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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

見積書作成システム K-ESCORT導入による自社見積システムの構築

株式会社アサヒファシリティズ

使用製品 設備工事見積書作成システム K-ESCORT


株式会社アサヒファシリティズ
所在地:東京都江東区
設立:1969年
資本金:4.5億円
従業員数:1,618名(2020年4月1日現在)
事業内容:不動産管理業務、不動産賃貸事業、不動産仲介事業、建設事業、保険代理事業、売店事業
https://asahifm.com/company/outline.html

左から    技術本部 佐藤  隆 氏  
副部長 三冨 輝彦 氏  
執行役員技術本部長 林 幸一 氏  

株式会社アサヒファシリティズは、竹中工務店グループの企業である。1969年(昭和44年)に朝日土地建物株式会社より不動産管理業務および損害保険代理業務を継承する形で朝日建物企業株式会社として設立された。2001年4月、現社名に改称、現在に至る。
建物の設計・施工段階から建物のライフサイクル全体を見据えた管理・運営業務までトータルにサポートする建物維持管理会社である。
2019年に設備工事見積書作成システムK-ESCORTの導入を、自社向カスタマイズ開発と併せて行い、2020年より現場運用を開始した。システムの導入と運用に現在まで携わってこられた技術本部の皆様に話しを伺った。
 
 

導入システムの特徴


                 見積内訳明細入力画面

 
1つの明細に対して数量、単価、金額を複数設定可能(最大10個)でき、NET金額、提出金額、予算金額などを並べて作業ができます。協力業者への見積依頼、逆に協力会社から送られてきた、設備業界標準EDIのCI-NET(Ver.1.0 /Ver.2.1)形式、Excel形式等の見積書データを簡単に取り込めます。取り込みしたデータを、自社歩掛に置き換えながら、業者査定、提出見積の確定まで、一連の業務をサポートする機能が豊富にあります。「継手・付属品」「工費」などの設備特有の一式物は、ボタン一つで自動計算されます。
 
自社基準をマスターに設定することはもちろん、標準マスターとして株式会社 全日出版社の「設備積算実務マニュアル」を搭載していますのでスムーズなシステム導入を支援します。
 
 

見積システムの構築

当社では、基幹システムを使用して、各支店の技術者がお客様への見積書を作成していましたが、会計処理を主目的とする基幹システムでは、見積書の表現性、作成効率およびコストマネジメント等が行き届かないような実状でした。また、竹中工務店グループの企業として、建設工事の請負業務も増えてきていました。そのような背景から、竹中工務店の自社積算・見積システムの開発も手掛け、また積算・見積パッケージを販売している会社として、協栄産業様の紹介を受けました。早速、見積システムのデモを見学し、打合せを重ね、見積書作成システム「K-ESCORT」を導入することになりました。導入の大きなポイントとしては、基本的な見積作成における機能はもちろん、今までのマスタをそのまま流用でき、歩掛の管理や設備工事特有の一式物の自動計算機能等、欲しかった機能が搭載されていたことでした。また自社特有の個別要望にも柔軟に答えていただけたことです。その後も、現場技術者がより使いやすく効率的に作業できるようにと、当社からの追加機能の要望も誠実に対応頂き大変満足しております。
 
 
■見積書作成システム K-ESCORT SecondStageの各画面


〈データ取込み画面〉
業界標準CI-NET形式、
Excel形式の見積書データ
の取り込みに対応。

〈材料マスター一覧画面〉
自社基準をマスターに設定
することはもちろん、標準
マスターとして株式会社
全日出版社の「設備積算実
務マニュアル」を搭載して
いる。

〈印刷書式設定(詳細)〉
建築工事内訳書標準書式に
準拠、見る人にやさしい手
書きに近い見積書の印刷が
可能。
社内管理用として数
量、単価、金額を複数並べ
て印字する比較表も用意し
ている。画面上でのプレ
ビューはもちろん、直接印
刷、PDF出力、計算式を付加
したExcel出力も可能。

〈一式物自動作成条件設定画面〉
「継手・付属品」「工費」
などの一式物はボタン一つ
で自動計算される。

〈世代マスターメンテナンス画面〉
材料マスターや掛率マス
ターは、システム内に複数
世代管理が可能になっている。

 

大型物件にも対応した見積システム

現在の各支店の部署では、担当者ごとに見積を作成することが多いですが、大型物件の場合、一つの物件を何人かで同時に分担しながら作業を行う場合もありますので、担当者間で物件データを共有しながら使用できる点が非常に便利です。建築の階層も大きく持てるのが強みですね。
 
 

発注先査定強化によるコストマネジメント

従来ですと、発注先(協力会社)業者に見積依頼しても、その内容や査定履歴が個人管理になってしまって「見える化」されていませんでした。K-ESCORTの導入により、協力会社からの見積データを、ExcelデータやCI-NETで簡単に取込みできるので、自社歩掛とマッチングさせて査定業務に活用しています。単価についても、自社のマスタや、積算実務マニュアル等社内で統一した管理ができるようになりました。
 
下見積の比較、発注先決定の根拠が残せるようになり、コストマネジメントがよりきめ細かいものにできてきました。技術本部としては、この点、大いに満足しております。
 
 

信頼のおけるシステム開発とサポート体制

K-ESCORTの運用を開始すると全国数百名の現場技術者が利用し始め、システムの操作方法や不明点等について、協栄産業様の「システムサポートセンター」が問い合わせ窓口としてすぐに対応していただき、非常に助かっています。リモート支援などアフターフォローのサポート体制も整っており、各現場の技術者が「システムサポートセンター」に連絡することで、さまざまな意見が集積することも助かります。このような対応は、技術本部として、現場から出た意見を今後のシステム改良に反映していく材料にもなるわけですから。協栄産業様の開発者、サポート担当など、それぞれの「顔が見えている」ことも助かっています。
 
 

今後の展望

今後は、お客様への「中長期保全計画書」の作成や提出の業務などにも本システムが連携させていけないかと考えております。他にも既存のタブレット、スマホを使った建物点検検査系のアプリとのシステム連携なども考えています。協栄産業様とは、今後も「顔の見える」パートナーとして、見積システムの改良改善を継続していきたいものと思っています。
 
 


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