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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

指一本で壁・床チェンジiPad用簡単リフォームアプリ『なぞってリフォーム』

2017年12月28日 分類: 建築系

メガソフト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井町良明)は、写真を指でなぞるだけで素早く壁や床を選択し、ワンタッチで壁材・床材の張り替えをシミュレーションできるiPad用リフォームシミュレーションアプリ『なぞってリフォーム』をApp storeにて発売開始した。
 
指一本で壁・床チェンジiPad用簡単リフォームアプリ『なぞってリフォーム』
 
■製品の概要
同製品は、iPadのタッチパネルを生かしたシンプルな操作で手軽に写真加工ができるアプリ。
現場で写真を撮影し、リフォームしたい壁や床を指でなぞるだけで、自動的に壁や床の部分が選択範囲に指定される。
選択が完了したら、あらかじめ収録されている壁材・床材の中から張り替えたい素材を選ぶだけで選択範囲内に張り付けることが可能。
 
収録されている素材は無料で使えるものの他、実在メーカーの製品データを含む約11000点もの素材がアプリ内に用意されており、必要に応じて購入して使用できる。
さらに、ユーザーが用意した画像も素材として登録できるので、自社の業務に合わせたリフォームシミュレーションが可能。
※3Dアーキデザイナー10クラウドライセンスのユーザー、またはメガソフトデータセンター会員は契約期間中、全ての有料素材を利用可能。
 
対応製品:Apple社 iPad(※Retina対応機器以降)
対応OS:iOS 10、11
 
■標準価格
無料(※アプリ内課金あり)
 
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
TEL:06-6147-2780
http://www.megasoft.co.jp/



省エネ住宅設計業務をアシストする3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.4.1』

2017年12月26日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:佐藤浩一)では、「3D カタログ.com」に掲載された製品の性能情報を取り込み、平成28年省エネ基準に適合した「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」の計算が可能な、3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.4.1』を発売した。
 
省エネ住宅設計業務をアシストする3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.4.1』
 
■製品の概要
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に注力するZEHビルダーの登録数が6,000社を超え、ZEHが徐々に普及している。
『ARCHITREND ZERO Ver.4.1』では、ZEHをはじめ省エネ住宅設計業務の大幅な効率化と利便性を高めている。
 
1.サッシ・ドアの「メーカー試験値」活用で高性能建材本来の性能を評価
・メーカー試験値を利用して外皮性能計算が可能となった。
・「3Dカタログ」のサッシ・ドアに、国立研究開発法人建築研究所規定のU値などの性能情報に加え、新たにメーカー試験値U値・η値情報を登録。
・住宅事業者は、ガラス構成や付属部材ごとに異なるU 値・η値情報をメーカーサイトから探す手間が省け、意匠設計データに配置したサッシから「メーカー試験値」を連携して短時間でより精密な外皮性能計算が可能になった。
特に高性能なサッシを利用する場合、メーカー試験値は、建研・技術情報値での計算に比べ良い性能値が出る場合が多く、ZEH申請などでは有利に働く。
・申請時に必要な「自己適合宣言書」及び「附属書」もワンタッチで取得可能。
 
2.その他、より高い操作性や利便性を実現
・照明カバー(半透明)、半透明樹脂、色ガラス、デザインガラスの質感を3Dカタログマスタに追加。
部品等の質感をより忠実にCG で再現できるようになった。
・「3Dカタログ」のサッシを、使う頻度が高い窓種のみ(取手形状など)を「マイリスト」に設定し、特定の窓種のみを表示して効率よく設計可能。
・メーカーカタログに掲載されているサッシ記号を建具情報として登録。
平面図などの設計図面にも手間なく記載できるようになった。
・エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.2.3.1(国立研究開発法人建築研究所)の更新に対応。
 
■標準価格(税別)
【基本プログラム】
ZERO 基本 800,000円~
〔内容〕平面図(ウォークスルー・Jw/DXF/DWG データ立体化・家相チェック・3D 部品登録)、天井伏図、屋根伏図、配置図、立面図、ARCHITREND Manager
 
【主なオプションプログラム】
外皮性能計算(温熱環境計算) 200,000円、ARCHITREND 省エネナビ 150,000 円
 
【その他】※「3D カタログ.com」オプション
ARCHITREND ZERO 外皮性能計算連携 1,000円/月
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
TEL:0776-67-8850
http://archi.fukuicompu.co.jp/



労働安全衛生総合支援システム『Saviour Evo』をリリース

2017年12月21日 分類: 建設共通

株式会社コンピュータシステム研究所(東京本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾良幸)は、労働安全衛生総合支援システム「Saviour」シリーズの最新版『Saviour Evo(セイバー エボ)』を発売した。
 
労働安全衛生総合支援システム『Saviour Evo』をリリース
 
■製品の概要
「Saviour」は、リスクアセスメントをスピーディーかつ的確に実現。
災害事例集・作業手順集・関連法令・記録文書・教育資料等のコンテンツを多数搭載し、安全管理活動を支援するシステムである。
 
今バージョンでは、安全対策に関る工事成績評定支援機能や、災害シーンをCGで再現した動画、使用する重機のイラストを選ぶと、関連する災害事例抽出する機能等を新たに搭載した。
また、利用導線を最適化し、使いやすく分かりやすいUI(画面表示)に改修した。
主な新機能は下記の通り。
 
●安全対策における工事成績評定支援
工事成績評定における安全対策項目を選択すれば、評価ポイントを確認しながら該当する文書と、必要な教育コンテンツ・法令・手順書データ等の参照でき、工事成績上、的確な記録がとれる。
 
●CGによる災害事例動画を活用した教育
災害シーンを3D-CGによるリアルに再現した動画コンテンツをWEB配信し、分かりやすく学べる。
本来、見ては・体験してはいけない「災害」をCGで疑似的に体感することで、より深い学習が可能となる。
 
●重機イラストからリスクや災害事例を抽出
使用する重機のイラストを選択するだけで、リスクや災害事例の抽出が行える。
工種や文字による検索より、さらに簡単・直感的にリスクの抽出が可能。
 
●ATLUS連携強化によるリスクアセスメント機能の向上
同社土木積算システム「ATLUS」の積算データ連携機能の強化。
積算データをドラッグ&ドロップで取込んで、初期のリスクアセスメントデータを簡単に生成。
また、リスク抽出の精度が向上され、より的確・スピーディーにリスクを特定することが可能となった。
 
●安全プロセス メニューから迷わず書類作成
着工~竣工時までの安全衛生活動をプロセス図としてメニュー化。
直感的に操作が可能。
各プロセスを選択すれば実施すべき活動に必要な文書を抽出するため、迷わず書類作成が行える。
 
■問い合わせ先
株式会社 コンピュータシステム研究所
TEL:03-3350-4591
http://www.cstnet.co.jp/index.html



積算業務効率化を実現した土木積算システム『ATLUS REAL Evo』リリース

2017年12月15日 分類: 土木系

株式会社コンピュータシステム研究所(東京本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾良幸)は、土木積算システム「ATLUS」シリーズの最新版『ATLUS REAL Evo(アトラスレアルエボ)』を2017年12月1日より発売した。
 
積算業務効率化を実現した土木積算システム『ATLUS REAL Evo』リリース
 
■製品の概要
今バージョンでは、画像形式の設計書データを取り込み、OCRで解析し積算する機能や、自動解析の精度を高める積算アシスト機能、必用な時に最適なデータを提供するオンデマンド機能等を搭載し、より高精度で効率化した積算業務が可能となった。
主な新機能は下記の通り。
 
●画像形式の設計書データを取込、OCRで解析し積算
文字情報を持たない画像形式の設計書データを取込んで、OCR(文字認識)機能で解析。
データに変換し、積算することが可能となった。
これまで、手入力で積算していた画像形式の設計書も、本機能により大幅に積算業務が効率化される。
 
●積算アシスト機能で自動解析の精度向上
設計書データ(PDF・Excel等)を取り込み、取り込んだ設計書の情報と、過去に積算した蓄積情報の双方から自動解析し、精度を向上させた「積算アシスト」機能搭載。
一括で参考金額を算出し、より積算業務の自動化に近づけた。
 
●データオンデマンドで最新・最適・快適
積算をする際に、必用な単価・歩掛等のデータを適宜、オンデマンドで提供。
これにより、データ更新の不備による違算やハードディスク容量の圧迫がなくなり、最新・最適・快適なデータ環境で積算が行える。
 
●重要情報をプッシュ通知、専用サポートサイトをリニューアル
ユーザー専用サポートサイトを、より使いやすく・探しやすいサイトへリニューアル。
改訂やメンテンス等の重要情報は、ポップアップ通知等のプッシュ型配信により確実にユーザーへ届けられる。
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
TEL.03-3350-4591
http://www.cstnet.co.jp/index.html



普段使いのi-Constructionをサポートする『EX-TREND 武蔵 Ver.18』

2017年12月13日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:田辺 竜太)は、i-Construction・CIM・TS出来形・電子納品に至るまでの機能を充実させた土木施工管理システム『EX-TREND 武蔵 Ver.18』を2018年1月23日にリリースする。
 
普段使いのi-Constructionをサポートする『EX-TREND 武蔵 Ver.18』
 
■製品の概要
主な特長は下記の通り。
 
1.拡大していくi-Constructionに向けて
【3D点群処理システム「TREND-POINT」とのスムーズな連携を実現】
・「EX-TREND 武蔵」と「TREND-POINT」を同時に起動することで、「EX-TREND 武蔵」の設計情報に基づき、「TREND-POINT」から現地盤情報を取得。
「EX-TREND武蔵」で現地盤と計画の摺りつけを行い、摺りつけ後の設計情報が「TRENDPOINT」に連携する一連の作業を簡単に行えるようになる。
・「EX-TREND 武蔵」で作成したi-Construction「舗装工」のデータを専用形式(XFD)で「TREND-POINT」に連携する事により、舗装工に関する設定手間を軽減。
 
【CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」へのi-Construction「土工」連携】
・「TREND-CORE」で作成したi-Construction「土工」のデータを専用形式(XFD)で、「EX-TREND 武蔵」に連携させる事により、TS 出来形用の設計データに活用することが可能となり、平面図・縦断図・横断図の作成も行える。
 
2.CIM推進に向けて
【CIMの電子納品で必要な設計データ作成を支援】
・国土交通省 国土技術政策総合研究所 「LandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)Ver.1.1(平成29年3月)」に対応。
 
3.農林水産省も参入する出来形管理用TS技術を支援
【農林水産省「情報化施工技術の活用ガイドライン(平成29年3月)」に対応】
・TS出来形やMC/MG を実施するために必要な設計データ作成やTS出来形帳票作成を支援。
・対応工種:共通工事/管水路工事/ほ場整備工事
 
4.電子納品への対応
【国の電子納品要領・基準および各自治体電子納品ガイドラインに対応】
下記の基準および要領に対応
・地質・土質成果電子納品要領(H28.10)
・CAD製図基準(H29.3)
・i-Construction およびCIM関連の要領(H29.3)
・地籍調査関連の5 つの電子納品要領(H29.4)
・20自治体の電子納品ガイドライン
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
TEL:0776-67-8860
http://const.fukuicompu.co.jp/



設計・デザイン業務の生産性向上を支援する最新CAD・BIMツール『Vectorworks 2018』

2017年12月11日 分類: CAD、BIM・CIM

エーアンドエー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:横田貴史)は、設計環境の強化と機能拡張を実現したCAD・BIMツールの新バージョン『Vectorworks 2018』を2018年1月12日より提供開始する。
 
設計・デザイン業務の生産性向上を支援する最新CAD・BIMツール『Vectorworks 2018』
 
■製品の概要
同製品は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した、設計・デザインのためのワンストップアプリケーション。
専門分野別のラインナップにより、BIM・建築・インテリア設計、舞台照明設計、造園設計の設計業務をさらに効率化する。
主な特長は下記の通り。
 
1.設計環境の強化
・画面を分割するマルチビュー機能により、複数視点での同時表示・編集を実現
・辺の追加・削除、新しいブリッジモードなど、サブディビジョンサーフェス編集機能の強化
・各種リソースの検索、編集が容易になる、リソースマネージャの強化
 
2.Renderworksエンジンのアップグレード
・インタラクティブ表示が可能な、360度のパノラマレンダリング取り出し
・新しく搭載された布シェーダ、ヘアライン設定が改善されたメタルシェーダにより、レンダリング品質が向上
・写真に合成しやすい陰影を取り出すことができる、シャドウキャッチャー機能の搭載
・高品質な立体感を素早くレンダリングできる、パララックスバンプ設定の搭載
 
3.BIM・建築設計機能の拡張
・スタイル割り当てされた壁の構成要素の高さ変更など、壁オブジェクトの改良
・平面や断面での構成要素同士の表示改善による、図面表現の高品質化
・断面ビューポートの表示状態を維持したままの編集を実現し、より精確な図面作成が可能
・図面枠ツールの刷新による、詳細な図面情報の定義、変更ができる機能拡張
・RevitデータをVectorworksオブジェクトに変換して、テクスチャとともに取り込みが可能
 
4.用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインナップ
・基本製品「Vectorworks Fundamentals」をはじめ、BIM・3D設計を可能にする建築設計向けの「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を提供。
・PCごとにライセンスを管理する「スタンドアロン版」とサーバ/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする「ネットワーク版」の2種を用意。
 
■標準価格(税別)
30万5,000円~
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
TEL:03-3518-0131
http://www.aanda.co.jp/



枠組壁工法版 木造住宅構造計算システム『KIZUKURI 2×4 Ver5.5』リリース

2017年12月6日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾良幸)は、木造住宅構造計算システム「KIZUKURI」シリーズの枠組壁工法版『KIZUKURI 2×4』の新バージョンを2017年11月30日にリリースした。
 
枠組壁工法版 木造住宅構造計算システム『KIZUKURI 2×4 Ver5.5』リリース
 
■製品の概要
同システムは、木造建築物及び混構造の木造部分の構造計算を行うソフト。
今回のバージョンでは、作業者の生産性を向上させ、中大規模建築物の計算業務に必要な機能を追加した。
主な新機能は以下の通り。
 
●じん性の検討
共同住宅や中大規模の非住宅でも求められるじん性の検討機能を追加。
 
●耐力壁に直行する横架材の短期回転力計算
直行する架構の応力を自動考慮。
 
●PHの偏心率計算
ペントハウスの偏心率の計算に対応。
 
●JWデータの下絵表示
JWデータを下絵表示することで、初期の入力作業を効率化。
 
●その他の新機能
・構造区画の領域X表示
・(告示第1791号)部材検討(1.5倍)での個別計算の表記
・固定荷重の設定範囲の表示
・耐力壁配置図の長さ表記
・Kiz-Sub 38mm厚アンカーボルトの計算 等
 
■標準価格(税別)
新規購入:450,000円
増設:225,000円(2本目以降の価格)
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
TEL:03-5363-0650
http://www.cstnet.co.jp/index.html



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