ウォータージェット技術を応用した機械式工法(湿式)により、コンクリート、鋼構造物の旧塗膜および錆等の除去を行う技術。
施工状況
施工面比較
作業で発生する除去材、粉塵等を発生水と同時に自動吸引できるようにしたほか、表面に凹凸がある鋼構造物の塗膜除去を連続的に施工するために、2種類の専用端末装置(平坦部用、ボルト用)を開発・活用している点に新規性が認められた。
■工法の特長
1.施工音は低音域で鈍い音であるため、周辺環境への影響を抑えることができる。
2.均一な圧力で施工するため、従来のディスクサンダーを用いた乾式工法と比べて施工面にムラがなく、品質の向上が図れる。
また、熟練工に頼らなくても安定した品質を確保できる。
3.ミスト状の水を高圧力で衝突させるため表面は高温となり、余剰なミストは蒸発し、乾燥した面となる。
このため、次工程に速やかに取りかかることができ工程短縮が図れる。
4.除去材、粉塵等を発生水と同時に自動吸引するため、有害成分を含んだ塗膜もオープンスペースで施工することができ、作業環境が大幅に改善される。
また飛散もないため作業員への安全性が向上する。
ハンドミストジェット使用時の車両配置
NETIS登録番号KT-220012-A。
■お問い合わせ
株式会社サーフェステクノロジー
https://www.sf-tech.co.jp/