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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

2D/3D建築プランニングソフト『3Dアーキデザイナー10 Professional』

2017年7月25日 分類: 建築系

メガソフト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井町良明)は、戸建て住宅からビルやマンションなどの高層建築物まで設計初期からラフスケッチを描くように3D建築モデルを作成でき、CADとのデータ互換により設計作業を効率化する2D/3D建築プランニングソフト『3Dアーキデザイナー10 Professional』を発売した。
同時に新販売方式としてクラウドライセンス形式を導入し、利用状況に合わせた購入方法が選択可能となった。
 
2D/3D建築プランニングソフト『3Dアーキデザイナー10 Professional』
 
■製品の概要
製品の主な特長は下記の通り。
 
●建築モジュールを配置して迅速にプランを作成
間取り作成部屋や共用部分、ドアや窓などの建具、フェンスや駐車場といった外構などのパーツを配置・サイズ指定していくだけで、ラフスケッチを描くように建築プランを作成できる。
数値を設定してラインを引き精密に作図することも可能。
 
●平面図と連動した3Dモデルで設計を視覚化
配置したパーツには床高や天井高などのサイズ情報、壁や床の質感情報などが含まれているため、瞬時に3D建築モデルとして立体化できる。
平面図と3D建築モデルは連動しており、3D側で修正した内容は平面図に、平面図側で修正した内容は3Dモデルに即時反映される。
 
●一部屋から高層建築までスケーラブルに対応
一部屋をプランすることも15階建ての高層ビルをプランすることも、同じ操作で行える。
業務内容や使用部門毎にソフトウェアを変える必要はない。
戸建て住宅から高層マンション、商業ビルまで同製品一つでプランニングできる。
 
●斜線制限を3Dでチェック、収支計画も迅速に
用途地域や建ぺい率、隣地、道路などの敷地条件を設定して、法規チェックが可能。
複数の用途地域を持つ敷地も設定でき、マンションなどの大規模建築にも対応。
斜線制限の範囲は3D建築モデル上で視覚的に表現できるので、施主への説明も容易。
 
●DWG、JWW、CEDXMなど各種CADフォーマットの入出力が可能
AutoCAD(R)用フォーマットのDWG、JW-CAD用フォーマットのJWW、プレカットCAD用フォーマットのCEDXMに対応し、それぞれのフォーマットでデータの入力、出力が可能。
3D建築モデルで視覚的にプランニングし、各種CADソフトと連携することで効率の良い設計環境を実現する。
 
●利便性と経済性に優れた新ライセンス販売スタート
一般的なパッケージ販売に加えて、使用期間を設定したライセンス販売「クラウドライセンス」を新たに導入。
クラウドライセンス版では3台までのPCにインストール可能で(※通常版は1ライセンスにつき1台のPCにのみインストール可能)、状況に応じてPCを切り替えて使用できる。
複数のスタッフでの使用や、別フロアのPCでの使用など、ユーザーの利便性を高めている。
また、クラウドライセンス料金には、インターネットレンダリングサービス「Optimage」の無制限利用権、建築素材ダウンロードサービス「メガソフトデータセンター」の365日利用権、スマートフォン用プレゼンサービス「3Dプレイス」の有料プラン(200ファイル/365日)が含まれいる。
 
■標準価格(税別)
ダウンロード版:280,000円
クラウドライセンス版:91,200円 ※365日間有効
パッケージ版:290,000円
 
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
TEL:06-6147-2780
http://www.megasoft.co.jp/



建築・土木生産者向けの業務改善プラットフォーム『Photoruction』

2017年7月19日 分類: 建築系

CONCORE’S株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:中島貴春)は、Construction-Tech(※)に取り組むスタートアップとして『Photoruction(フォトラクション)』の正式版をリリースした。
 
建築・土木生産者向けの業務改善プラットフォーム『Photoruction』
 
■製品の概要
建設工事において、写真は施工状況を表す大切な記録であり証拠である。
しかし、その撮影や整理は非常に煩雑であり、管理に非常に多くの工数を割かれているのが現状だ。
同製品は、モバイル特化かつクラウド型のサービスで工事写真に関する業務の効率化を実現。
また、蓄積したデータの活用や分析によるプロジェクト全体の生産性向上や建物自体の品質向上にも役立つ。
 
(※):Construction-Techとは
Construction(建設)x Technology(テクノロジー)を意味する造語で、クラウドやビッグデータ、人工知能などのIT関連技術を用いて、建物の設計、生産、維持管理およびその関連業務を行う手法のこと。
2020年の東京オリンピックに向け建設市場は盛り上がりを見せる一方、他産業と比較しても人材不足は深刻な問題である。
今後10年で100万人以上の就業者不足が発生するといわれる中、生産性を上げるテクノロジーとしてConstruction-Techへの期待が高まっている。
また、CB insights の調査では、世界におけるConstruction-Tech への投資額が、2013年の約70億円から2016年には5倍の約350億円になるなど、国内のみならず世界的にも注目が集まっている。
 
■問い合わせ先
CONCORE’S 株式会社
TEL:03-6809-0253
http://concores.co.jp



福井コンピュータドットコム「3D カタログ.com」のスマホ・タブレット版

2017年7月18日 分類: 建築系

福井コンピュータドットコム株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:野坂寅輝)は、建材・設備と住まいの3Dシミュレーションサイト「3D カタログ.com」の『スマートフォン・タブレット対応版』を、2017年7月19日より公開する。
 
福井コンピュータドットコムが「3D カタログ.com」の『スマートフォン・タブレット対応版』を公開
 
■概要
「3D カタログ.com」では、これまで、PC版でのサービス提供を行っていたが、一般消費者や施主など、より多くのユーザーが手軽に「3D」を活用した住まいの検討を行えるよう、スマートフォン・タブレット対応版を公開する。
 
■問い合わせ先
福井コンピュータドットコム株式会社
TEL:0776-67-889
http://www.fukuicomputer.com



電子野帳『eYACHO for Business』に工事測量で使える各種テンプレート追加

2017年7月14日 分類: その他

株式会社MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川 和宣)は、大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:白石 達)との共同開発によるiOS用デジタル野帳「eYACHO(イー・ヤチョウ)」の法人向け製品『eYACHO for Business』に、土木現場の工事測量業務ですぐに使える各種測量テンプレートを搭載した。
 
電子野帳『eYACHO for Business』に工事測量ですぐに使える各種テンプレート追加
 
■製品の概要
国土交通省が推進する「i-Construction」により、土木現場のICT化が進み、3次元データの活用や、測量、施工の自動化が進んでいる。
一方、土木工事の実際の現場では、丁張り作業等において、障害物等現場の状態により、当初の計画通りにいかずに現場での柔軟な対応が求められ、その場で紙の野帳と電卓による測量計算が行われる場合も多く、作業効率に影響している。
 
そこで、現場監督が基本的な測量計算を簡単に行うための各種測量計算テンプレートを『eYACHO for Business』/に多数搭載することにより、測量結果の数値を入力するだけで、トラバース測量や水準測量の自動計算が行えるようになり、計算ミスの防止および業務効率化を実現。
 
●今回搭載せれる測量テンプレート
・トラバース放射計算
・逆トラバース放射計算
・器高式水準測量
・後方交会法
・座標計算
・方向角計算
 
●今後搭載予定の測量テンプレート
・交点座標計算(4点、3点1方向、2点2方向)
・垂線計算(座標2点、方向角)
・中央縦距計算
・単曲線の要素計算
 
■問い合わせ先
株式会社MetaMoJi
TEL:03-5114-2525
http://metamoji.com/jp/



『ARCHITREND ZERO Ver.4』『ARCHITREND VR Ver.2』発売

2017年7月12日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:林治克)では、住宅業界関心のキーワード「省エネ」「耐震」「VR」に対応し、設計はもとよりビルダー・工務店の営業力強化を支援する、3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.4』と、リアルな没入感で空間の「見える化」を実現するバーチャル空間体感システム『ARCHITREND VR Ver.2』を2017年7月19日に発売する。
 
『ARCHITREND ZERO Ver.4』『ARCHITREND VR Ver.2』
 
■製品の概要
各製品の主な特長は下記の通り。
 
●『ARCHITREND ZERO Ver.4』
「省エネ」「耐震」など、より高性能・高耐久化の進む住宅を、施主に分かりやすく伝える機能を搭載。
「性能」「コスト」「空間」など図面やパースだけでは伝えきれない、施主が気になるポイントを「見える化」する。
 
●『ARCHITREND VR Ver.2』
ドアやサッシの開閉、照明ON/OFF などに加え、外壁やクロス、フローリングの張替え、キッチンやトイレ・ユニットバスなどの住設機器の入れ替えにも対応。
実生活での使い勝手をイメージした体験が可能になる。
リアルな空間体験と各種シミュレーション機能により、バーチャルモデルハウスとしての集客効果のみならず、プランの打ち合わせにおけるイメージの食い違い防止、施工後のトラブル防止など、集客からプランの仕様決めまで幅広く活用可能。
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
TEL:0776-67-8850
http://archi.fukuicompu.co.jp/



熱中症危険度を遠隔監視する建設業向けIoTサービス『熱中症対策サポーター』

2017年7月6日 分類: その他

株式会社コモドソリューションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上杉 秀樹)は、一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己)監修による熱中症計を利用したIoTサービス『熱中症対策サポーター』2017年度シーズンの申し込みを受け付けている。
本サービスによる「職場環境の見える化」で、熱中症による労働災害の防止をサポートする。
 
熱中症危険度を遠隔監視する建設業向けIoTサービス『熱中症対策サポーター』
 
■サービスの概要
本サービスは、日本気象協会監修による熱中症計(センサー端末)、熱中症計とBluetooth(R)を接続するスマートフォン及びスマホアプリ、クラウド上のセンターシステム、監視のためのパソコンおよびディスプレイによって構成されている。
主な特長は下記の通り。
 
(1) 作業員に熱中症計を配布し、安全管理者が建設現場の熱中症危険度を監視
熱中症危険度の高い場所で作業する作業員に熱中症計を配布し、職場の温湿度データを収集。
作業員の職場環境を熱中症危険度の一覧で表示することにより、安全管理者が各職場を監視することが可能。
 
(2) 熱中症危険度をわかりやすく可視化
ひとめで危険度がわかるよう、一覧で各職場の環境が表示される。
 
(3) 複数の職場環境を一括監視
一つの現場でもセンサーをもつ作業員をエリア毎や職種毎に複数配置することで、さまざまな職場環境を一括監視できる。
 
(4) 複数の現場を本社で一括監視
各現場に一つずつセンサーをもつ作業員を配置することで、複数の現場環境を本社で一括監視できる。
 
(5) 熱中症危険度の高い場所にいる作業員に、休憩を促すメッセージ送信が可能
メッセージは簡単に作成・送信ができるため、危険が分かってからすぐに休憩を促せる設計。
 
(6) 幅広い場面で利用可能なサービス設計
熱中症計とスマートフォンを所持するだけで管理ができるため、建設現場だけでなく、高齢者、学校行事、各種イベント等でも利用可能。
 
■標準価格(税別)
98,000円~
 
■問い合わせ先
株式会社コモドソリューションズ
http://ehacss.comodo-cloud.net/



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