道路・鉄道線形計算のデファクト・スタンダード
概 要
道路・鉄道線形計画システム「APSMarkⅣ」は、高規格道路にも適応できるエレメント固定法・ランプ線形検討などの線形検討機能と道路構造令等の設計条件検証機能により効率的かつ高度な線形検討を基本機能とし、3次元地形データを利用することで縦横断現況の自動取得、法面展開を行うことができ、3D表示による設計データの見える化を実現。
線形図、縦横断図等の図面、ならびに、業界標準の各種計算書の出力も可能。
線形計算の手法として最もポピュラーなIP法では、IP座標を固定し、IP接線に曲線をすり付ける方法のみである。そのため国内では山岳部、都市部、高規格道路が多いため、日本特有な線形調整が必要となり、IP法では対応できないケースが多い。
しかしエムティシーオリジナルの線形計算手法である「エレメント固定法」では、直線または円上に通過点を指定でき、線形検討の自由度が大幅に向上する。そのためIP法では設定が困難な「直線区間を残せない高規格道路の検討」、「通過要件の厳しい都市部の検討」、「山岳道路のヘアピンカーブの検討」、「インターチェンジの検討」等がエレメント固定法では簡単に設定することができる。
3次元地形モデル上に道路中心線形を指示するだけで縦横断現況を自動取得し、指定した勾配の法面を瞬時に展開するため、ペーロケ作業の手間を省くことにより効率良い線形検討が行える。
また、線形変更に対して、拡幅・片勾配・縦横断現況取得・法面発生が連動し更新されるため、作業時間の大幅な短縮が可能。
国土交通省の「LandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)」に準拠したLandXMLファイルの入出力に対応。
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株式会社エムティシー
Tel.03-5396-0521
http://www.mtc-aps.co.jp/
動作環境
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