日本オラクルは、同社のプロジェクト管理アプリケーション「Oracle Projects」(オラクル・プロジェクツ)の最新版を5月12日より発売した。
「Oracle Projects」は、プロジェクトに関する計画、契約管理、請求管理、工程進捗管理やリソース管理など、企業のプロジェクトに関する情報を一元的に管理することで管理者が必要な情報をリアルタイムに把握、分析し適切な意思決定を可能にするアプリケーション。
「Oracle Projects」と「Oracle Applications」の会計システムを連携して活用することで、プロジェクト収益と原価の見積もり精度向上やプロジェクトの進捗度や契約変更に合致した会計処理も可能になるなど、統合プロジェクト管理の強化が実現できる。これにより、2009年4月1日以後開始する事業年度から適用が義務付けられた、プロジェクト収益総額、プロジェクト原価総額及び決算日におけるプロジェクト進捗度を合理的に見積もり、これに応じた当期の収益及び原価を認識する工事進行基準への速やかかつ高度な対応を支援するというもの。
※工事進行基準
企業会計基準委員会は2007年12月27日付けにて企業会計基準第15号「工事契約に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第18号「工事契約に関する会計基準の適用指針」を公表し、工事進行基準が原則適用となった。「工事契約」とは「仕事の完成に対して対価が支払われる請負契約のうち、土木、建設、造船や一定の機械装置の製造等、基本的な仕様や作業内容を顧客の指示に基づいて行うもの」と定め、受注製作のソフトウエアについても「工事契約」に準じて取り扱うものとしている。
■価格
ライセンスのみの最小構成(5ユーザー)で250万円~
※税込
■問い合わせ先
日本オラクル
Oracle Direct TEL 0120-155-096
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
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