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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

DWG互換CAD『JDraf 2016』およびモバイルCADアプリ『JDraf Touch』がリリース

2016年1月27日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社 コンピュータシステム研究所(本社:仙台市青葉区、代表取締役:長尾 良幸)は、CSTグループ子会社である株式会社 ジェイドラフ(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮田 信彦)開発のDWG互換CADの最新版『JDraf 2016(ジェイドラフ2016)』および、タブレットやスマートフォンで使えるモバイルCADアプリ『JDraf Touch (ジェイドラフ タッチ)』を2月1日に発売する。
 
DWG互換CAD『JDraf 2016』およびモバイルCADアプリ『JDraf Touch』がリリース
 
■製品の概要
各製品の主な特長は下記の通り。
 
『JDraf 2016(ジェイドラフ2016)』
低価格ながら、既存のCAD環境と同じように使用できる軽快でプロフェッショナルなDWG互換CAD。
DWGの他、JWW・SXF等 多様なファイル形式に対応し、製図にて使用頻度が高い機能も搭載している。
また、ユーザニーズにあわせた豊富なライセンス方式により、導入&運用コストを削減可能で、CAD支援業務20年以上の実績とCAD技術を熟知したスタッフによるサポートも備えている。
主な新機能は下記の通り。
 
●注釈尺度
寸法や文字の大きさを個別に設定する必要がなく、ワンクリックで尺度の設定を行える。
●クイック入力
作図領域にツールチップが表示され数値入力等が行える。
●図面タブ
開いている図面のタブが表示され、ファイル間の切り替えが行える。
●寸法スナップ
オフセット距離を指定すると、補助線を必要とせずに、スナップを使用して等間隔に寸法の配置が行える。
●Excelワークシートの編集
本ソフトに貼り付けた Excelワークシートを、ダブルクリックで編集できるようになった。
 
『JDraf Touch (ジェイドラフ タッチ)』
AndroidやiOSのタブレットやスマートフォンで作図・編集が行えるDWG互換のモバイルCADアプリ。
PC版「JDraf 2016」のほとんどの機能を使用可能で、タッチパネル用のユーザーインターフェースを採用しており、直感的に操作が行える。
また、図面にはメモ・写真・音声による注釈が可能。
データの受渡・同期・共有は USB接続・メール・クラウドストレージ(Dropbox、Googleドライブ)等で行えます、カスタマイズ(C++、LISP、Tx および DCL API)も可能。
本アプリは、JDrafライセンスユーザーであれば無料で「全ての機能」が利用可能(JDrafユーザー以外も無料で一定期間中は全ての機能が利用可能。その後、ビューアや簡単な注記のみの機能制限が発生する)。
 
■標準価格(税抜き)
【JDraf 2016 永久ライセンス版】
スタンドアロン版 永久ライセンス:48,000円
ネットワーク版 永久ライセンス:59,500円
JDrafサブスクリプション(プログラム年間保守契約):10,000円
 
【JDraf 2016 期間ライセンスパック版】※常時最新バージョン・テクニカルサポート付き
スタンドアロン版 期間契約ライセンスパック(1年契約):40,000円
同 (5年契約):98,000円
ネットワーク版 期間契約ライセンスパック(1年契約):47,000円
同 (5年契約):109,500円
 
【JDraf Touch】
無料(iOS版は2016年上期リリース予定)
※JDrafライセンスユーザーであれば全機能が利用可能。
 JDrafユーザー以外は体験期間中、全機能が利用可能。
 その後、ビューアや簡単な注記のみの機能制限が発生。
 
■問い合わせ先
株式会社 コンピュータシステム研究所
TEL:03-3350-4591
http://www.cstnet.co.jp/
 
株式会社 ジェイドラフ
TEL:03-5312-8250
http://www.jdraf.com/



メガソフトが『3Dマイホームデザイナー検定』をスタート

2016年1月26日 分類: 建築系

メガソフト株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:井町 良明)は、同社ソフト「3Dマイホームデザイナー」等の操作技術力を認定する検定『3Dマイホームデザイナー検定』を開始した。
 
メガソフトが『3Dマイホームデザイナー検定』をスタート
 
■概要
本検定は、対象製品(3DマイホームデザイナーPRO8/PRO8EX/PRO8EX2/PRO9/PRO9EX、3DインテリアデザイナーNeo2/Neo3、3D住宅リフォームデザイナー/3D住宅リフォームデザイナー2)の操作経験と関連する周辺知識を検定するものであり、検定の合格者(”3Dマイホームデザイナー操作技術者”)は、3Dパースを作成・活用できる人材として、建築設計や営業、インテリアを含めた幅広い業務で活躍することが期待される。
全国47都道府県の約190か所のJJS加盟会場にて随時受験が可能。
詳細は同社サイト(http://www.megasoft.co.jp/kentei?mgpress=160121)にて。
 
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
http://www.megasoft.co.jp/



建設施工の3次元化を支援する3D点群処理システム『TREND-POINT Ver.3』

2016年1月22日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、国土交通省が推し進める「i-Construction」による建設施工の3次元化を強力に支援する3D点群処理システム「TREND-POINT」をさらに機能アップした『TREND-POINT Ver.3』を3月8日にリリースする。
 
建設施工の3次元化を支援する3D点群処理システム『TREND-POINT Ver.3』
 
■製品の概要
国土交通省は2015年11月24日に「測量・設計から施工・管理に至る全プロセスにおいて情報化を前提とした新基準『i-Construction』(アイ・コンストラクション)の導入を2016年度より開始する」と表明した。
これにより急速に普及するドローン等による3次元測量で取り扱う膨大な点群データの利活用がさらに見込まれる。
本製品は、建設ライフサイクルの施工・維持管理において業務を飛躍的に効率化できる内容となっており、追加される主な機能は下記の通り。
 
【施工業務におけるさらなる点群活用】
●基本設計データ読込機能

出来形管理の設計面情報となる「基本設計データ」の読込機能を追加。
これにより管理箇所・基準点情報・路線情報の連携ができ、今後想定される3次元の出来形管理に対応可能となる。
●座標点入出力
座標値を持ったオブジェクトを目印として3次元空間に座標点を配置することにより、外周線の設置、中心線作成、メッシュ作成、座標変換作業など利用シーンが広がる。
●TINによる土量計算機能
TINで作成されたサーフェス間の体積計算により、出来高成果への適用の可能性が広がる。
●出来形チェック
指定した範囲のメッシュ色を指定できるため、出来形管理基準値等を入力することで、完了箇所を視覚的に把握でき、出来形のチェックも行える。
 
【維持管理業務における点群利活用提案】
●数十億点におよぶ大規模点群への対応

ドローンやMMSの普及により大規模化する点群データを高速処理するパフォーマンスアップを図っている。
●計測機能の強化
距離、面積、角度などの計測値登録が可能。
さらに3点以上の連続線距離計測機能では道路の亀裂など折れ点の延長測定ができ、維持管理分野での利用促進が期待できる。
●断面機能の強化
中心線編集機能により不要な横断の除外や横断角を設定することができる。
また中心線形の設定をせず、任意箇所での断面抽出が可能。
●等高線作成機能
mm精度の点群から等高線を作成し、地形図や道路の凹凸を表現することができる。
また作成した等高線は同社の測量計算CADシステム「BLUETREND XA」および測量成果作成・活用システム「Mercury-Evoluto」へ連携させ、出力することが可能。
●国土地理院提供の標高メッシュ読込
国土地理院から無償提供されるDEMモデルの読込に対応。
これにより、容易に地形情報を扱えるようになり、概略地形の把握や断面図を作成して点検業務への利活用が可能となる。
 
■標準価格(税抜き)
TREND-POINT 標準セット:1,000,000円
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
TEL:0776-67-8860
http://const.fukuicompu.co.jp/



鉄骨モデル変換ツール『TSS Converter for SEIN La CREA(S造)』コンバータ

2016年1月19日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社 ソフトウェアセンター(本社:東京都千代田区、社長:阿部 潔)は、株式会社 トリンブル・ソリューションズ(本社:大阪市西区、社長:宮本 信太郎)よりTSSファイルに関する技術協力を受け『TSS Converter for SEIN La CREA(S造)』コンバータを開発し2月1日に発売する。
 
鉄骨モデル変換ツール『TSS Converter for SEIN La CREA(S造)』コンバータ
 
■製品の概要
一貫構造計算プログラム「SEIN La CREA」のテキスト形式データ(STXT)を「Tekla Structures」の中間ファイル (TSSファイル)に変換するプログラム。
構造計算プログラムと3次元BIMソフトの連動により、設計から施工までBIMを強力にサポート。 任意形状対応の「SEIN La CREA」で入力した複雑なモデルも、建物形状を「Tekla Structures」に渡すことが可能になり、作業効率が向上する。
 
■問い合わせ先
株式会社 ソフトウェアセンター
TEL:03-3866-2095
http://www.scinc.co.jp/



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