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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

躯体入力の時短化機能など43の機能を追加した3D住宅プレゼンソフトを新発売

2022年4月27日 分類: CAD、BIM・CIM

メガソフト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井町良明)は、真壁造・垂れ壁・三方パラペット屋根の作成や、室内を見まわせる360度パノラマ画像の出力、パース図/立面図/間取り図を挿入したPowerPointファイル作成など、建築提案に必要な作図・3Dプレゼン・提案資料作成の時間短縮につながる43の機能を追加した住宅プレゼンソフト「3DマイホームデザイナーPRO10」を発売した。
 
躯体入力の時短化機能など43の機能を追加した建築プロ向け3D住宅プレゼンソフトを新発売
 
■背景
3DマイホームデザイナーPROシリーズは、メガソフトが1998年より販売してきた建築プロ向けの人気シリーズである。
この度、43の機能を追加・改変した「3DマイホームデザイナーPRO10」を新発売した。
 
3DCGでの提案が求められる昨今、3Dイメージをスピーディーにそして手軽に作成できることが、受注率にも大きく影響する。
そこで、操作の手数が多かった真壁造・垂れ壁(下がり壁)・三方パラペットの作図を機能化して搭載。
そうすることで、これらの躯体作成にかかる時間を大幅に短縮した。
 
 
■360度パノラマ画像の出力、PowerPointファイル作成、プレゼン対応
躯体を作成し、1クリックでスピーディーに立体化されるのも、3Dマイホームデザイナーの特徴のひとつである。
本バージョンでは、作成した3Dイメージを手軽に楽しむ機能として、360度パノラマ画像の出力機能を搭載。
FacebookやLINEのタイムラインや、上記・真壁和室の画像のようにWebで公開することで、マウスや指でクルクルと360度見まわすことが可能になった。
また、プレゼン用資料として使われることの多いPowerPointファイルを作成する機能も搭載。
テンプレートファイルにパース図・立面図・平面図を自動挿入できるため、掲載用の画像を切り出したりする手間を省くことができる。
 
 
■主な新機能
 
間取り編集画面の機能
 
・真壁和室(前述)
・垂れ壁(直線/角丸/アーチ/半円/三角)(前述)
・独立壁頂点に上端/下端高さ設定
・屋根と異なる勾配の勾配天井
・小屋裏/小屋裏開口
・三方パラペット(前述)
・ガラスブロックパーツ作成(建具作成ウィザードに追加)
・棚作成ウィザード
・部屋セットの分類
・間取り図の部屋/敷地色切替
・PowerPoint形式のプレゼンボード作成(前述)
・面積・パーツ集計機能(Excel形式に対応)
・SVGファイル出力
 
間取り編集画面の機能
 
 
3D編集画面の機能
 
・パースの光沢調整
・パーツに説明用の吹き出し表示
・特殊効果機能に半透明モデルを追加
・パース図を360度パノラマ画像出力(前述)
・glTF/glbファイル出力
・SketchUpデータ入力(対応VerをVer.2021まで拡張)
 
3D編集画面の機能
 
 
その他の機能
・英語OS対応
 
 
■製品ラインナップ
 
製品ラインナップ
 
 
■製品概要
 
製品概要
 
 
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
https://www.megasoft.co.jp/



蔵衛門クラウドを今すぐ無料で試せる「プレミアムプラン」開始

2022年4月21日 分類: 建設共通

株式会社ルクレ(本社:東京都港区、代表取締役:有馬 弘進)は、現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」「プレミアムプラン(有料)」の提供を開始した。
 
蔵衛門クラウドを今すぐ無料で試せる「プレミアムプラン」を4月18日より開始
 
■背景
建設業界では、時間外労働の上限規制が適用される2024年までに人手不足・高齢化・IT化への対応などの課題を解消し、生産性を向上させることが急務となっている。
そのため、建設DXに注目が集まる中、導入コストがハードルとなっている。
 
そこでルクレでは、営業窓口を介するソリューション検討時の導入コストを排除。
アプリからの登録後、すぐに全機能を体験可能とする「無料トライアル」を最大2カ月間設定した。
また、初期費用・サポート費用・追加オプション費用など意図せず増大しがちな月額の導入コストを、利用メンバー数に応じたシンプルな料金体系(月額600円~)に統一。
さらに直感的で分かりやすいUXを実現した。
 
運用時の導入コストを抑えることで、建設DXの加速を支援する。
 
 
無料トライアルの提供
 
 
■現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」とは?
 
全ての工事関係者が写真を起点につながる現場共有アプリ。
リアルタイムに写真、黒板、図面と台帳が共有されるため、業務効率化が推進される。
 
特長
・追加負担は無く、全ての機能が月額600円から利用可能
・参加人数は無制限で、全ての工事関係者との現場の共有を実現
・無制限にメンバーと工事をリアルタイムで共有し、現場と事務所の往復を削減
・クラウドに集まった写真をAIが自動仕分けし、台帳作成を効率化
・直観的で分かりやすいアプリが使い放題
・資料請求不要、登録30分ですぐに使える
・初期費用や最低契約数無しで導入が可能
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



木造建築物構造計算システム「KIZUKURI 2×4 Ver6.0」をリリース

2022年4月15日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾 良幸)は、木造建築物構造計算システムの最新版「KIZUKURI 2×4 Ver6.0」をリリースした。
枠組壁工法である「KIZUKURI 2×4」の今バージョンでは、住宅に採用されるエレベータ、太陽光パネル等の新しい設備に対応できる機能を備え、意匠設計者にも利用できる構造計算システムへと進化した。
 
木造建築物構造計算システム「KIZUKURI 2×4 Ver6.0」を4月11日にリリース
 
■主な新機能
 
・地震力用建物重量、地震力の追加
近年、戸建て住宅や小規模非住宅(グループホームなど)に既製品エレベータの設置が増えてきている。
そこで、構造計算時に「モデル化した荷重」で対応してきたエレベータ荷重を直接設定できるようになった。
 
・転倒モーメントによる短期接地圧の検定
都市部での3階建て住宅(狭小間口タイプ:幅/高さ比2.5を超える)の転倒モーメントによる短期接地圧の検討機能を追加。
「軸組構法設計手法:2017年グレー本」で求められている内容に沿っており、これにより重心位置のズレによるプランの危険性を防ぐことができる。
 
・梁受け金物の検定とAuto追加
梁受け金物(梁梁)の検定、Auto(自動選定)を追加。
利用者の手間と軽減し、検討忘れを防ぐことができる。
 
・その他の固定荷重項目拡張
その他床を8→14に変更。
 
・引寄せ金物設定拡張
引き寄せ金物10→14に変更。
 
・その他
Windows11に対応。
ディスク空き容量のチェックを廃止。
データ管理ソフト「KIZ-run」を廃止。
 
 
■標準価格(消費税別)
 
新規購入:450,000円
 
増設:225,000円 ※2本目以降の価格
 
バージョンアップ:75,000~180,000円 ※利用するバージョンによって異なる
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/index.html



建設現場のコラボレーションを支援する「ゼネコンコラボ」の提供を開始

2022年4月4日 分類: 建設共通

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人、以下、NTTコムウェア)は、建設業界向けに、現場の施工管理者の作業調整・指示といったコミュニケーションをデジタル化し業務を効率化するクラウドサービス「ゼネコンコラボ」の提供を開始した。
 
建設現場のコラボレーションを支援する「ゼネコンコラボ」の提供を開始
 
■サービスの概要
「ゼネコンコラボ」は、建設現場の現場監督による現場作業調整・指示といったコミュニケーションをデジタル化し業務を効率化するクラウドサービスである。
大規模建設において、「ビジネスチャットツール横断による作業連絡」「位置情報等によるセキュアなドキュメント共有」「現場からの報告を自動で蓄積するタスク管理」等により、建築現場のコミュニケーションを支援する。
 
 
■サービスの特長
 
1.ビジネスチャットツール横断による作業連絡
「ゼネコンコラボ」を利用することで、普段利用しているチャットツールからBOTを介し異なるビジネスチャットツール間でのメッセージ送受信が可能となる。
異なるビジネスチャットツール間でも一括連絡が可能になり、現場監督は事業者ごとのビジネスチャットツールの導入・利用者管理が不要に。
また参画する事業者にとっても現場ごとのビジネスチャットツールの新規導入が不要で、作業者のツール習熟の手間も省くことができる。
現在3種類のビジネスチャットツールに対応しており、順次拡大予定である。
 
2.位置情報等によるセキュアなドキュメント共有
図面や工程表などの工事情報、安全対策のドキュメントが紙で配布・管理されている現場も多数存在する。
そこで、ドキュメントによりオンラインで共有することで、配布・回収といったアナログなコミュニケーションを削減。
常に最新版のファイル共有が可能となり、手戻りの発生を防止する。
また、位置情報による閲覧範囲の制限など、セキュアな情報管理で工事情報の情報漏洩リスクも低減することができる。
 
3.現場からの報告を自動で蓄積するタスク管理
大規模建設現場では1日に数十社の事業者・数百人の作業者が入場するため、各事業者とのスケジュール調整や作業管理などの様式やコミュニケーションツールも各社異なり、情報管理が煩雑となる。
しかしゼネコンコラボでは工事ごとに紐づけられた報告書や図版、写真が自動的にフォルダに格納されるため、工事やタスクごとに情報が整理され、進捗が把握しやすくなる。
タスクごとに管理された情報を参照しながら事業者と確認することで、作業指示を円滑に実施。進捗を管理することができる。
 
「ゼネコンコラボ」の利用イメージ
 
 
■サービス概要
 
サービス名:ゼネコンコラボ
料金:月額利用料 50,000円~/1現場 (税抜き)
※導入現場の導入規模・使用条件により個別見積
 
 
■問い合わせ先
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
https://www.nttcom.co.jp



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