建設ITガイド

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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

スマートフォン活用3D計測ソリューション (Solution Linkage Survey)

2020年12月21日 分類:

スマートフォンを用いて盛土を動画撮影し、3Dモデル化し土量を算出するシステムである。スマートフォンの動画撮影機能で取得した動画とGNSSアンテナから取得した位置情報を基に複数の位置情報付画像を生成し、そこからクラウド上で3次元モデルを生成してスマートフォンに返し、スマートフォンのアプリケーション上で3次元モデルから盛土などの計測対象の土量を計測する。 NETIS登録番号KT-200112-A。
 
 

 
 
■問い合わせ先
株式会社日立ソリューションズ
TEL:03-5780-0576
https://www.hitachi-solutions.co.jp/



クレーン作業における遠隔監視システム

 分類:

クレーン作業において、クレーン作業用カメラの映像を遠隔監視・クラウド録画できるシステムである。セーフィ(株)との共同開発。遠隔監視は、専用アプリでスマホやタブレット等の端末から、複数のクレーン作業のリアルタイム映像あるいは録画映像を閲覧できる。クラウド録画は、24時間録画および7日~365日まで(プランによる)保存可能とした。
NETIS登録番号QS-200037-A。
 
 

 
 
■問い合わせ先
協立電子工業株式会社
TEL:092-558-3306
https://e-kdk.com/



遠隔作業支援・録画システム『アイちゃん』 プロフェッショナル版販売開始

2020年12月9日 分類: 建設共通

株式会社APC(本社:大分県大分市、代表取締役:佐藤 隆己)は、遠隔作業支援・録画システム『アイちゃん』の機能を強化したプロフェッショナル版の販売を開始した。
 

 
■『アイちゃん』とは
スマートフォンにウェアラブルカメラをつなげて「撮る」「見る」「録画する」「話す」を簡単に実現する、リモート時代のツール。
 
■高解像度・強力な手ブレ補正機能付きウェアラブルカメラ搭載
現場作業者目線の映像が1280pix×720pixの高解像度(※1)でリアルタイムに確認できる。また、強力な手ブレ防止機能(エクスタビライザ)を搭載したXacti社のウェアラブルカメラを標準装備し、より鮮明で高品質な映像での通話・録画が可能。
 
■国土交通省「建設現場における遠隔臨場の試行方針」基準クリア
国土交通省が定めた「建設現場における遠隔臨場の令和2年度の試行方針(令和2年5月7日)」に示された解像度・フレームレート(※2)に対応。
 
■ホワイトボード機能搭載
透明なホワイトボード機能が搭載されており、映像の上に描画した図や文字を管理者と現場作業者で共有できる。管理画面上で描画した図は即座に現場作業者のスマートフォン画面にも反映されるため、齟齬のない正確な指示を出すことが可能。
 
■閉域IP網で利用できるオンプレミスタイプも用意
通常のクラウドタイプの他に、外部インターネットを使用しない閉域IP網(※3)で利用するオンプレミスタイプの提供も可能で、高度なセキュリティーの要求にも対応。
 
 

※1 最大解像度1280×720・最大フレームレート30fpsとして通信環境によって最適化される。
※2 転送レート(ビットレート)は通信環境によって異なる。
※3 WiFiやsXGPなどの閉域IP網が別途必要。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社APC
https://www.oita-apc.co.jp



『TREND-CORE』および『TREND-CORE VR』の最新版を発売

2020年12月2日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、CIMコミュニケーションシステム『TREND-CORE』および、建設バーチャルリアリティシステム『TREND-CORE VR』の最新版を、2020年12月15日に発売する。
 

 
■概要
国土交通省では、インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため、非接触・リモート型の働き方への転換などの取り組みを開始している。また、2023年度には公共工事におけるBIM/CIM原則適用を目指し、要領・基準等の整備が進められている。
今回発売する製品では、BIM/CIM運用支援の強化、i-Constructionの最新基準への対応、並びに非接触・リモート型の業務支援機能など、建設業界が目指す取り組みを具現化していくための機能強化を図っている。
 
■最新版のポイント
・「TREND-CORE」(Ver.7)では、最新基準・要領(3次元モデル表記標準、BIM/CIMモデル等電子納品要領、ICT法面工)への対応、および法枠モデル作成の機能を強化。
・「TREND-CORE VR」に、インターネット網を利用した遠隔地コラボレーション(複数人同時体験)機能を搭載。
 
■最新版の主な新機能新機能
 
●最新のBIM/CIM運用に向けた対応(TREND-CORE)
1.3次元モデル表記標準(案)3DA(アノテーション)モデル(※)に対応
・構造物に対して任意の位置で、断面・平面を自由に切り出しが可能。
・既存の図面と3Dモデルとの照査に使用できる。
・同社のクラウドサービス「CIMPHONY Plus」へデータ連携する。
2.BIM/CIMモデル等電子納品要領(案)令和2年3月版に対応
・BIM/CIM事業の成果品を電子的に提出する「ICON」フォルダを作成し、構造物や線形モデルを出力する。
 

●最新のi-Construction基準・要領への対応及び機能強化(TREND-CORE)
1.ICT 法面工に関する基準・要領への対応

2.法枠モデル作成機能の強化
・横枠のレベル配置や扇形など自動作成される法枠形状において機能強化する。
・水切りコンクリートの面積や体積など、数量の自動算出が可能。
・法枠形状の3Dモデルや法枠延長をEXCEL形式で出力できる。
・数量の根拠となる求積図や求積表の出力に対応する(※2021年3月対応予定)。
 

●非接触・リモート型の業務を支援するVR機能強化(TREND-CORE VR)
1.インターネット網を利用した遠隔地同時仮想体験機能(コラボレーション)
・JV・協力会社間の「遠隔施工検討」、災害復旧の「遠隔現地調査」「遠隔事前協議」を支援する。
・同社のクラウドサービス「CIMPHONY Plus」でVRデータの共有・利用が可能。
・VR空間上で、参加者全員の位置確認および集合が可能。
 
 

※3次元CADを用いて作成した3次元形状を表す形状モデルに、本標準で規定する構造特性(寸法・注記、数量等)とモデル管理情報を加えて作成したデジタル情報。

 
 
 

■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



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