特長 | 準拠する基規準 |
特長
・「改訂版 宅地防災マニュアルの解説」に準拠する他、主な行政庁の指針に対応した計算条件の設定ができます。
・図1に示す擁壁形状を扱い、たて壁の壁前面・壁背面両方の傾斜ができます。
図1 RTWで取り扱う擁壁の形状
・鉛直荷重に対しては地盤による支持のほか、杭支持(通常配置・千鳥配置)の擁壁も扱います。ただし杭頭の固定度の考慮、杭体の支持力や水平耐力の計算、杭体の断面計算は行っておりませんので、別途検討が必要です。(図2)
図2 擁壁の支持形式(逆T型の例)
・防災マニュアルの規定に従い、突起を考慮した滑動の検討を行います。
擁壁形状の入力(寸法/底版/土圧)
・試行くさび法による土圧計算のほかに、土圧係数(常時・地震時)を直接入力することができます。
・複数の擁壁を1つの物件データとして入力できますので、共通計算条件の設定やデータ管理が容易です。計算書としてもひとつにまとまります。
・表示された擁壁形状にあわせて入力できます。入力しやすく入力データの確認も容易にできます。
・計算書は擁壁形状、荷重、応力などを図的に出力します。直感的に計算結果を判断できるため、擁壁形状や計算条件を変更して、最適な擁壁の設計を短時間に行えます。目次やページ番号の体裁も整っています。
計算条件の設定 |
計算結果の出力 |
準拠する基規準
計算は下記の法令や基規準に準拠して行います。
- 「建築基準法・同施行令」
- 「宅地造成等規正法・同施行令」
- 「国土交通省告示1113号」(地盤の許容応力度)
- 監修:建設省建設経済局民間宅地指導室 編集:宅地防災研究会
「改訂版 宅地防災マニュアルの解説(平成13年6月)」 - 日本建築学会
「建築基礎構造設計指針2001改定」 - 日本道路協会
「道路土工-擁壁工指針(平成11年3月)」 - 日本建築学会
「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説 1991年改、1999年改」 - 東京都建築士事務所協会
「建築構造設計指針(改訂6版2002年)」
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