東京都品川区、社長:水澤 伸治)とともに、目地や接合部のシーリング材に配合される炭酸カルシウムの代替に、ほたて貝殻を粉砕して製造したバイオマスフィラーを使用した、2成分形変成シリコーン系シーリング材「スキャロップシール」を開発し、大林組が施工する2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」新築工事で現場適用した。
 

 

特長
1.廃棄予定のほたて貝殻を有効利用
ほたて貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、難燃性と分解されにくい性質から焼却処分が難しく、処分方法が課題となっている。
この貝殻を粉砕してバイオマスフィラーとして再利用することで、廃棄物の削減が可能。
 
2.シーリング材製造時のCO2排出量を低減
ほたては成長する過程で海水中のCO2を貝殻へ吸収・固定化するため、ほたて貝殻のCO2排出量は-0.44kg-CO2/kgとなり、それを廃棄せずバイオマスフィラーとして再利用することで、シーリング材製造に係るCO2排出量を低減できる。
 
3.従来品とほぼ同等のコストで優れた性能を発揮
スキャロップシールは使用実績の多い一般の2成分形変成シリコーン系シーリング材とほぼ同等のコストで、同様の耐水性、耐熱性を実現する。
また仕上げ塗料との密着相性も良く、バイオマスフィラーの効果で従来品に比べ動粘性が高いため、液垂れを抑制できるなどの作業性にも優れている。
 
 
 

問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



収納家具「ピッタラドロワー」「ピッタラムーブ」

2024年6月21日 分類: 建築資材・工法

横幅をミリ単位でオーダー可能な収納家具「ピッタラ」に引き出しタイプとキャスタータイプが追加された。
 
■製品ラインアップ
①ピッタラドロワー
洗面やリビングで散らかりがちな小物の収納に適した引き出しタイプ。
高さ400・600mmタイプは洗剤や詰め替え用品の収納を想定し、高さ200mmタイプはドライヤー等が収まるように設計されている。

②ピッタラムーブ
下部にキャスターが付いた可動式タイプ。
洗面カウンターやワークスペースの下に設置することで、可動式ワゴン収納として使用できる。
 
■カラーバリエーション
ホワイト/ホワイトオーク/ミスティウッド/グレイッシュウッド/ブラック/グレー/グレージュ/スモークグリーン(全8色)

ピッタラドロワー
ピッタラドロワー
ピッタラムーブ
ピッタラムーブ

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社サンワカンパニー

https://info.sanwacompany.co.jp/



ノン・プラスチック遊具「RE:PLACE(リプレイス)」

 分類: 建築資材・工法

環境に優しいノン・プラスチックのコンビネーション遊具シリーズ。
 
主材にスチール、ステンレス材、アルミ材を使用し、仕上げに有害物質を含まない粉体焼付塗装を採用。
樹脂やゴムを極力使用せずにリサイクル可能な素材を使用することで、環境への負荷低減を実現した。
 
遊具のデザインは従来品とは異なり、曲線で柔らかさをイメージし、街の景観に溶け込むようなブラウンやグリーンのカラーを基調としている。
 
3~6歳、6~12歳を対象とした全6種が展開されている。

キャニオン
キャニオン
キャニオン
マウンテン
マウンテン
リバー
リバー
リバー

 
 
 
■問い合わせ先
タカオ株式会社

http://www.takao-world.co.jp/



吸音装置「サウンドライン®プラス」

 分類: 建築資材・工法

理想的な吸音率と残響時間で、聞きやすく話しやすい会話空間をつくる吸音装置。
 
壁や天井への埋め込みが不要な後付けタイプで、6人用の会議室の場合、部屋の2面に30~45㎝間隔で20本を設置するのが目安。
色は会議室や事務所にマッチするホワイトが基本で、本体は不燃材(スチール製)となっている。
 
価格は2本入りで105,000円(送料込み、消費税別)。
特許登録済み。

 
 
 
■問い合わせ先
日本環境アメニティ株式会社

https://www.nea-ltd.com/



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