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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

遠隔作業支援・録画シ ステム「アイちゃん」

2021年2月22日 分類:

スマートフォンにウェアラブルカメラを繋げて「撮る」「見る」「録画する」「話す」を簡単に実現する、リモート時代の便利なツール。現場作業者目線の映像が1280pix×720pixの高解像度でリアルタイムに確認できる。強力な手ブレ防止機能を搭載したXacti社のウェアラブルカメラにより鮮明な映像での通話・録画が可能。国土交通省「建設現場における遠隔臨場の試行方針」基準をクリアしている。
 
 

 
 
 
問い合わせ先
株式会社APC
TEL:097-573-6616
https://www.oita-apc.co.jp/



測量・土木設計・登記業界向けCADソリューションの最新バージョン『WingneoINFINITY 2022』発売

2021年2月18日 分類: CAD、BIM・CIM

アイサンテクノロジー株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:加藤 淳)は、測量業務におけるさらなる作業効率支援のため、『Wingneo INFINITY 2022』を発売開始する。
 

 
■概要
同製品はワークフロー改善の一層のシステム強化を実現した最新バージョンとして、リリースする。
 
■新機能およびアップデート内容

1.WingEarth連携機能強化
 
2.PocketNeoRⅢデータのUSBダイレクト転送
 
3.令和2年土木設計電子納品要領対応
 
4.登記・供託オンライン申請システムの通信方式対応
 
5.DXF・DWGファイル入出力 AutoCADR標準色への対応
 
6.その他、ユーザーの要望を機能に反映し搭載
 
 
 

■問い合わせ先
アイサンテクノロジー株式会社
https://www.aisantec.co.jp



AI音声認識で現場の巡視点検をサポート iOS版 安全パトロールアプリ提供開始

2021年2月12日 分類: 建設共通

株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木 清幸)は、現場の巡視点検をサポートするiOSアプリ『AmiVoice スーパーインスペクター for安全パトロール』を、作業工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」にて提供開始する。
 

 
■概要
『AmiVoice スーパーインスペクター for安全パトロール』は、巡視点検の結果を手軽に登録、共有、管理する。
これまで紙に手書きで行っていた点検記録を、音声認識AmiVoiceを活用することで簡便かつ効率的にデータ入力し、現場におけるリスクアセスメントを推進するとともに、情報共有の円滑化・スマート化を実現する。
登録した内容はクラウド上のストレージサービスを介して現場事務所や支店、安全管理部門などの関係者に即座に共有。是正箇所のステータスの閲覧・編集もWEB/iOSアプリ上で実施できる。
また一括してExcelに出力することが可能なため、従来どおり紙での保管も可能。さらに点検項目の追加や入力形式の選択などは自由にカスタマイズ設定でき、業種/ユーザー/現場ごとに異なる点検内容であっても、最適な運用を実現する。
 
■特長
1.音声入力で誰でも簡単。難しい操作は必要なし
アプリの入力画面に従い、音声入力・キーボード入力・選択式入力で、簡単に巡視点検を実施できる。カメラ機能により、是正箇所の写真を登録することも可能。
是正箇所と是正後の情報は、PCからExcelに出力できる。写真・コメントをまとめて管理できるため、各種データ分析に活用できる。
 
2.現場に応じたカスタマイズが可能
点検項目や是正箇所の分類項目は自由にカスタマイズ設定可能で、マンション・トンネルといった建築/土木現場や製造工場など、幅広い作業現場で利用できる。単語登録機能により、現場特有の用語や各社の専門用語も音声認識で入力できる。
 
3.現場の見える化をサポートし、迅速な情報共有を実現
登録したデータはクラウドストレージサービスで共有され、現場事務所や支店、安全管理部門などから即時に現場の状況を把握。遠隔地からの指示出しや作業支援により、関係者間の接触頻度を低減し、三密回避にも効果的である。是正ステータスの管理もアプリ上で実施できるため、点検の形骸化を防ぎ、迅速かつ正確な情報共有による現場の見える化を実現。リスクアセスメント強化を推進する。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社アドバンスト・メディア
https://www.advanced-media.co.jp/



土地情報管理システム『Mercury-LAVIS』最新版を2021年初夏にリリース

 分類: 建築系

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、土地情報管理システム『Mercury-LAVIS』に、新たに地籍計算と地籍CAD機能を追加し、2021年初夏にリリースする。
 

 
■概要
国土交通省が推進する「地籍調査事業」および法務省が推進する「法14条地図整備事業」では、都市部・山村部における調査の促進、災害が想定される地域の緊急対策、所有者不明土地対策の対応など、「国土調査のあり方」についてさまざまな検討が行われ、2020年度より「第7次国土調査事業十箇年計画」として事業が推進されている。
同製品は、上記事業における地籍調査および14条地図作成業務に携わる受託業者と、委託元である地方自治体における成果管理に活用できるシステムで、最新の「地籍調査作業規程準則」および「地籍測量及び地積測定における作業の記録・成果の記載例」に対応している。
 
■ポイント
・現行の事務支援機能に、地籍計算と地籍CADの機能が追加されることにより、地籍調査(14 条地図整備)におけるD工程~H工程まで一連の業務への対応を可能にする。
 
・ユーザーのニーズに合わせて、プログラムのパッケージ構成および価格を含めた契約形態を見直し、無駄なく導入できる構成で提供予定。
 
 
 

■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



TISとDataMesh、大林組の工事におけるBIM/CIM、Mixed Reality技術の活用に向けた試行を実施

2021年2月8日 分類: 建設共通

TIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野徹、以下TIS)とDataMesh株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:王暁麒、以下: DataMesh)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治、以下:大林組)において、BIM/CIM※1とMixed Reality(以下、MR)技術を活用し、工事現場の生産性向上に向けた作業手順を簡単にMR上で再現できるDataMesh Directorの試行を実施した。
 

 
■概要
大林組では、施工管理者向けVR教育システム「VRiel」やAR合意形成ツール「FutureShot」などを開発し、XR技術を活用した人材育成を図っているが主に施工物の完成形の表示であるため、現場作業の中での活用は限定的だった。
そこでMicrosoft Mixed Realityパートナープログラム認定パートナーであるTISおよびDataMeshとともに、作業ステップごとのBIM/CIMモデルを使用し、より効果的なXR技術の活用を目指した。
 

■工事現場の課題と課題解決に向けた試行について
駅の改良工事など営業線近接の鉄道工事は、一晩の作業時間が終電から始発までの数時間に限定されることから、作業の手戻りは大きな損失になる。そのため作業手順の確認には発注者、元請、協力会社の作業員の間で綿密な協議を重ね、各役割を徹底させるまで多くの時間を費やすことが必要だった。そこで今回の試行では、Microsoft HoloLens2やタブレット端末を使用し、デバイスにDataMesh Directorで作成した作業手順を表示することで作業時間短縮を図った。
 
■DataMesh Director 活用の利点
1.現地で動的3D手順を重ねて確認できるため、工事の生産性が向上
動的な3Dアニメーションで作業手順を現地で事前に確認できるため、役割分担の決定にかかる時間を大幅に短縮できる。また、若手作業者でも正しく作業を理解できること、施工中にも作業手順の動画を投影することで間違いを未然に防止できることから、生産性の向上が見込まれる。
 
2.BIM/CIMの現場での活用手段として有効
施工現場で詳細な作業指示や位置確認を行う場合は、2次元の施工図面を切り出す方法が一般的だが、本技術ではBIM/CIMを3Dモデルのまま活用可能なため、立体的な完成のイメージを確認・共有でき有効的である。
 
3.誰でも簡単に動的3Dコンテンツを作成・投影可能
BIM/CIMがあればPowerPointのスライドを作成するように施工ステップを作ることができるため、従来よりも簡単に作成・修正が可能。また、作成物はクラウドに保存され、複数媒体で投影でき、遠隔地同士での情報共有など幅広い場面で活用できる。
 
 
 

■問い合わせ先
DataMesh株式会社
https://www.datamesh.co.jp/



『CheX(チェクロス)』 有償オプション「BIM機能」をリリース

 分類: 建設共通

株式会社YSLソリューション(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:市川 岳彦)が提供する建設ドキュメント閲覧・共有アプリ『CheX(チェクロス)』は、3次元の形状情報に加え、部材の仕様や性能等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルであるBIMを施工の最前線で利用できる、有償オプション「BIM機能(以下、CheX BIM)」をリリースした。
 

 
■概要
CheX BIMでは施工の最前線でBIMを活用するべく、従来の2D図面では解決が難しかった問題をクリアにする機能を揃えた。3Dモデルによる直感的で正確な現場の把握や、BIMデータを用いた機器の試験作業の負荷低減等、より効率的でスマートに業務を推し進める上で、有効なソリューションとなる。
 

■活用例
・進捗情報の可視化
これまでの2D図面では部材レベルでの作業進捗の把握が難しく、生産性向上を阻む一因となっていた。
CheX BIMでは進捗状況が色で視覚的に認識できるため、一目で状況把握が可能になる。また進捗状況を一覧
で表示することもできるため、管理負荷の低減だけでなく品質向上にも貢献する。
 
・配管圧力試験
施工した配管に圧力をかけ、施工不良等がないことを確認する「配管圧力試験」において、これまでは紙の図面に試験範囲や試験進捗を蛍光ペンでなぞり、都度写真を撮影して管理していた。さらに、縦に配管が伸びる場合の検査では、建物を横から見た立面図を用意するなど、複数の視点の図面を取り扱う必要がある煩雑なものであった。
CheX BIMでは視覚的に認識しやすい3Dモデルに対して、直接検査の範囲や進捗を書き込めるため、試験の対応状況の可視化や対応漏れを防ぐだけでなく、縦方向の配管時も複数の視点の図面を用意する必要がなくなった。
さらに、レッキス工業株式会社製の配管圧力試験器「みるみるくん」と連携することで、測定器から自動でデータを取得可能となるため、試験データの転記ミス防止や、帳票作成の省力化を図ることが可能である。
 
・加工部材確認の省力化
昨今の建設業界では産業廃棄物削減への取り組みの一環として、建設現場での部材加工を減らし、あらかじめ工場で加工した部材を搬入して組み立てる「プレハブ工法」が増えている。一方で、加工された部材はそれぞれ決められた場所に据え付ける必要があるため、荷受時にはその加工部材の据え付け位置を、図面で十分確認する必要がある。
しかしながら、現状は限られた時間・人員の中で、膨大な数の加工部材を正確に確認するのは難しく、図面の解釈違い等のヒューマンエラーが、据え付け作業場所への加工部材の搬送ミスや据え付けミスによる手戻りを引き起こしてしまう課題があった。
この問題に対してCheX BIMでは、加工部材に貼り付けられたQRコードを読み取ることで、当該箇所を瞬時に3Dモデル上に表示し、加工部材の取り違いや据え付けミスを防止することができる。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社YSLソリューション
https://www.ysl.co.jp/



建築3次元CAD『A’s 2021』リリース

2021年2月1日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社シーピーユー(本社:石川県金沢市、代表取締役:木屋満晶)は、クラウド対応機能を拡充しニューノーマル時代に対応する建築3次元CADの最新版『A’s 2021(エース2021』を2021年2月16日にリリースする。
 

 
■概要
『A’s 2021』 は、「エースでどこでもワーク」をテーマに、テレワークや業務分業化、BCP(事業継続計画)を推進する。住宅提案のクラウド化やWEBを利用した集客をアシストし、資産であるCADデータのクラウド管理を実現している。さらに、設計スピードを向上しコストを抑えながら、設計者のスキルや経験に左右されない質の高い住宅設計を現実のものにできる「設計の標準化」を後押しする。
 

また、建築業界では、2021年4月1日に施行される改正建築物省エネ法により、建築主に省エネ性能の理解と意識向上を促すため、建築士からユーザーに省エネ性能の情報提供とともに基準の適否を書面で説明し、書面を保管する義務化が始まる。
『A’s 2021』 では、専門用語や数値ではユーザーに伝わりにくい省エネ性能について、グラフなどを盛り込んだ提案シートなどで分かりやすく説明できる。
 
■特長
・クラウド対応範囲を拡充し、テレワークや部門間のデータ相互利用で利便性向上
スマートフォン用アプリを利用した住宅完成3DCGイメージの共有や、ブラウザで閲覧でき自社ホームページにも公開できるWEBモデルハウスなど、クラウドによる住宅提案は、従来バージョンで搭載済みで、コロナ禍でユーザーの需要が高まっている。
『A’s 2021』では、CADデータをまるごとクラウドサーバーで保存・管理できる「物件管理クラウド」を搭載。作業パソコンでデータ保存のためのハードディスクの空き容量を確保する必要はない。テレワーク時でも別のパソコンにデータを圧縮・解凍、コピーなどの手間なく、すぐ読み込むことができる。
同時に複数のユーザーがデータにアクセスできないよう排他制御が行われ、データの整合性を保ち、最新データの管理も容易である。
 
・「設計の標準化」が設計スピードの向上と業務の平準化・分業化を後押し
『A’s』では従来バージョンでもあらゆるシーンで使用頻度の高い部材仕様や自社の建物仕様をすぐに読み込めるパターン登録を実装している。
『A’s 2021』では、パターン化できる対象項目を追加し、設計スピードと入力の効率化を向上している。マスターデータの登録もより容易に行え、別のパソコンに同じ作業環境を構築する際もスムーズに行える。
また、長期優良住宅やフラット35などの基準をクリアするチェックリストとして「目標基準ナビゲーション」を搭載する。項目ごとに自動もしくは手動判定を行い、クリア基準を可視化することで、使い手のスキルや経験に左右されず品質を保つことができる。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社シーピーユー
https://www.cpu-net.co.jp/cad/



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