建設ITガイド

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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

オートデスクとユーザ会「Autodesk Revit User Group Japan」が協働で新機能アプリを開発

2014年2月27日 分類: CAD、BIM・CIM

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルイス・グレスパン)と、『AutodeskⓇ RevitⓇ』ユーザー会「Autodesk Revit User Group Japan(RUG)」構造部会は、協働して開発した『AutodeskⓇ RevitⓇ 2014』向け新機能アプリ2種を2月25日に無料で提供を開始した。
 
オートデスクとユーザ会「Autodesk Revit User Group Japan」が協働で新機能アプリを開発
 
■製品の概要
今回提供を開始された各アプリの概要は下記の通り。
いずれもオートデスク社製品用アプリ提供サイト「Autodesk Apps Exchange」(http://apps.exchange.autodesk.com/ja/)内で、Autodesk Subscription契約者向けに無料提供される。
 
『SS3 Link』
Revitとユニオンシステム株式会社の一貫構造計算ソフト『Super Build/SS3』との間で、直接双方向のデータ連携(CSV形式)が可能。
これにより構造計算した結果をRevitの3Dモデル内に属性情報として追加することができる。
従来は計算データを手入力するなどしていたため作図データとの不整合が見られたが、データ連携の自動化により図面の信頼性が高まる。
 
『RC断面リスト』
Revitが保持するRC造の梁や柱の配筋情報を含んだ構造部材のファミリ情報を集約して、構造部材断面リストを自動生成する。
RUG構造部会参加企業各社が必要と考える作図表示の考え方を汎用的な機能で実現することにより、業界の標準書式として利用していくことを念頭に置いている。
この機能により、構造計算から得られた配筋情報を、BIMモデルと共に一元的に管理することができるようになる。
また、構造部材断面リストに反映させることもできるようになり、構造設計業務の効率向上を図ることができる。
 
■問合せ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp/



図面改訂のチェック作業を支援する『図面差分検出ボックス2』

2014年2月26日 分類: CAD、BIM・CIM

富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は、図面改訂のチェック作業を支援する『図面差分検出ボックス2』を発売した。
 
図面差分検出ボックス2
 
■製品の概要
富士ゼロックス製のデジタル複合機ApeosPortシリーズに、アプリケーションソフトウェアがインストールされたボックスを取り付けることにより、改訂前と改訂後の図面を比較し、変更箇所を一目瞭然にすることで、図面改訂業務の効率性と正確性を高めるソリューション。
改訂前後の図面の入稿は紙媒体、電子媒体の両方に対応し、図面原稿を複合機からスキャンまたはパソコン上のWEBブラウザーで取り込み、異なる部分を検出し色を変えて表示する。
差分検出結果をプリント出力したり電子ファイルとして出力したりすることが可能で、これまで目視で確認していた場合、A3図面1枚当たり約30~40分かかっていたチェック時間を約4分~5分と大幅に短縮するなど作業環境の効率化を図るとともに、チェック漏れの削減などの品質向上にも貢献する。
また「図面差分検出DocuWorks連携オプション」を採用すると、部分図を指定するとき、新旧原稿で異なる位置を指定できる「部分図指定機能」や、差分検出を「する・しない」範囲を詳細に設定できる「検出領域指定機能」といったより高度な図面差分検出機能を使用することができる。
 
■問合せ先
富士ゼロックス株式会社
TEL 0120-27-4100
http://www.fujixerox.co.jp/



オートデスクがCIMアプリケーションのラインアップを強化

 分類: CAD、BIM・CIM

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルイス・グレスパン)は、土木インフラ業界向けに提供するアプリケーションのラインアップを強化するため『AutodeskⓇ InfraWorks™ 360』『Autodesk Roadway Design for InfraWorks 360』『Autodesk Bridge Design InfraWorks 360』の3種のアプリケーションをレンタルで2月24日に発売した。
 
オートデスクがCIMアプリケーションのラインアップを強化
 
■製品の概要
3か月と1年の単位で利用でき、パイロットプロジェクトとしての導入や繁忙期の追加など、弾力的なライセンス運用管理が可能。
各製品の概要は下記の通り。
 
『AutodeskⓇ InfraWorks™ 360』
●土木インフラプロジェクト周辺地域の3Dモデル作成
2D CAD、GIS、ラスターなどの形式の地形や地図データと、Autodesk AutoCADⓇ Civil 3DⓇやAutodesk RevitⓇで作成したBIM/CIMモデルを取り込み、簡易な操作でリアルスケールの現況地形モデルを作成可能。
 
●様々な計画案を比較検討
都市開発や土木インフラ計画のさまざまな案をモデル上で検討可能。
打ち合わせや協議の際、検討内容をリアルタイムに比較・変更でき、最適な計画の選定を支援する。
 
●合意形成に使用する3D資料の作成
都市開発や土木インフラ計画のデータ全体に高度なレンダリングを施しながら、完成後のシミュレーション、ストーリーボードやアニメーションなどに仕立て、合意形成で使用する3D資料としてリアルで訴求力のあるプレゼンを作成可能。
 
●設計図面のエクスポート
作成した統合・設計モデルの情報をAutoCAD Civil 3Dにエクスポートすることにより、より詳細な設計図面の作成が可能。
 
●プロジェクトコラボレーション環境を提供
大規模な3Dモデルを一元管理し、プロジェクトのワークフローにおいて必要な関係者間のコラボレーション機能を提供。
iPadⓇ向け無償ビューア「Autodesk InfraWorks Mobile App」や、ブラウザへのデータ書き出しにより、アプリケーションを使用していない関係者とも情報共有が可能。
 
 
『Autodesk Roadway Design for InfraWorks 360』
●高度な道路検討アドオン
 ・点を使用した編集、パラメータ編集が可能
 ・道路縦断の表示、縦断計画の編集が可能
 ・盛土と切土の均衡を保ちながら橋梁やトンネルの配置を最適化
 ・追い越し車線、拡幅区間等の設定、摺り付けが可能
 ・拡幅、隅切りなどの交差点検討、周辺建物を含めた見通しの検討が可能
 
 
『Autodesk Bridge Design InfraWorks 360』
●高度な橋梁検討アドオン
 ・プレキャストコンクリート桁橋や鋼桁橋等の検討が可能
 ・現況地形に基づいた最適な初期レイアウトが可能
 ・現況に即して橋脚のレイアウト変更が可能
 ・橋梁形状の変更に応じた概算数量の算出が可能
 
■標準価格(税抜き)
『AutodeskⓇ InfraWorks™ 360』
3か月:55,000円
1年:146,000円
※3月27日までの期間限定価格
 
『Autodesk Roadway Design for InfraWorks 360』
3か月:55,000円
1年:146,000円
 
『Autodesk Bridge Design InfraWorks 360』
3か月:55,000円
1年:146,000円
 
■問合せ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp/



四電工が建築設備支援ソフトCRAFTシリーズの新バージョンをリリース

2014年2月6日 分類: 建築系

株式会社 四電工(本社:香川県高松市、取締役社長:武井 邦夫)は、建築設備支援ソフトCRAFTシリーズの新バージョン『見積CRAFT2014』『CRAFT CAD Ver.7』を2月4日に発売した。
 
建築設備支援ソフトCRAFTシリーズ
 
■製品の概要
各製品の概要は下記の通り。
 
『見積CRAFT2014』
設備(電気・空調衛生)専用の積算・見積ソフト。
大規模物件や官庁物件に対応できる高機能版と、民間用見積書作成に必要な機能を厳選した簡易版の2種類をラインナップ。
本バージョンにて強化された主なポイントは下記の通り。
 
●利便性の向上
 消費税率変更チェック機能、付箋機能によるチェック漏れ対策で利便性を向上
 
●出力帳票の強化
 表中文字の1行とおし印字や強調印字等により「見た目のきれいさ」を強化
 
●空調衛生版の機能強化
 空調衛生設備でよく利用される、材料費・労務費横並び形式の見積書作成に対応
 
●レスポンスアップ
 大量に登録されている部材マスタへのアクセスレスポンスをアップ
 
●スムーズなバージョン移行
 これまで使っていた旧バージョンの動作環境を、新バージョンインストール時に自動反映
 
『CRAFT CAD Ver.7』
住宅・小型建物向けの設備(電気・空調衛生)専用の2次元CADソフト。
設備図面作製に必要な機能を20コマンドにまとめ、さらに操作性を重視することで、はじめてCADを導入するユーザーでも容易にマスターすることが可能。
本バージョンにて強化された主なポイントは下記の通り。
 
●注釈機能の強化
 配線長や配管長、シンボル拾い表などの注釈機能を強化
 注釈効果を活用すれば集計作業も効率アップ
 
●編集機能の強化
 ワンタッチで簡単に配管やダクト、ケーブルラックをルート移動
 
●設備シンボルの強化
 照明器具姿図、小口径枡、TOTO・INAXの衛生器具、パッケージエアコンを追加
 設備図面の作画効率が大幅アップ
 
■標準価格(税抜き)
『見積CRAFT2014』:オープン価格
『見積CRAFT Light2014』:90,000円
『CRAFT CAD Ver.7』:200,000円
 
■問合せ先
株式会社 四電工 CAD開発部
TEL:089-925-1107(松山)/03-3434-3883(東京)
http://www.cadewa.com/



CIM・BIMを特集した「建設ITガイド2014」発刊

2014年2月3日 分類: その他

一般財団法人 経済調査会(本部:東京都中央区、理事長:小野薫)は、建設業界唯一のIT、ソフトウェア専門情報誌「建設ITガイド2014」を発刊した。
 
建設ITガイド2014
 
 
■主な内容
注目のCIMおよびBIMを取り上げた特集「CIM&BIM 土木・建築3D革命!」を掲載。
主要な記事は、
・国土交通省におけるCIM の取り組み
・CIMの実現に向けた人材育成
・施工CIM最前線!
・海外におけるBIM/CIM活用事例
・海外のBIMの潮流と日本のBIM
・施工BIMへのアプローチ
・設備BIM活用事例   ほか
 
その他、ユーザーの声を集めた「現場から生レポート!建設ITユーザーレビュー」、建設ソフト等を解説した「建設ソフト&ハード名鑑」を掲載。
 
さらに購読者には無料で利用できる電子書籍版を同時発刊。
建設ITガイドWEBサイトより、書籍に記載のID・パスワードで閲覧できる。
PCはもちろんiPadやAndroid端末などのタブレット・スマートフォンで閲覧できる。タブレット端末やスマートフォンには、丸ごとダウンロードできるため、ちょっとした空き時間に読むこともできる。
 
 
■問い合せ先
一般財団法人 経済調査会
TEL:03-3542-9291
BOOKけんせつPlaza(送料無料)
http://www.book-kensetsu-plaza.com/119_24.html

 
 



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