職場環境の変化への対応としてデジタル技術を活用、業務効率向上に貢献する
概 要
国土交通省監修「公共建築工事積算基準(白本)」に準拠した建築設備工事(電気・空調衛生)専用の積算見積ソフト。
材料拾いを含む積算業務を幅広くカバーできるスタンダード版「見積CRAFT」および一般見積書作成に機能を絞った廉価版「見積CRAFTLight」の併用運用が可能。
廉価版は、スタンダード版の機能をオプションとして選択・追加でき、必要に応じたシステムを低価格で構築できる。
2022年2月に発売した新商品「見積CRAFTDX」では、職場環境の変化への対応として、デジタル技術を活用し、ライセンスの管理方式を従来のUSBプロテクタ認証からWEB認証に変更。
ライセンス利用の最適化が図れる他、各種マスタをサーバーで管理・運用することで、積算根拠(材料単価・工数・各種設定)の一元管理・共有化を可能とした。
加えて、新技術である音声認識・画像認識機能の搭載により、積算業務の効率向上に貢献する。
・イメージアイコンから、または、今回搭載した新技術:
音声による検索ワード入力によって、部材を選択、以降、数量を入力するだけで、材料費・労務費・その他経費を自動算出、一般形式の見積書がスピーディーに完成する。
なお、作成した見積書はExcelに直接書き出せる。
・デュアルディスプレイに対応したことにより、各画面を別々のディスプレイに表示でき、作業領域を大きく確保できる。
PDF(ベクトル形式)やExcelデータの見積書(内訳書・明細書含む)の読み込みが可能。
読み込む際は、「あいまい検索機能」により、見積CRAFTDXの部材マスタと自動マッチングを行い、材料費、労務費、諸経費などを自動算出して見積書を作成する。
なお、マッチングにおいては、学習機能を有しており、読み込みを繰り返すごとにマッチング率が向上する。
作成した一般見積書をワンタッチで複合単価見積書に変換できる。
値入調書機能により、値入基準書(5基準)・見積比較表(5者見積)で設定した採用根拠記載の代価表も自動で作成する。
「見積率・原価率検討」「提出見額調整」「単価調整」の3つのシミュレーションで提出金額・原価金額の増減を検討できる。
PDFデータやDWG、DXF、JWWなどのCADデータを読み込み、画面上で機器・器具や設備ルートをクリックすることにより、指定した材料の数量を拾い、「拾い表」を作成する。
また、今回搭載した新技術:画像認識(シンボル自動抽出)機能により、紙図面の画像データから指定した機器・器具などの個数を自動で拾う。
設備設計事務所向けに、営繕積算システム(RIBC2)の材料マスタ(CSV形式データ)のインポート機能を搭載。
これにより、営繕積算システム(RIBC2)専用マスタでの拾い作業が行える。
なお、作成した集計表は、営繕積算システム(RIBC2)の内訳書数量データ交換書式にエクスポートできる。
フリーダイヤルおよびリモート(遠隔操作)による2年間のサポート付。
操作方法で分からないことがあってもスムーズに解決できる。
見積CRAFT DX オープン価格
見積CRAFT DX Light 165,000円
株式会社四電工 CAD開発部
089-925-1107(松山)
03-3434-3883(東京)
http://www.cadewa.com/
動作環境
OS Windows 11(64Bit)、Windows 10(64Bit)、Windows 8.1(64Bit)
CPU Core i5シリーズ以降のCPU
メモリ 8.0GB以上
HDD空容量 5.0GB以上