建設ITガイド

トップ >> 新製品ニュース >> 2018年12月 新製品ニュース

土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

『FM-Refine』Ver.3(エフエム・リファイン)を新発売

2018年12月28日 分類: 建築系

株式会社FMシステム(本社:東京都文京区代表取締役社長:柴田英昭)は、長期修繕計画システム『FM-Refine』Ver.3(エフエム・リファイン)を新発売。
 
FM-Refine
 
 

■『FM-Refine』Ver.3の概要
FM-Refine Ver.3(エフエム・リファイン)は、建築物件の規模や用途などの概要情報と、使用している仕上や材料の部位部材情報、数愛情報を入力することで、竣工後にかかる修繕費用や更新費用を簡単にシミュレーションできる画期的なシステムである。
建物に使われている材料毎の数量と単価を利用し、修繕周期・修繕率・更新周期・更新率などを換算し、何年
後の維持管理に、いくらかかるかを把握できる。
また、標準収録されているBIM-FM連携ツールを用いて、BIMモデルのプロパティ情報から長期修繕計画のシミュレーションに必要な基礎情報のデータベースを簡単に構築できる。
 

■『FM-Refine』Ver.3の特長
・複数建物の長期修繕計画年表を1枚のワークシートにExcel出力
複数の建物の長期修繕計画年表を、まとめて1枚のワークシートにExcel出力することができる。
出力したExcelシートを基にさまざまな分析検討がさらに容易に行える。
 

・複数建物の部位部材情報をまとめてインポート&エクスポート可能
複数の建物の部位部材情報をまとめて1枚のワークシートにエクスポートする。
修正後のExcelからシステム側の建物および項目を自動認識し、インポートできる。
 

・BELCAデータのインポート機能を搭載
(公社)ロングライフピル推進協会出版(BELCA)の「建築物のライフサイクルマネジメント用データ集」を購入頂くと、書籍付録の長期修繕用の部位部材機器データを、効率よく、活用することができる。
 

・設定した期間での画面表示とExcel出力が可能に
「計算条件設定」画面で設定した対象期間での画面表示およびExcel出力が可能になり、これにより空白年度を
除外した画面表示や出力が行える。
 

・インポート・エクスポートを柔軟に
システム側にある項目のみを並び順に関係なく自動認識しインポートすることができる。新たな項目をシステム
側に作成しておけば新たな情報のインポートをスムーズに行うことができる。
 

・しきい値の設定を使いやすく
更新時期に近い修繕、計画末年に近い更新をそれぞれ別個に指定でき、設定方法も年数指定で分かりやすくなった。
計画末年の更新をやめた場合は、計画末年までを修繕で自動配置する。
 

・施設台帳管理システム(FINE-WEBS)との連携
同社FM関連製品のFINE-WEBS(施設台帳管理システム)から、建物や工事実績のデータをFM-Refineの建物情報、実績情報として取り込むことができる。またFM-RefineからFINE-WEBSを起動し情報を閲覧することも可能。
 
 

■問い合わせ先
株式会社FMシステム
https://www.fmsystem.co.jp/



書籍『VECTORWORKS ARCHITECTで学ぶ 住宅設計のためのBIM入門』刊行

2018年12月14日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社ボーンデジタル(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:村上 徹)は、書籍『VECTORWORKS ARCHITECTで学ぶ 住宅設計のためのBIM入門』を全国の書店を通じて刊行する。
「BIM(Building Information Modeling)」を活用することで、設計から図面製作、積算資料の作成などを効率よく行うことができる。
本書では、VECTORWORKS ARCHITECTを使って、木造建築の住宅設計を事例にその活用法を紹介する。
 
VECTORWORKS ARCHITECTで学ぶ 住宅設計のためのBIM入門
 

■概要
「BIM(Building Information Modeling)」は、これまでのCADソフトでの設計や図面製作にとどまらず、実際に使われる建築素材のデータも利用することで、資材管理やコスト管理など建築から施工、さらには維持管理までの全ての工程で活用でき、建築に関するあらゆる業務の大幅な効率化を図ることができる仕組みである。
 

本書では、小さい規模の建築でもBIMのメリットが分かるように、VECTORWORKS ARCHITECTで木造住宅を3Dモデル製作し、そこから建築図面の作成やさまざまなデータの取り出し方など、BIMの活用方法の詳細を解説する。
 
 

書籍名:VECTORWORKS ARCHITECTで学ぶ 住宅設計のためのBIM入門
刊行予定日:2018年12月上旬
著者:原口 広、佐藤 和孝
定価:本体3,600円 + 税
ISBN:978-4-86246-437-8
サイズ:B5
ページ数:256ページ(予定)
発行:株式会社ボーンデジタル
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社ボーンデジタル
http://www.borndigital.co.jp/



『Autodesk Revit2019』向け構造用ファミリを公開

2018年12月6日 分類: CAD、BIM・CIM

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:織田 浩義)は、株式会社大林組、清水建設株式会社、大成建設株式会社など大手建設会社の協力を得て、同社BIMソフトウェア『Autodesk Revit 2019』向け構造用ファミリを公開した。
 
構造用ファミリ
 

■概要
ファミリは、鉄骨の構造を生産、施工するために必要な設計データの種類について、異なる組織間でも円滑に利用できるように標準化整備を行い、パラメータを使用した効率的な構造設計ができるようにしたものである。これにより、設計情報をそのまま鉄骨ファブ会社などが生産工程で利用できるようになり、複数の組織間や業務プロセスをまたいだ生産性向上が期待できる。現在は鉄骨構造に対応しており、今後はRC構造にも対応させていく予定。同社ならびに整備にかかわった各社は業界全体の業務効率向上につながるとして、設計事務所や他の建設会社などにも利用を働きかけていく予定である。
 
 

■問い合わせ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp



定額制使い放題サービスにプレミアコンテンツ

2018年12月4日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社ファイン(本社:大阪市西区靭本町、代表取締役:古川武志)が運営する、「定額制」添景素材配信サービス「データステーションメンバーズ」は、料金およびプラン改訂に伴いユーザー目線で利便性を追求した添景素材、プレミアコンテンツの配信を開始した。
プレミアコンテンツ「セット素材」は、テーマに合わせたコーディネートを1つの素材にまとめているので、誰がパース制作を担当しても安定したインテリアコーディネートが表現できる。
 
データステーションメンバーズ
 

■データステーションメンバーズ」とは
建築系CG素材のポータルサイト「データステーション」のサービスの1つ。
建築パースや各種プレゼンテーションで使える添景素材データを24時間いつでもダウンロードできる定額制素材配信サービス。ダウンロードしたデータは商用利用可。
建築パースなどを制作するプロフェッショナルのために、質の高い添景素材を多様なファイル形式で毎月追加・配信している。
 
 

■問い合わせ先
株式会社ファイン
https://www.fine-d.co.jp/



3Dパースでの360度VRの作成サービス『CUBE ALOOK(キューブアルク)』

 分類: その他

野原住環境株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:入澤明彦)は、主にマンション賃貸などの不動産事業主やホテルなどの商業施設を手がけるデベロッパーに向けた空間トータルプロデュースサービス『CUBE(キューブ)』にて、12月より新たに3Dパースでの360度VRの作成サービス『CUBE ALOOK(キューブアルク)』を開始する。
これにより、『CUBE』では、空間の意匠設計・コーディネート機能をさらに強化するとともに、バーチャルホームステージングやバーチャル内覧等にて空間の視覚化を行うことにより、物件完成前の入居募集など、早期集客をサポートする。
 
 
CUBE ALOOK
 
 

『CUBE』は、空間のデザイン・インテリアスタイル・カラーコーディネート提案を含む意匠設計、3Dパースの作成による完成イメージの共有、コスト・納期・施工性を設計段階から考慮したサービス提供により、コストとデザイン性を両立した収益性の高い物件をともにつくり出すことを目的としている。
 

■CUBE ALOOK(キューブアルク)でできること
 
1.360度ビューができる3Dバースの提供
・あらかじめ設定したポイント間を、画面上で、実際に空間を歩いているかのように指一本で360度の空間確認ができる。
・スマートフォンのジャイロ機能にも対応している。360度全方位で、見たい方向にスマートフォンをかざすと画面も同調表示される。
 

2.QRコード/URL配信で手軽にイメージのシェアが可能
360度VRパースは、QRコードやURLにて配信することができるため、スマートフォンやPCで自由にシェア・拡散・掲載できる。
 

3.いつでもどこでもバーチャル内覧
スマートフォンと市販のVR(バーチャルリアリティ)メガネを使うことで、場所を選ばず、物件のバーチャル内覧体験ができる。
 

4.3Dパース上に情報の埋め込みが可能
映像内の任意のポイントにメーカー商品情報やWEBサイトへのリンク等を埋め込むことができるため、3Dパースを見た人を特定のサイトへ誘導することができる。
 
 

■問い合わせ先
野原ホールディングス株式会社
https://www.nohara-inc.co.jp



河川BIM/CIM対応3D CAD『RIVER_Kit』をリリース

2018年12月3日 分類: CAD、BIM・CIM

川田テクノシステム株式会社(本社:東京都北区滝野川、社長:山野長弘)は、建設系3次元CAD「V-nasClair(ヴィーナスクレア)」の機能拡張システムとして、3D河川堤防・河道設計システム『RIVER_Kit(リバーキット)』を12月5日にリリースした。
『RIVER_Kit』は、川田テクノシステムが河川設計に精通した建設コンサルタント7社と設立した「RFA研究会」の監修・技術支援を受けて開発された。
 
RIVER_Kit
 

■『RIVER_Kit』の主な機能
 

1 堤防設計
・「距離標」のデータを設定し「堤防法線」を作図するだけで、施工堤防高や計画高水位を自動按分し、3Dモデルを生成する。法線位置の変更シミュレーションも簡単に行える。
 

2 河道設計
・「河道中心線」を作図し中心線上に堤防高や高水位、高水敷高等を設定するだけで河道モデルを生成する。
 

3 BIM/CIM対応
・自動作成されたモデルにはICT施工に渡すための属性情報が自動付与される。
・「i-ConCIM_Kit」(別売)を利用すれば、即LandXMLの出力が可能。
・土工数量計算書のCSV出力も簡単に行える。
 

4 その他便利機能
・「用地境界線」を定義(作図)しておけば用地干渉状況が一目で確認可能。境界位置でサーフェスモデルの切断等が行える、「用地境界」コマンドを装備
・2次元の平面図・横断図・縦断図も自動作図
 

■「RFA研究会」とは
River Frontier Associations for CIMの略。川田テクノシステムの呼びかけにより2017年12月に、「河川BIM/CIMを牽引」すべく設立された研究会で、川田テクノシステムを幹事会社とし、建設コンサルタント7社が会員となっている。
【会員(五十音順)】
・いであ(株)
・(株)建設技術研究所
・(株)東京建設コンサルタント
・東京コンサルタンツ(株)
・日本工営(株)
・パシフィックコンサルタンツ(株)
・三井共同建設コンサルタント(株)
———–
・川田テクノシステム(株)
 
 

■問い合わせ先
川田テクノシステム株式会社
http://www.kts.co.jp



最近の記事

RSS購読する

カテゴリ

過去記事

 


  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会