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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ホームズ君省エネ診断エキスパート『すまいのエコナビオプション』

2016年11月25日 分類: 建築系

株式会社インテグラル(本社:茨城県つくば市、代表取締役:柳澤泰男)は、ホームズ君省エネ診断エキスパート
『すまいのエコナビオプション』を強化した新バージョンを2016年12月下旬に発売する。
 
ホームズ君省エネ診断エキスパート『すまいのエコナビオプション』新バージョン発売
 
■製品の概要
建築物省エネ法の省エネ基準では、立地の日当たり度合いを考慮せず建物が日影になることが一切ないことを前提とした外皮性能と
一次エネルギー消費量を基準として定めているため、実状と異なることがあった。
 
これに対して、新バージョンでは、ホームズ君の直感的なインターフェイスと動的熱負荷計算エンジンEESLISMエンジン(※)
との連携により、建物の断熱仕様と敷地の立地条件を入力するだけで、省エネ基準に基づく外皮性能(UA値、ηAC値)のみならず、
建物への日影のかかり方と気象データから実状にあった日射取得量を精緻に計算し、さらに、壁体の材料構成から求められる
断熱性能に加え蓄熱性能(熱容量)、暖冷房運転スケジュール、在室人数、内部発熱、換気経路等を考慮した
精緻な暖冷房負荷計算・室温計算が簡単に行えるようになった。
精緻な暖冷房負荷計算ができることで、本当のゼロエネルギー住宅の設計、最適室温を考慮した快適かつ健康度の高い設計、
太陽エネルギーを活かしたパッシブ設計が可能となる。
 
(※):EESLISMは、建築環境学の第一人者である工学院大学名誉教授宇田川光弘氏らが開発した建築周囲環境および
設備システムを含めた多数室動的熱負荷計算プログラム(フリーウェア)で、建築、設備の両方で構成される建築熱環境制御システムの
汎用シミュレーションプログラムとして実績がる。
EESLISM提供者に使用許諾を得て、ホームズ君に同梱して出荷するもの。
また、このEESLISMとホームズ君の連携については、佐藤エネルギーリサーチ(株)、東京大学准教授前真之氏、前研究室メンバーに
技術指導を受けて開発を行った。
 
■標準価格(税込)
183,600円
 
■問い合わせ先
株式会社インテグラル
TEL:029-850-3331
http://www.integral.co.jp/



デザイン・設計業務の効率化を実現する『Vectorworks2017』発売開始

2016年11月16日 分類: CAD、BIM・CIM

キヤノンマーケティングジャパングループのエーアンドエー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:川瀬英一)は、
デザイン・設計業務の効率化を実現するCADソフトの新バージョン『Vectorworks 2017』を2017年1月13日に発売した。
 
デザイン・設計業務の効率化を実現するCADソフトの新バージョン『Vectorworks2017』発売開始
 
■製品の概要
『Vectorworks 2017』は、2D/3Dのシームレスな作図・モデリング機能をはじめ、
彩色豊かなプレゼンテーション、リアルなレンダリングなど、デザイナーの設計環境を支援する汎用CADソフトウエアである。
また、BIM・建築設計/インテリア、舞台設計、ランドスケープデザインの各専門分野製品ラインナップにより、
デザイン・設計業務のさらなる効率化を実現する。
主な特長は下記の通り。
 
1.さらに進化した3Dモデリング機能
・3Dソリッド、ポリゴンメッシュなどの各図形からサブディビジョン図形への変換機能を搭載
 手軽な3Dモデリングを実現
・新たにブリッジモード、ミラーモデリングモードを搭載。柔軟な3Dモデリングを実現
 
2.拡張されたBIMワークフロー
・クラウドストレージとの連携したプロジェクト共有
・プロジェクト共有の共有管理機能を強化。図形単位の管理を実現し、利用状況をカラーとスクリーンヒントで即座に判別が可能
・Revitデータ形式(.rvtファイル/.rfaファイル)の取り込み機能を搭載
・室内展開図を自動生成する室内展開図機能搭載
・陸屋根の勾配と谷線の作成が可能なスラブ水勾配ツール
 
3.新たなシェアインターフェイス
・Webビュー取り出し機能を搭載(デザインシリーズ以上)
 WebブラウザーやVRゴーグルで3Dモデルの空間を仮想体感可能
・実写データと3Dモデルとのフォトモンタージュを実現するCamera Match機能を搭載
 イメージを具現化したプレゼンテーションが可能
・多彩な2D表現を追求した2D図形や文字への影の表現効果と透明な背景のイメージ取り出し
・誰でも利用できるVectorworks Cloud Services でVectorworks 2017でのコミュニケーションを強化
 
4.用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインナップ
・ベーシックな「Vectorworks Fundamentals」をはじめ、BIM・3D設計を可能にする建築設計向けの「Vectorworks Architect」、
 造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明/設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を
 提供。
・PCごとにライセンスを管理する「スタンドアロン版」とサーバ/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする
 「サイトプロテクションネットワーク版」の2種を用意
 
■標準価格(税別)
30万5,000円~
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
TEL:03-3518-0131
http://www.aanda.co.jp/



VRに対応した新商品バーチャル空間体感システム『GLOOBE VR』発売

2016年11月2日 分類: 建築系

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、 代表取締役社長:林 治克)は、
VR(バーチャルリアリティ)に対応した新商品バーチャル空間体感システム『GLOOBE VR』を11月24日にリリースする。
 
VRに対応した新商品バーチャル空間体感システム『GLOOBE VR』発売
 
■製品の概要
GLOOBE2017で作成したBIMモデル(3次元建物モデル)を利用し、これまでの紙や画面で視るだけのプレゼンテーションから、
圧倒的な没入感でまるで自分がその場に立っているかのような空間体験が可能となる。
7月より販売中の「ARCHITREND VR ※」と同様に、Oculus Rift(オキュラス リフト)、HTC Vive(バイブ)などの
ヘッドマウントディスプレイを装着することで、建物内外の空間スケールや設備機器の配置イメージをリアルに感じる事ができ、
建材・設備と住まいの3D シミュレーションサイト「3D カタログ.com」と合わせて活用することで、
リアリティのあるプレゼンテーションが可能。
※「ARCHITREND VR」は、同社 3D 建築CAD システム ARCHITREND ZERO 専用のバーチャル空間体感システム。
 
■標準価格(税別)
【GLOOBE VR 本体】 360,000 円/年
 ・Oculus ビューア 60,000 円/年
 ・Vive ビューア 60,000 円/年
 
※1年毎に契約更新が必要。
※GLOOBE VRの利用には「GLOOBE VR 本体」、及び「Oculus ビューア」もしくは「Vive ビューア」のいずれかが必要。
※VR体験には、GLOOBE 2017以降の「GLOOBE 基本」以上のプログラムが必要。
※VR体験には、上記ソフト以外に「Oculus Rift」「HTC Vive」いずれかのヘッドマウントディスプレイが必要。
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
TEL:0776-67-7110
http://archi.fukuicompu.co.jp/



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