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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

労働安全衛生総合支援システム『Saviour Second Edituion』発売

2013年12月24日 分類: 建設共通

株式会社 コンピュータシステム研究所(本社:仙台市青葉区、代表取締役:長尾 良幸)は、3D災害事例やリスクアセスメント機能を強化したバージョンアップ版の労働安全衛生総合支援システム『Saviour Second Edituion(セイバー セカンド エディション)』を12月25日に発売する。
 
Saviour Second Edituion(セイバー セカンド エディション)
 
■システムの概要
着工前~竣工時までの安全管理を支援するシステム。
リスクアセスメントをスピーディかつ的確に実施。
災害事例・作業手順・関連法令等のデータを多数搭載し、充実した安全管理活動をサポートする。
また、安全関連帳票とCOHSMS、OHSAS18001のマネジメントシステム運用帳票も搭載している。
主な新機能は下記の通り。
 
1.3D災害事例を新搭載し、より的確な安全教育が可能に
新たに災害事例の3次元データを約100件搭載。
災害事例を最大限活用するためには、現場で働くオペレーター・ガードマン・作業員等 それぞれの視点での危険認識が必要である。
今回搭載した3D災害事例では、アングルを自在に変更でき、さまざまな視点で多角的に危険を認識することが可能。
視点を変えた3D画像は災害事例として編集・印刷ができ、危険ポイントを明確にし、現場に即した内容で安全教育が行える。
 
2. 法令チェックリスト機能を新搭載
労働安全衛生法がどの作業に適用されているかを着眼点としたチェックリストが作成可能。
作業毎の安全法令チェックリストを作成でき、法令順守の徹底を確実なものとする。
 
3. ATLUS連携強化によるリスクアセスメント機能の向上
同社土木積算システム「ATLUS」の積算データ連携機能の強化により、リスク抽出の精度が向上され、より的確・スピーディーにリスクを特定することが可能になった。
 
4. 港湾工種コンテンツの拡充
港湾工事におけるリスクアセスメント機能を42工種から150工種へと拡充。
また、港湾災害事例も15事例追加した。
 
5. オンラインダウンロード更新
最新システムおよびデータを専用サイトよりダウンロード更新が可能になった。
 
■問合せ先
株式会社 コンピュータシステム研究所
TEL:022-301-3280
http://www.cstnet.co.jp/



イズミシステム設計がダクトサイズ選定アプリ『Duct-Fit』をリリース

2013年12月20日 分類: 建築系

株式会社 イズミシステム設計(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小池 康仁)は、iPhone/Android端末用ダクトサイズ選定アプリ『Duct-Fit』をリリースした。
 
Duct-Fit
 
■製品の概要
直観的にわかりやすいデザインと単純な作業で、ダクトサイズを選定できるアプリで、「風量」「基準静圧」「風速」を基に適正なダクトサイズの選定が可能。
選定したダクト形状を図形で表示することにより、ダクトイメージが付きやすい設計になっている。
また、「角ダクト」だけでなく「丸ダクト」のダクトサイズ算出にも対応している。
Android版はGoogle Playストア、iPhone版はApp Storeにて無料公開中。
 
■問合せ先
株式会社 イズミシステム設計
TEL:03-3868-3126
http://www.izumi-soft.jp/



FMシステムが施設台帳管理システム『FINE-WEBS』を発売

2013年12月18日 分類: 建築系

株式会社 FMシステム(本社:東京都文京区、代表取締役社長:石曽根 栄之)は、施設台帳管理システム『FINE-WEBS(ファイン・ウェブズ)』を2013年12月に発売する。
 
FINE-WEBS(ファイン・ウェブズ)
 
■システムの概要
建物や部屋、設備・備品などの施設台帳をスピーディーに登録、検索、表示し、インターネットやイントラネット上で共有・管理できるWEBシステム。
これまでExcelで管理していた台帳情報を共有することで、施設や設備、備品などの活用状況や稼働率を把握でき、遊休資産の把握、不要施設の抽出などを支援し、施設の有効活用をサポートする。
主な機能は下記の通り。
 
1.台帳管理機能
敷地/建物/部屋/設備/備品/工事の6種類の台帳を管理可能
 
2.表示・検索機能
関連する写真、地図、図面なども表示
 
3.CAFM機能
配置図や平面図上をクリックすることで該当の建物や部屋の台帳を表示する
 
■標準価格(税込み)
100件版(登録可能な件数:各台帳100件まで):210,000円
1,000件版(登録可能な件数:各台帳1,000件まで):630,000円
無制限版(登録可能な件数:無制限)2,100,000円
 
■問合せ先
株式会社 FMシステム
TEL:03-6821-1701
http://www.fmsystem.co.jp/



オートデスクが『Autodesk 360』の新機能評価版を公開

2013年12月10日 分類: CAD、BIM・CIM

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルイス・グレスパン)は、これまで建設・土木業、製造業向けに無償で提供してきたクラウドベースの設計コラボレーションサービス『Autodesk 360(オートデスク スリーシックスティ)』の機能拡張を行い、機能評価版(Tech Preview版)を2014年1月18日に公開する。
 
Autodesk 360
 
■製品の概要
今回の機能拡張では、特に作業効率を向上させる観点から、設計からその後の工程全体のワークフローを一つの画面で行えるようにした。
例えば、同社の製造業向けクラウドサービス「Autodesk Fusion 360」(評価版提供中)と「Autodesk SIM 360」、別々のアプリケーションを操作している最中に、同機能によってそのまま「Autodesk 360」の画面に切り替わり、同一のアプリケーション内で作業しているように利用することが可能。
 
また新機能「ダッシュボード」では、ユーザが関わるプロジェクトの主要な情報(メンバ、タスク、チャット、問題の指摘、注意の喚起など)を集約してリアルタイムで表示。
これにより、SNSを操作しているような感覚で、進捗を短時間で正確に把握することが可能となった。
本機能は、端末にかかわらずデスクトップでもモバイルでも利用できる。
 
さらに、閲覧できるファイル形式を、同社独自のファイル形式だけでなく、オフィス用ファイルなど設計以外のデータにも拡充した。
 
■問合せ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp/



オートデスクがBIM関連ソリューションを発表

2013年12月9日 分類: CAD、BIM・CIM

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルイス・グレスパン)は、米オートデスク社が米国ラスベガスで開催中のユーザーカンファレンス「Autodesk University」にて発表したBIMに関連する発表内容を公開した。
 
オートデスクがBIM関連ソリューションを発表
 
■概要
発表された主な内容は下記の通り。
 
●Autodesk FormIt™ラインアップ拡充、機能拡張
同社がこれまでiPadとAndroid向けに提供してきたBIMベースの概念設計アプリケーション「Autodesk FormIt」を、Webベースのアプリケーションとしてベータ版で提供開始する。
(本アプリケーションの提供サイト:http://autodeskformit.com/
 
●Graitec社一部製品群の買収
フランスGraitec社のAdvance Steel and Advance Concrete関連ソフトウェア技術を買収。
今後、同社が提供するアプリケーションの構造設計機能において、鋼材と強化コンクリートを含むモデリング、詳細設計、加工などの機能を強化する。
 
●Autodesk Structural Bridge Design
橋梁設計向け新アプリケーション「Autodesk Structural Bridge Design」を提供開始。
本製品は、同社が本年8月にイギリスBestech Systems社から買収した技術資産を製品化したものであり、短スパンから中スパンの橋梁設計プロジェクトにおける業務効率の向上を支援する。
 
●Azalient Technology社買収
イギリスAzalient社から道路、高速道路、鉄道関連のソフトウェア技術資産を買収。
今後同社は、自動車、バス、鉄道などを交通手段とする利用者を含めた交通シミュレーション、新しいインフラ事業の需要予測、将来の需要への対応手段の予測、建設によって妨げられる交通状況の予測、代替設計のコスト分析機能を提供する予定。
 
●トプコン社との協力
建設現場においてBIM座標を正確に見出す作業をさらに簡素化するiPad向けモバイルアプリケーションを今後提供する予定。
このアプリケーションは、トプコン社が既に発表した新製品LN-100 3Dポジショニングシステムなどとデータを連携させることにより建設現場の位置を正確に配置し、設計情報と照合させながら施工の精度を高める。
 
■問合せ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp/



エーアンドエーが『Vectorworks 2014』シリーズを発売

2013年12月6日 分類: CAD、BIM・CIM

エーアンドエー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内田 和子)は、2D/3D汎用CAD『Vectorworks® 2014』シリーズを2014年1月14日に発売する。
 
Vectorworks® 2014
 
■製品の概要
本バージョンは、” Your Visions. Perfectly Realized. “「あなたのビジョンや洞察力、想像力を確実に実現する」をテーマに、デザイナーの思考を直感的に具現化するツールとして、さらに進化。
図形の切断や変形、寸法、ミラー反転など、全ラインナップのベースとなるFundamentalsの基本機能強化をはじめ、テーパー、ツイストといった新たな3D機能を搭載し、複雑な作業や形状も直感的なステップで作図、生成が可能となる。
データ互換では、DXF/DWGファイルの外部参照機能を搭載し、修正作業の多い作図環境の中、他のCADとのデータ連係により、データの更新もスムーズとなる。
さらに、レンダリング機能では、OpenGLのレンダリングエンジンを再構築し、高速な描画を実現。
透過するX-RAY機能やRenderworksシリーズのレンダリング機能と組み合わせることで、リズミカルで多彩なプレゼンテーションも可能となっている。
 
製品構成は、ベーシック汎用CAD「Vectorworks Fundamentals」をはじめ、建築・BIM支援CAD「Vectorworks Architect」、造園や緑地計画用の「Vectorworks Landmark」、舞台計画やステージライティング計画などに適した「Vectorworks Spotlight」、全ての機能を搭載した最上位版「Vectorworks Designer」に加え、レンダリング機能を拡張した「with Renderworks」シリーズのスタンドアロン版全10製品と併せて、ネットワーク環境内でのライセンス管理を効率化するフローティングライセンス方式を採用した「Vectorworksネットワーク版」シリーズの6製品を加えた、合計16製品が登場。
今回、スタンドアロン版およびネットワーク版のプラグイン製品について、「基本パッケージ」「追加ライセンス」の区別をなくして一本化しており、今まで複雑であったライセンス形態が改善され、購入やライセンスの管理も容易になっている。
なお、年間契約型のサービス「Vectorworksサービスセレクト」のバージョン2013ユーザは、サービスの特典として発売同日に無償提供される。
 
また、新製品発売に先立ち、2013年12月5日(木)より、東京を皮切りに全国6都市(東京/大阪/福岡/名古屋/札幌/仙台)にて「Vectorworks 2014 新製品先行発表会」を開催。
東京、大阪会場では、「スペシャルユーザセミナー」を開催し、廣部氏(東京)、松岡氏(大阪)による、建築、デザインの実践的な事例を紹介する。
詳細は同社ホームページ(http://www.aanda.co.jp/Event/VW2014/index.html)にて。
 
■標準価格(税抜き)
▽Vectorworks 2014 スタンドアロン版

Vectorworks Fundamentals 2014:273,000円
Vectorworks Fundamentals with Renderworks 2014:336,000円
Vectorworks Landmark 2014:365,000円
Vectorworks Landmark with Renderworks 2014:428,000円
Vectorworks Spotlight 2014:365,000円
Vectorworks Spotlight with Renderworks 2014:428,000円
Vectorworks Architect 2014:365,000円
Vectorworks Architect with Renderworks 2014:428,000円
Vectorworks Designer 2014:457,000円
Vectorworks Designer with Renderworks 2014:520,000円
 
▽Vectorworks 2014 ネットワーク版
Vectorworks Fundamentals 2014(基本パッケージ):464,000円(2ライセンス)
同(追加ライセンス):215,000円(3-10ライセンス用 ※追加ライセンスの価格は、本数により異なる)
Landmark Extension 2014:83,000円
Spotlight Extension 2014:83,000円
Architect Extension 2014:83,000円
Designer Extension 2014:166,000円
Renderworks 2014:57,000円
 
▽Vectorworksサービスセレクト(Vectorworks 2014シリーズ用 スタンドアロン版用/ネットワーク版用)
Vectorworks Fundamentals 2014:55,000円/49,000円
Vectorworks Fundamentals with Renderworks 2014:68,000円/61,000円
Vectorworks Landmark 2014:74,000円/66,000円
Vectorworks Landmark with Renderworks 2014:87,000円/78,000円
Vectorworks Spotlight 2014:74,000円/66,000円
Vectorworks Spotlight with Renderworks 2014:87,000円/78,000円
Vectorworks Architect 2014:74,000円/66,000円
Vectorworks Architect with Renderworks 2014:87,000円/78,000円
Vectorworks Designer 2014:93,000円/83,000円
Vectorworks Designer with Renderworks 2014:106,000円/95,000円
 
■問合せ先
エーアンドエー株式会社
TEL:03-3518-0131
http://www.aanda.co.jp/



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