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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

建設業向け施工管理システム『SITE(サイト)』をリリース

2019年10月28日 分類: 建設共通

株式会社CONIT(本社:東京都文京区、代表取締役:小池康仁)は、建設現場の施工管理業務がより簡単に、効率よくできるようになるWEBアプリケーション『SITE(サイト)』を10月31日にリリースし、同時にモニター企業を募集する。
 

 
■概要
『SITE』は、クラウドを活用した建設業のための施工管理システムである。
案件管理やチャット、図面管理等の機能を多数搭載しており、いつでもどこでも業務ができるようになる。
非効率な方法で行っていた業務を大幅に改善することで、生産性を向上させる。
さらに、ストレージが10GB/IDと、業界最大容量となっており、ストレスなくデータ保存ができるように設計されている。
同時募集するモニターに関しては、説明会に参加のうえ条件に同意することで、費用の一部割引を適用する。
「SITE」プロダクトサイトから申し込みできる。
 

■特長
1.契約企業は、機能が充実した無料スマホアプリ※(「SITE」チャット・「SITE」スケジュール)を利用する職人ネットワークとつながることによって、慢性的な人材不足を解消できる。
 
2.「マルチデバイス対応×多機能」で生産性向上と次世代の働き方を実現。
 
※完全に無料で使える建設業界に特化したチャット・スケジュールアプリとしては業界初。
 
  

■問い合わせ先
株式会社 CONIT
https://www.conit.site/



Mixed Reality(MR:複合現実)システムの最新版『GyroEye 2019.2』リリース

2019年10月16日 分類: 建設共通

株式会社インフォマティクス(本社:川崎市幸区、代表取締役:齊藤大地)は、「Microsoft HoloLens」(ホロレンズ)を活用したMixed Reality(MR:複合現実)システムの最新版『GyroEye 2019.2』、オプション製品でトータルステーションと連携する「GyroEye Holo TS+」およびiOS搭載機器をMRデバイスとして利用する製品「GyroEye Viewer iOS」のリリースを発表した。
 

 
■概要
『GyroEye 2019.2』の最大の特長は、トータルステーションと連携するオプション製品「GyroEye Holo TS+」を提供したことである。測量分野で広く使われているトプコン社製トータルステーションLN-100 (以下、トータルステーション) と連携し、きわめて高精度で安定したMRシステムを実現した。また、 GyroEye Holo TS+の遠隔コントロールをスマートフォンやタブレットで行うAndroidアプリ「GyroEye Controller」(ジャイロアイコントローラ)の配信も開始する。
GyroEye Viewer iOS は、iOSを利用したGyroEyeビューワアプリである。GyroEye Viewer Holo と同様の複合現実体験を提供する。
これらの製品群は、橋梁・道路・トンネル等のインフラ構造物の維持管理や工事中の施工・品質管理において、より一層の生産性向上と、作業効率化を支援する。
 

■主な新機能
「GyroEye Holo TS+」(オプション製品)
 
・トータルステーションとの連携
測量分野で広く使われているトータルステーションLN-100(別売)と連携することが可能。移動距離30メートルにおいて誤差±5mmの精度を安定して提供する(弊社独自基準による測定結果)。
 
※従来のGyroEye Viewer Holoを単独で使用した場合、使用者が移動する距離や時間、経路などによって「MR画像が徐々にずれる」などの症状があった。同オプション製品は、トータルステーションLN-100 (別売) と連携してGyroEye Viewer Holoの使用者を継続して自動追尾することで、きわめて高精度でありながら安定したMRシステムを実現する。
 

・トータルステーションと連携してGyroEye Holoを遠隔コントロール
Androidを搭載したスマートフォンやタブレットを利用して、トータルステーションと連携してGyroEye Holoを遠隔コントロールする機能を新たに搭載した。遠隔コントロール機能でGyroEye Holo上のホログラムの大まかな位置決めができるようになり、短時間で初期設定を完了することが可能になった。
 

■「GyroEye Viewer Holo」
描画応答性の向上や、ユーザーインターフェイスの改良、また、データコンバータの改良など、全般的に性能を向上させている。
 

■「GyroEye Viewer iOS」
MRデバイスとしてiOSを搭載したスマートフォンやタブレットを利用する。手持ちのiOS端末を活用することで、きわめてローコストでMRシステムを構築することができる。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社インフォマティクス
https://www.informatix.co.jp/



国産BIM建築設計システム『GLOOBE』最新版を発売

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:佐藤 浩一)では、最新版の国産BIM建築設計システム『GLOOBE 2020』を2019年11月12日に発売する。
 

 
■概要
『GLOOBE 2020』では、BIMを活用した建築確認申請が公的に推進されてきた現状を踏まえ、GLOOBEモデルによる「BIM確認申請」の実現に向けた機能強化を図った。
また、施工段階におけるBIM活用(施工BIM)の普及に伴い、ゼネコン・専門工事会社の利用を想定した新オプション「躯体図出力」を追加し、設計から施工まで幅広い業務支援を実現する。
 
■最新版のポイント
・BIMを活用し、日本独自の確認申請に必要な図面作成の機能を強化した。本機能は唯一、日本の建築基準法にパッケージ対応したシステムである。
 
・複数のメンバーが同じプロジェクトに対して作業を行えるクラウド対応チーム設計システムを搭載し、事業所間・協会社間の垣根を超えた設計作業を実現する。
 
・施工計画シミュレーションの機能追加を見据え、3次元モデルから躯体図を自動作成する機能を新規オプションとして発売する。
 
■『GLOOBE 2020』の主な新機能
 
●BIM確認申請機能の強化
1.申請面積区画のモデル実装、申請用図面作成機能の強化
・申請面積(モデル構築段階での入力編集、スペースとの整合を確認する機能を実装)
・面積区画入力・編集(面積種別の拡張・色分け表示で加減を確認)
・敷地面積確認(敷地が複数の用途地域にまたがる場合に、用途地域毎に容積率・建ぺい率を按分)
・床面積区画整合チェック(床面積区画とスペースとの重なりをチェックし、整合が取れているか確認)
・「確認申請図」グループを新設し、確認申請書に必要な図面の作成をスムーズに
 
2.躯体チェック、取込み機能を強化
・構造審査での活用を想定し、躯体の断面サイズと符合だけを比較
・躯体取込み機能による、断面リスト・配置部材の更新
 
 
●チームシステム搭載
1.「クラウドサーバー対応チームシステム」を標準搭載
 
2.差分データの積み上げ、履歴の管理が可能で特定の時点のデータを取得することができ、通信障害が発生した場合でも直前までの状態を保持可能
 
3. 編集範囲として、作業者に編集範囲を振り分け、共同編集作業を行うことが可能
 

●施工BIMを見据えた躯体図出力機能を新たに搭載
躯体図出力(※新規オプション)
・GLOOBE のモデル情報から、見上図・見下図・屋上伏図・基礎伏図・杭伏図・底盤伏図・断面図などの躯体図を自動作成して、施工段階におけるGLOOBE利用を促進
・記号マスタは編集ダイアログを用意し、部材種別毎の記登録編集
・杭、異厚フカシなど新規オブジェクトを用意し、IFCファイル形式でJ-BIM 施工図CAD(※1)との連携を可能にした
 

●3DPDFダイレクト出力機能を追加
GLOOBEデータを3Dモデルコンテンツとして3DPDFファイル直接出力
3Dモデルを利用した情報共有やコミュニケーションが容易に
 
●点群読み込み機能強化
経緯度基準点が設定されている場合、点群の座標系指定で自動配置
 
 

(※1):福井コンピュータアーキテクト株式会社製 施工図作成システム「J-BIM 施工図CAD 2019」以降
 
 
 

■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://www.fukuicompu.co.jp/



建設業の働き方改革推進アプリ『SPIDERPLUS(R)』がDropboxとの特別共催セミナー開催

2019年10月4日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社レゴリス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:伊藤謙自)が開発・販売する『SPIDERPLUS(R)(スパイダープラス)』を10月9日(水)~10月11日(金)まで開催される建設テック2019(日経X TECH EXPO 2019)に出展することを発表した。
デモ機を用いて実際にSPIDERPLUS(R)を触り、営業担当が機能について説明する。また、スペシャルイベントとして本会場限定のDropboxとのセミナーも実施する。
さらに、本展示会限定のスペシャルノベルティも用意されている。

■建設テックSPIDERPLUSRブースに関して

・開催期間
2019年10月9日(水)~2019年10月11日(金)

・開催場所
東京ビッグサイト西1ホール

〒135-0063
東京都江東区有明3丁目11-1
東京国際展示場西展示棟1F

SPIDERPLUSRブースは西1ホールの入口すぐ近くになっている

■ブース内セミナーについて
同展示会では、会場限定でしか聞けない業務効率化セミナーを複数回開催する。

・ブース内セミナー開催時間
・10:40~10:55  11:40~11:55 13:40~13:55 ◆14:40~14:55 15:40~15:55 16:40~16:55

※◆で表示している時間帯が特別セミナーの時間。時間帯は変更になる可能性がある。

■Dropbox特別セミナーについて
同イベントの目玉企画として、Dropboxとの共同ブース内セミナーも実施。

■スペシャルノベルティプレゼント
建設テック2019でのDropboxとの協業を記念して、会場限定のダブルネームモバイルバッテリーチャージャーを『SPIDERPLUSR』ブースにて下記条件を達成した方に進呈。
※各日数量限定
・条件
1.Dropboxブースにて配布の手ぬぐいまたはスタンプラリー用紙を持参の方
2.1を達成済みで同社ブースにて製品説明を聞いた方

■Dropboxについて
Dropboxはチームのコンテンツをすべて1か所に集約する。好みのツールが使えて、あちこちに散らばった情報を整理して本当に大切な情報がすぐに見つけられるスマートワークスペースである。

■図面管理・情報共有ツール『SPIDERPLUSR(スパイダープラス』
『SPIDERPLUSR(スパイダープラス)』は、図面をタブレットで管理、情報共有が行える。また、電子黒板付写真も撮影ができ、現場にいながら写真整理やメモ作成が可能。作成された資料はパソコンでかんたんに帳票を出力することができ、従来の現場管理業務の作業時間が大幅に削減が見込まれるアプリケーション。

■問い合わせ先
株式会社レゴリス
https://spider-plus.com



国産2次元CADソフトウェア『図脳RAPIDPRO20』『図脳RAPID20』新発売

2019年10月2日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 瀧水 隆)は、2次元CADソフトウェア『図脳RAPID』シリーズの最新版『図脳RAPIDPRO20』および『図脳RAPID20』を11月27日より発売する。
 

 

■製品特長
今回のバージョンアップでは、製図業務における働き方改革を支援するため、タブレット端末との連携や操作方法の見直しによる作業効率の向上を行っている。
『図脳RAPIDPRO20』は、タブレット端末(iPad)による図面活用の促進を図るため、『図脳RAPID for iPad』(2020年春公開予定)と組み合わせて運用することが可能となった。
これにより紙図面の印刷や持ち出しを減らしてペーパレス化に貢献するだけでなく、調査・打ち合わせの効率化や、図面への結果の反映がその場で行えるようになるため、CADの活用領域をオフィス以外の場所へと拡大する。
また、寸法作図や部品配置など、利用頻度の高いコマンドに対して機能やGUIの改良を加えることで、マウスの移動量やクリック数を削減し、製図の速度向上を図っている。
『図脳RAPIDPRO20』および『図脳RAPID20』共通の強化点としては、従来までの画面表示用の色テーブルに加え、印刷時に色を変更することで画面上、印刷時それぞれに最適な色を設定できる印刷用の色テーブルを新たに搭載し視覚面での操作効率を向上。
また近年普及が進む4Kモニタでの表示環境の対応や、タッチパネル上でのスワイプやピンチによるパン、拡大への対応など、新しい作業環境への対応も実現している。
上記以外にも大容量データ編集時の処理速度向上やGUIの改善による操作性向上など、製図業務を改善・効率化するさまざまな機能強化を行っている。
 

■『図脳RAPIDPRO20』専用の新機能
・タブレット端末(iPad)との連携で、図面の社外利用を促進
『図脳RAPID for iPad』(2020年春公開予定)との連携機能を搭載。
『図脳RAPID for iPad』と組み合わせると、iPadに図面を取り込んで持ち出せるため、工場内や建設現場での図面の閲覧、インフラ設備の現地調査の際に効果を発揮する。
またiPad上で朱書き(注記)の記入、計測も可能。
事前の印刷やかさばる紙図面を携行する必要がなくなり、ペーパレス化と紛失リスクの軽減が図れる。
さらにiPadで図面を表示しながら図面内のポイントを指定し、そのまま写真を撮影するとそのポイント別に写真を整理して格納する機能も用意。
後に画像やタイムスタンプを頼りに写真を仕分ける作業が不要になり、必要な補足情報を簡単に呼び出せる。
写真だけでなく音声でのコメントもデータとして保存できるため、例えば手袋をしていてテキスト入力がしにくいといった状態でも図面に記録を残せる。
iPadにて記入した朱書き(注記)は『図脳RAPIDPRO20』に取り込み元の図面に重ね合わせて表示が可能。
調査結果を画面上で確認しながら図面が修正できるため、紙図面を見比べる手間もかからない。
現場や客先、会議室などPCの無い環境での図面の有効活用を促進し、業務効率の改善を提案する。
 
・寸法線の作図効率を向上させる機能改善
製図時間の短縮を図るため、「寸法図形指定」コマンドを拡張し、角度寸法や平行寸法、連続寸法も1コマンドで作図できるよう変更した。
角度寸法の方向切り換えや、寸法線の通過位置合わせの効率化など、寸法線の作図効率を向上させる諸機能とあわせて改善している。
 
・部品をアイコン化することで部品配置効率をアップ 
よく使う部品を図面上へ配置する際のさらなる作業効率向上を目指し、部品もコマンド同様にツールバーへアイコンとして割り当てられるようになった。
アイコンのクリックだけで部品配置ができるため、部品配置コマンドの呼び出しや、部品の選択動作のショートカットとして利用可能。
 
・選択フィルタビューの搭載、DXFプレビューなどGUI改善でクリック数を削減
図形の選択効率向上のため、特定の要素種や、要素色を指定して、選択可能な図形を絞り込める選択フィルタを常に前面に表示されるフローティングダイアログに変更した。
また、DXF/DWGのプレビューダイアログから縮尺の確認や、背景色の切り替えを行えるように改良。ダイアログを都度開いたり、閉じたりしなくても、設定の確認や変更が可能になる。
各種GUIの改善で製図時のクリック数を削減する。
 
・利用頻度の高い機能群の強化、改善
ユーザーの利用頻度と改善要望が高い図面のPDF化、表作成、文字の一括変更などのコマンドを改善。ユーザーと共に成長していく製図ツールを目指す。
 
 

■『図脳RAPIDPRO20』『図脳RAPID20』共通の新機能
・画面上、印刷それぞれに最適な色を設定できる「印刷色テーブル」を新搭載
新たに印刷専用の色を設定できる「印刷色テーブル」を搭載。従来は共通だった画面表示用の色設定と印刷用の色設定を別に設定できるよう改善した。
黒背景の画面表示で印刷には適さない明るい色を使用して製図する場合、これまでは印刷すると線の色が薄くてわかりにくくなっていたが、今後は「印刷色テーブル」により画面とは別の印刷用の配色をすることで、画面上でも印刷しても視覚的にわかりやすい図面の作成が行えるようになった。
さらに変更点の明示等でも活用可能な、本機能の簡易版である「二色印刷」機能も搭載。色の活用による製図効率向上を実現する。
 

・4Kモニタやタッチパネルなど新しいPC環境に対応 
4Kモニタが普及したことに伴い、高解像度での快適な作業を実現するため4K対応用のGUIに拡張した。またタッチパネル型のノートPC使用時にストレスなく図面閲覧ができるよう、スワイプによる「パン」と、ピンチによる「拡大表示/縮小表示」に対応した。
 
・長方形コマンドの機能拡張
長方形の一辺を任意の角度で指定することで、角度付きの長方形を作図することができるようになった。
 
・IMEの制御で全角/半角の切換操作を抑制
かな、漢字入力が不要なキー入力状態の際の全角から半角への変更の手間や、誤ったキー入力防止、安定した操作環境提供のため、自動的にIMEをOFFにするように改善した。
 
・各種内部処理の最適化によるパフォーマンスの向上
描画処理の最適化をおこなうことで使用メモリ量の軽減などCADそのものの処理を向上する改善を実施。
大容量データの「図形移動」や「属性変更」時の再描画時間を大幅に短縮したほか、多機能ビューからのレイヤ操作時の描画処理などを見直した。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社フォトロン
https://www.photron.co.jp



「5GXデジタルツイン」で建築・土木業界の次世代の働き方を実現する共同実証実験を開始

 分類: 建設共通

Symmetry Dimensions Inc.(本社:米国デラウェア州、CEO:沼倉 正吾、以下シンメトリー)と株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤 和弘、以下ドコモ)は、株式会社日本HP(以下HP)と協力して、現実世界の空間情報・位置情報をもとに、サイバー空間内に現実世界を再現させる「デジタルツイン※1」を活用した建築・土木業界の次世代の働き方を実現する共同実証実験(以下、本実験)を実施することに合意した。
 
NTTドコモ
 
■概要
同実験では、ドローンやレーザースキャナーで取得した大容量の点群データ※2を第5世代移動通信方式(以下5G)を通じて、「ドコモオープンイノベーションクラウドTM」上に収集し、データの処理を行うことにより、サイバー空間上に現実世界の空間を再現する。
VR・ARを活用することで、実寸かつ現実と同様の色や質感を立体的に再現し、遠隔地にいても現場にいるかのような環境を実現する。
測量技師などは、現場に行かなくても再現されたサイバー空間上でデジタルツインを活用して何度でも調査・測量を行うことができるようになり、移動時間や再測量といった業務稼働を大幅に削減することができる。
デジタルツインを活用することにより、これまで限定的であった現場のデータが飛躍的に増え、遠隔からの現場指揮や未来予測などにも活用していくことが可能となり、建築・土木業界の大幅な業務効率化が期待される。
 
新世代の技術として注目されるデジタルツインを活用するためには、現実世界をスキャンして得られる膨大な点群データが不可欠となっており、この点群データを効率よく、スピーディーにやり取りする方法と、高スペックなワークステーション、それらを円滑に処理するための画像処理エンジンが必要となる。
 
今回シンメトリーが開発した点群データを効率的に処理する画像処理エンジン、HPの高性能ワークステーション・高解像度ヘッドマウントディスプレイ、さらに高速・大容量、低遅延、多数の端末との接続を特長とするドコモの5Gを組み合わせることにより、現実世界をサイバー空間に再現し、活用することが可能となる。
 
 

※1「デジタルツイン」とは、現実世界に存在する場所、物、事、人をデジタルデータ化し、サイバー空間上で現実と寸分違わない3D映像「デジタルツイン(デジタルの双子)」を構築すること。
 
※2「点群データ」とは、3Dスキャナーで物体や空間を計測し、多数の点の3次元座標を点群として記録するデータである。
 
*「ドコモオープンイノベーションクラウド」は、株式会社NTTドコモの商標である。

 
 
 

■問い合わせ先
Symmetry Dimensions Inc.
https://symmetryvr.com/jp/

NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/



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