建設ITガイド

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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

BIM対応の新製品「構造モデラー+Revit Op.」発売

2021年11月25日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社構造システム(本社:東京都文京区、代表取締役社長:安田正弘)は、同社の一貫構造計算ソフト「構造モデラー+NBUS7」とオートデスク社のBIMソフト「Autodesk Revit」が1つの建物データ(Revitプロジェクト/RVT形式)をダイレクトに共有することができるオプション製品「構造モデラー +Revit Op.」を2021年12月下旬に発売する。
 
BIM対応の新製品「構造モデラー+Revit Op.」発売のお知らせ
 
■構造モデラー +Revit Op.とは
「構造モデラー+Revit Op.」は、一貫構造計算ソフトウェア「構造モデラー+NBUS7」とオートデスク社のBIMソフトウェア「Autodesk RevitR」間でデータ共有を実現する「構造モデラー+NBUS7」のオプションプログラムである。
構造躯体を入力する構造設計プラットホーム「構造モデラ―」とひとつの建物データ(Revitプロジェクト)を共有し、BIMとの整合性を保持しながら構造設計を進めることができる。
また、「構造モデラ―」上で一貫構造計算および出力を行うソフトウェア「+NBUS7」によりダイレクトに構造計算を行うことも可能。
さらに、建物データだけでなく、構造計算で必要な荷重と計算条件も「構造モデラー」「Revit」で共有することができる。
 
 
■構造モデラー +Revit Op.の主な機能
 
・構造計算を実行
Revitの建物形状データを構造モデラーで共有し、構造計算などの作業を行うことができる。
 
・データのインポート
構造モデラーからRevitに建物形状や荷重などをインポートする。
 
・データのエクスポート
Revitから構造モデラーデータをエクスポートする。
 
・データとの差分を表示
構造モデラーデータとRevitデータの差分を表示する。
 
・データ変換条件
Revitデータと構造モデラ―データの変換条件を指定する。
 
・マッピングテーブル編集
+Revit Op.で使用するファミリとの互換性を設定するテーブルファイルの編集ができる。
 
・マッピングテーブルからパラメータを生成
マッピングテーブルから不足しているパラメータをファミリに追加することができる。
 
 
■新機能について
「+Revit Op.」は、従来の一貫構造計算ソフト「BUS-6」のオプションプログラム「BUS-6 +Revit Op.」として2018年に発売し、BIMモデルを利用した確認申請の取り組みなどに採用されてきた。
「+Revit Op.」を利用することにより、一貫構造計算ソフトと「Revit」の双方向で建物データを共有、連携し、整合性を保持しながら構造設計を進めることができる。
また、構造計算で必要な荷重と計算条件もRevitプロジェクトに保存することができる。
Revitとのダイレクトデータ連携により、ST-BridgeやIFCなどの中間ファイルを用いるデータリンクと異なり、データを欠落する心配もない。
これにより、構造設計者や確認審査機関が多くの時間を割いている、図面と解析データの整合性をチェックする手間を、大幅に軽減する効果が見込まれる。
 
新製品の「構造モデラー +Revit Op.」は、2020年に発売した新思想の一貫構造計算システム「構造モデラー+NBUS7」に対応したRevitアドインソフトである。
従来の「+Revit Op.」の機能に加えて、RevitプロジェクトのGUIDと構造モデラ―のGUIDを関連付けし、変換対象の部材を明確にすることで、軸や層の追加・削除時でもRevitモデルへの差分変更が可能になった。
 
 
■問い合わせ先
株式会社構造システム
https://www.kozo.co.jp/



電子小黒板スマートフォンアプリ「どこでも写真管理 Plus」を刷新

 分類: 建設共通

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田直)は、電子小黒板スマートフォンアプリ「どこでも写真管理 Plus」を刷新し、2021年12月20日(月)にリリースする。
 
どこでも写真管理 Plus
 
■工事写真レイヤ化への対応と、インターフェイスの大幅改良で操作性を向上
「どこでも写真管理 Plus」とは、国土交通省が推進する「工事写真の小黒板電子化」に対応した電子小黒板スマートフォンアプリである。
CAD製品である土木施工管理システム「EX-TREND武蔵」や、クラウドサービス「CIMPHONY Plus」と連携しながら、工事写真を手軽に効率的に撮影、管理することができる。
今回は、国土交通省の「デジタル写真管理情報基準(R2.3)」で採用された工事写真レイヤ化(SVGフィル形式)への対応を図るとともに、インターフェイスの大幅な改良や撮影機能を向上し、飛躍的に操作性を向上させたリニューアル版をリリースする。
 
■最新版の概要
・工事写真レイヤ化への対応
・インターフェイスの改良
・写真撮影機能の向上
・要望が多かった機能の改善
 
■各種新機能について
 
1.工事写真レイヤ化への対応
・国土交通省の「デジタル写真管理情報基準(R2.3)」で採用された工事写真レイヤ化(SVGフィル形式)に対応。
・撮影した写真に対し、電子小黒板やマーカーなどの描画データをそれぞれのレイヤで保持した写真の運用が可能になった。
 
工事写真レイヤ化への対応
 
2.インターフェイスの改良
・屋外での使用を考慮し、ハイコントラストなインターフェイスデザインに変更。
・アプリアイコンを変更。アップデートされた場合は、従来のアイコンからデザインが変更される。
・撮影までの操作ステップが最小限になるよう、メインメニューからいつでもカメラを起動できるよう改良。
 
インターフェイスの改良
 
3.写真撮影機能の向上
・撮影処理の品質を向上。
・露出調整機能、セルフタイマー機能を新たに搭載。
 
4.要望が多かった機能の改善
・黒板プレビュー表示や工種による絞り込みなどの機能を追加。
・ファイル管理機能を改良。
 
要望が多かった機能の改善
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



BIM/CIM コミュニケーションシステム「TREND-COREコア」の最新版

2021年11月24日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版となるVer.8を、2021年12月14日(火)に発売する。
 
BIMCIM コミュニケーションシステム「TREND-COREコア」の最新版を2021年12月14日(火)リリース
 
国土交通省では、インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、令和5年度までに公共工事におけるBIM/CIMを目指し、さまざまな業務や工事に対するBIM/CIM、i-Construction関連要領・基準等の整備を急速に進めている。
そこで今回リリースする最新版では、「3次元モデル成果物作成要領(案)」への対応でBIM/CIM運用支援の強化を図るとともに、i-Constructionにおける「ICT構造物工」「ICT法面工」への対応強化で、BIM/CIMやi-Construction指定発注工事への対応を図りながら、業務と工事双方の効率化を支援していく。
 
■最新版の概要
・3次元モデル表記標準に代わる「3次元モデル成果物作成要領(案)」に対応
・i-Constructionの「ICT構造物工」への対応を効率化する、関連製品との連携強化
・法枠計画支援プログラム(オプション)の強化
・LandXMLフォーマット関連の強化
・VRデバイス対応機種の拡充
 
 
■各種新機能について
 
1.3次元モデル表記標準に代わる「3次元モデル成果物作成要領(案)」に対応
・本要領(案)に則った工事において、読み込んだ3Dモデルに対し簡単かつ正確に2D図面(三面図)を配置できる機能を搭載。
また、3Dモデルと2D図面に微妙なずれがある場合でも簡単に補正することができ、正確な設計照査を可能にする。
・角度がついた構造物モデルにおける、3DA(アノテーション)モデルの作成機能を強化。
・成果出力において、新たにBIM/CIMモデル等電納品要領(案)及び同解説の令和3年3月版に対応。また令和2年3月版と使い分けた運用にも対応が可能。
 
2.i-Constructionの「ICT構造物工」への対応を効率化する、関連製品との連携強化
・施工後の点群と合成した出来形評価を実現するため、3Dモデルと三面図を3D点群処理システム「TREND-POINT」に連携させることが可能になった。
・現場計測アプリ「FIELD-TERRACE」用のデータとして、3Dモデル(TIN)と構造物センターなどの線形要素をワンアクションで出力、連携させることが可能になった。
 
3.法枠計画支援プログラム(オプション)の強化
・法枠工の中詰めについて、場所によって異なる工種の設定が可能になった。
・法枠工の外枠が施工範囲内に収まるように自動配置される機能を追加。
・その他、法枠編集における各種機能を強化。
 
4.LandXMLフォーマット関連の強化
・「LandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)」(J-LandXMLVer.1.4)に対応。
・LandXMLの出力形式の設定項目を追加し、ICT建機ソフトウェアでの読込みエラーを低減。
 
5.VRデバイス対応機種の拡充
「TREND-COREVR」に対応するヘッドマウントディスプレイ機器について、新たにHTC社の「VIVEFocus3」および「VIVEPro2」に対応。
 
■標準価格(税別)
600,000円~
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」が「楽楽精算」と自動連携

2021年11月10日 分類: 建設共通

株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市、代表取締役:三國 浩明)とJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:吉松 正三)は、建設ドットウェブの建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」とクラウド型経費精算システム「楽楽精算」をつなぎ、データを自動連携するサービスを11月8日より提供開始した。
 
建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」、 「楽楽精算」と自動連携
 
■「Qanat Universe」でシステム間の連携を実現
建設業界では、原価高騰や人材不足の問題に加え、2024年4月から時間外労働の上限規制が適用される等、適正な原価管理と業務の改善・効率化が喫緊の課題となっている。
これらの課題に対応するため、株式会社建設ドットウェブは「どっと原価NEO」と国内の主要な業務クラウドサービスとの連携の強化をしてきた。
 
そして、今回新たに「どっと原価NEO」「楽楽精算」の自動連携サービスを提供。
「楽楽精算」で登録・処理した経費精算の仕訳データを工事マスターと紐づけ、「どっと原価NEO」に自動連携できるようになった。
そうすることで、これまで手作業で行っていたCSVファイルによるデータ連携と異なり、ファイルの出力やアップロードの手間が不要に。
また人為的ミスの削減にもつながるため、建設工事の原価に係る経費処理の効率化が見込まれる。
 
 
■どっと原価NEOについて
「どっと原価NEO」とは、小・中規模向けに構成された、業種を問わず幅広く使用できる原価管理システムである。
使いやすさと柔軟性で業務の合理化と経営の効率化を両立し、ゆとりある企業づくりを支援。
オンプレミス型だけでなく、サーバーレスで管理者不要、導入しやすいサブスクリプションモデルが用意されており、高い導入効果を実現している。
 
・どっと原価NEO
https://www.kendweb.net/eguide/
 
 
■楽楽精算について
「楽楽精算」とは、株式会社ラクスが開発・販売する、交通費・旅費・出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムである。
「社員が申請→上司が承認→経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止に役立っている。
 
・楽楽精算
https://www.rakurakuseisan.jp/
 
 
■Qanat Universeについて
「Qanat Universe」とは、基幹/業務システムやクラウドのサービス、PC、モバイルの他、IoTデバイスなど、社内(オンプレミス)、クラウド上の様々なシステムやサービスをシームレスにつなぐ、クラウド連携プラットフォームである。
「Qanat Universe」を利用することで、利用者は接続先を意識せず、素早く低コストでシステムの連携と業務の自動化を実現することができる。
 
・Qanat Universe
https://www.jbat.co.jp/lp/qanatuniverse_connect/
 
 
■問い合わせ先
株式会社建設ドットウェブ
https://www.kendweb.net/

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
https://www.jbat.co.jp/



国産BIM建築設計・施工支援システム「GLOOBE」の最新版リリース

2021年11月9日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:佐藤 浩一)は、BIM建築設計・施工支援システム『GLOOBE』において、施工現場に役立つ機能を大幅に強化した「GLOOBE 2022」を2022年1月19日(水)に発売する。
 
国産BIM建築設計・施工支援システム「GLOOBE」の最新版が2022年1月19日(水)に発売
 
■概要
国土交通省では、建設現場の「生産性革命」と「働き方改革」の実現に向けてBIM/CIMの普及とともに3次元モデルとICTの全面活用を強力に推進している。
「GLOOBE 2022」では、施工現場ファーストによる普段使いのBIMをテーマに、建築本体工事の要となる地下躯体と地上躯体工事に対応、さらには3Dモデルと完全連動する工程計画機能を搭載して施工現場の見える化による建設生産性の向上に貢献する。
 
 
■最新版のポイント
 
・GLOOBE Architect「設計BIM」
建築基準法や確認申請などの設計業務をより効率化する機能を拡充。
 
・GLOOBE Construction 【施工BIM】
新たに「躯体計画」と「工程計画」プログラムをリリース。
施工:ワークフローに即したインプットとアウトプットを実現
工程: 3D モデルから施工ステップと作業日数を自動算出
数量: 3D モデルで実数量を可視化し建設コストを把握
 
 
■標準価格(税別)
 
・GLOOBE Architect 基本
主なオプション:配置図・平面図・断面図・プラン図・立面図・CG など
プログラム価格:650,000円
使用権販売  :150,000円/年額
 
・GLOOBE Construction 基本
主なオプション:躯体計画・躯体数量算出・工程計画
プログラム価格:720,000円
使用権販売  :216,000円/年額
 
・GLOOBE Construction
主なオプション:仮設計画
プログラム価格:240,000円
使用権販売  :72,000円/年額
 
・GLOOBE Construction
主なオプション:土工計画
プログラム価格:240,000円
使用権販売  :72,000円/年額
 
・GLOOBE VR
主なオプション:1年使用権
使用権販売  :180,000円/年額
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp/products/gloobe/index.html



メンテナンス業への本格参入を目指し大崎電気工業とサービスの共同開発を合意

2021年11月8日 分類: 建設共通

スパイダープラス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:伊藤 謙自)は、大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康)とサービスの共同開発を進めることを発表した。
 
メンテナンス業への本格参入を目指し大崎電気工業とサービスの共同開発を合意
 
■サービス共同開発の背景
スパイダープラス株式会社は、2011年より建設業を主な対象としたVertical SaaS「SPIDERPLUS」を提供している。
ゼネコン、サブコンの現場監督を中心に、直近2年においてはプラント業やビルメンテナンス業など、サービス導入の水平展開が広がっている。
国土交通省が発表した2021年度の建設投資額見通しは、コロナ禍においても前年度比で2.9%増となる62兆6,500億である。
こうした事情のもと、既存の市場に加えたメンテナンス業を中心とした新たな市場のポテンシャルを実感する一方、世界的に高まりを見せるSDGsへの取り組みニーズ、特に脱炭素問題に代表される高い専門性を必要とする課題をも取り込んだソリューションの提供については、自社だけで取り組むのは困難であると感じていた。
しかし今回の協業によって、スパイダープラスがこれまで蓄積してきた情報共有のノウハウと大崎電機工業が持つ技術とが掛け合わさり、現場業務のDXが加速することが期待される。
 
【メンテナンス業界の課題】
建設当時に使われた材料が現在の安全基準に適合しなくなったことや、時間の経過に伴う機器の入れ替え、メンテナンス要員の不足、カーボンニュートラルへの対応、エネルギー最適化などの課題に直面している。
日々のメンテナンス業務や、脱炭素に向けた取り組みにおいて、設備や機器、配線配管の位置を示す図面情報は必要不可欠である。
また、従事者の高齢化や労働力の不足、社会の価値観の変化に伴う建物の用途の急速な変化の中で、メンテナンスの質をは高く保ちながら、限られた人数で効率よく仕事を進めていくために、技術活用が喫緊の課題となっている。
 
■SPIDERPLUSについて
SPIDERPLUSとは、国交省電子納品対応の建設・メンテナンス業向け図面、現場管理アプリ。
図面整理や写真管理、帳票出力まで可能。記録や報告作業を楽にすることができる。
 
 
■今後の予定
 
1.メンテナンス市場へ本格参入
2022年春頃より順次、メンテナンス業界において、業務コストの最適化を実現させ、現場運用における脱炭素問題解決にも寄与することを見込んでいる。
設備点検の現場において、従来までの蓄積を生かし、物事の予測につなげていくなど、技術の活用による課題解決を目指す。
 
2.建設業界を対象にしたIoTを組み合わせた施策の共同開発
大崎電気工業では国内において、トップレベルのシェアを誇るスマートロック10万台の受注実績を有しており、さらなるシェアの拡大も期待できる。
建設業界においてコスト最適化をかなえることで、2024年の改正働き方改革法施行に先駆け、現場運用の時間最適化に寄与していく。
 
 
■問い合わせ先
スパイダープラス株式会社
https://spiderplus.co.jp/



『テラ施工管理』に新機能、代理登録機能と緊急連絡先追加を実装

2021年11月2日 分類: 建設共通

テラ足場株式会社/テラDXソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:徳重 徹)は、現場管理の効率化を実現するアプリ『テラ施工管理』に、「代理登録機能」「緊急連絡先追加」を新機能として実装した。
 
テラ施工管理に、代理登録機能と緊急連絡先追加が新機能として実装
 
■『テラ施工管理』とは
誰でも簡単かつ直感的に使える施工管理アプリ。
あらゆる年齢の人に馴染みやすい仕様になっており、普段のメッセンジャーアプリとしても使用が可能。
施工案件ごとにトークルームを作成し、状況共有が簡単に行なうことができるため、誰が今何をしているのか、工事がどこまで完了しているのかをリアルタイムに更新でき、また履歴としても残せるため、施工前から完工までを一括で管理することができる。
 
 
■新機能の紹介
 
1. 出面の「代理登録機能」
複数人同時に登録することができるため、大人数の場合でも簡単に出面の管理を行うことができる。
責任者が現場の複数の職人をまとめて打刻する、ということもできるため、一人ひとり打刻するストレス・手間がなくなる。
また、入力した出面は現場ごと、メンバーごとにExcel形式で出力が可能。
他にも人工の計算や日報登録時のメモ、日報登録場所の確認も一つのファイルでできるため、日々の出面管理業務を大幅に効率化することができる。
さらに本人以外もWeb版・アプリ版での出面登録ができるようになったため、スマートフォン以外の携帯からも管理がしやすくなった。
 
2. 緊急連絡先追加機能
労基署や病院、事務所、電力会社、水道会社などの連絡先を一括管理できるようになった。
一度web版から緊急連絡先を登録することで、アプリ版・web版に関わらず、全ての現場で必要な緊急連絡先を選択することができる。
 
 
■問い合わせ先
Terra DX Solutions株式会社
https://corp.terra-dx.co.jp/



最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2022」を発売

2021年11月1日 分類: CAD、BIM・CIM

キヤノンマーケティングジャパングループエーアンドエー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田 貴史)は、次世代技術によって設計・デザイン環境が向上し、モデリングとプレゼンテーション機能を強化した最新バージョン「Vectorworks 2022」を2022年1月14日より発売する。
 
最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2022」を発売
 
■概要
「Vectorworks 2022」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションである。
専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務をさらに効率化させることができる。
 
■次世代技術の搭載とモデリング・プレゼンテーション機能の強化
「Vectorworks 2022」は、最新のAppleシリコンプロセッサ上でネイティブ対応し、グラフィックス機能がMetalとDirectXに対応したことによって、設計・デザイン環境を大きく向上。
また、ソリッドモデルの各面に異なるテクスチャを設定できるようになり、再現性が高まる。
さらにMaxon社のRedshiftレンダリングエンジンを搭載したことで、対象ハードウエアでのレンダリングパフォーマンスを向上させることができるようになった。
 
■BIM/建築設計機能とレポート作成機能の進化
BIM・建築設計向けパッケージ「Vectorworks Architect 2022」は、窓やドアの開口部に壁構成要素の回り込みを定義し、よりリアルで精確なBIM モデルを作成することができる。
また階段ツールが進化し、新しい作成モードとインタラクティブな変形モードを搭載。
さらにワークシートが大幅に強化され、複雑なレポートの作成がより簡単になった。
 
 
■Vectorworks 2022の主な特長
 
1.次世代技術の搭載
・macOSで動作するCAD/BIMツールとして初めてAppleシリコンプロセッサにネイティブ対し、スピードとパフォーマンスが向上
・macOSではMetal、WindowsではDirectXに対応し、利用のOSに最適な描画性能を提供することで設計・デザイン環境が向上
・画面上のパレットをモダン化しモーダルダイアログを廃止することで、作業効率を下げることなく各種オプションにアクセス可能
 
2.モデリングとプレゼンテーションの強化
・ソリッドモデルの各面に異なるテクスチャを設定できるようになり、リアリティの高いモデリング環境を提供
・Maxon社のRedshiftレンダリングエンジンを搭載し、GPUを活用したバイアスレンダリングが可能になり、対象ハードウエアでのレンダリングパフォーマンスが向上
・Twinmotionダイレクトリンクを搭載し、macOS、Windowsで利用可能なリアルタイムレンダラーとのスムーズな連携が実現
 
3.BIM・建築設計機能の拡張
・円弧壁と直線壁が統合され、ドアや窓の開口部に壁構成要素の回り込み定義を可能にし、3Dモデルと図面の双方で精確な表現を実現
・階段ツールは四角形と多角形の新しい作成モードを搭載し、変形も2D/3Dでの直感的でインタラクティブな操作が可能
・刷新された条件ダイアログ、新しい検索機能の搭載、改良された数式バーで、複雑な対象オブジェクトのレポートや一覧表の作成が可能になったワークシート
 
4.用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインアップ
・BIM、3Dデザインを可能にする建築,インテリア設計向け「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を提供。2D作図・編集や3Dモデリング機能、レンダリングは基本製品「Vectorworks Fundamentals」で利用可能
・パソコンごとにライセンスを管理する「スタンドアロン版」とサーバー/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする「ネットワーク版」の2種を用意
・スタンドアロン版は、永続ライセンスとサブスクリプションライセンスの2種を用意
 
 
■製品詳細
 
・製品名価格(税込)
Vectorworks 2022(スタンドアロン版永続ラインセンス) 36万8,500円~
 
・発売日
2022年1月14日
 
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
https://www.aanda.co.jp/



3D デジタルコンテンツのプラットフォーム『BIMobject Cloud』がリニューアル

 分類: CAD、BIM・CIM

野原グループで3Dデジタルコンテンツのプラットフォーム『BIMobject Cloud』を国内展開するBIMobject Japan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:東政宏)は、2021年9月21日に、同プラットフォームをリニューアルした。
 
3D デジタルコンテンツのプラットフォーム「BIMobject Cloud」がリニューアル
 
■建材検索時間を短縮する主な改善点
 
1.メーカーオブジェクトが探しやすい
・検索フィルタリング(オブジェクトの特性/機能/プロパティ)の改善
・検索ワードのスペルミスの部分一致で、検索ヒット率を向上
・漢字の検索性が向上(例:机、椅子)
 
2.メーカーオブジェクトページのレイアウト変更
・製品詳細、文字・画像サイズ変更で見やすさアップ
 
3.持続可能性項目の追加
・EPD( EnvironmentalProduct Declaration/)情報の公開
・二酸化炭素排出量の明示
・検索フィルターのトップに「持続可能性」が追加
・メーカーオブジェクトページのプロパティエリアに、EPD情報や地球温暖化につながる二酸化炭素排出量(Global Warming)の記載がある
 
 
■WEBでの建材検索機能を改善、持続可能性項目を国内で初導入
今リニューアルは、コロナ禍による建設産業のデジタル活用への需要とSDGsや2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)といった地球環境への意識の世界的高まりを背景としている。
 
国内建設産業では、国内のデジタル・BIMv普及に向けて期待することとして「BIM オブジェクト・属性情報の標準化」が最多となっているほか、建設プロジェクトにおける二酸化炭素排出量の削減に取り組む企業が増えている。
そこでBIMobject Japan社は、社会・企業の動きをいち早くサポートし、地球環境配慮と両立する建設産業の生産性向上に寄与
。建材選定プロセスから、国内建設産業の持続可能性志向・デジタル活用の強化をサポートしたいとの方針を固めた。
 
 
■問い合わせ先
BIMobject Japan株式会社
https://www.bimobject.com/ja/search



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