山岳トンネル総合管理システム
Mother-21
新道路公団対応


システムの特徴

トンネル管理業務の自動化・省力化
  • 工程計画立案・変更の迅速化
    施工パターン(岩種区分)別の1発破当り進行長・サイクルタイム(発破回数/日)・作業カレンダーを自由に組み合わせ、残工程を瞬時にシミュレーションします。クリティカルパス・出来高予定を勘案し、最適な工程計画の立案・変更が行えます。
  • リアルタイムでの進捗管理
    1発破毎に報告される進行長から、進捗・出来高はリアルタイムで把握されます。

画像解析による掘削管理
  • 切羽画面の自動解析
    切羽の撮影画像に画像解析処理を施すことにより、亀裂の抽出・走向傾斜の自動計算・節理の描画を行います。
  • 美麗な報告書をタイムリーに作成
    画像解析により作成された切羽スケッチ図を基に、切羽観察記録を作成します。また地質の連続性を示す地質展開図・縦断図を任意の範囲、縮尺にて出力します。
  • 前方・周辺予測
    データベース上の亀裂と地質を解析し、切羽前方及び切羽周辺の予測図を作成します。
切羽観察データシート切羽スケッチ

トンネル・地質の3D表示
トンネル形状を3次元表示し、その上に亀裂・地質の観察結果をマッピング(貼り付ける)します。視点・方向は自由に設定できますので、例えばトンネルの掘削開始点から切羽方向に向かって連続的に視点を移動させれば、ウォークスルー(あたかもトンネル内部を歩いていく)イメージの画像が表示されます。この結果、地質観察当事者以外の現場事務所・遠隔地の研究所・施工主等にも、より視覚的な情報を提供することが可能となります。


出来形管理・計測管理
日本道路公団制定の「トンネル施工管理要領」の出来形基準に対応する、様式5-7-1 から様式 5-7-5 の全ての調書が作成できます。同上の要領に規定された「計測工」に対応する、様式 1 から様式11 (計測工 A)の報告書が作成できます。
出来形・計測を含む全ての出力書式は、容易に変更可能となっています。



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