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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

建設現場の生産性を向上させるICT建機 「杭ナビファミリー」

2023年11月17日 分類: 建設機械・工具

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長・CEO:江藤 隆志)は、「杭ナビ」の愛称を持つレイアウトナビゲーターLN-150を使用したICT建機ソリューションのラインアップを「杭ナビファミリー」として拡充した。
 

 
杭ナビ」(LN-150)は手軽に3次元データを活用することができ、建設現場においてはi-Constructionの導入機として、杭打ち・墨出し作業、また油圧ショベル用マシンガイダンスシステム「杭ナビショベル」として知られている。
LN-150が新たにマシンコントロールシステムのセンサーとして対応することで、油圧ショベルをはじめ、ドーザー、グレーダーでの施工時に建機の操作を自動アシストする。
それにより、安定した施工精度を実現するシステムとして、生産性や品質を向上させる建設施工のDXソリューションとして提案するもの。
建設現場で普段使いできる「杭ナビ」を活用することで、導入障壁を大幅に低減し、マシンコントロールシステムによる施工を、簡単に始めることが可能となる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社トプコン
https://www.topcon.co.jp/



ロボット芝刈機 Automower Aspire R4新発売

2023年10月31日 分類: 建設機械・工具

ハスクバーナ・ゼノア株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役:パウリーン・ニルソン)はロボット芝刈機の最新モデルAutomower Aspire R4を販売開始した。

Aspire R4は、一般家庭の庭やオープンスペースの芝地用に設計されたコンパクトな3輪のロボット芝刈機。最大400m2の範囲の緑地を自動で管理するため、天候や、騒音に悩まされることがない。傾斜14°の斜面まで対応。
 
またAutomower Connect(オートモアコネクト)(Wi-Fi/Bluetooth)を搭載し、スマートフォンから世界中どこからでもAspire R4を操作することが可能である。
加えてソフトウエアを自動でアップデートするFOTA機能や狭い通路に対応する自動経路処理機能などさまざまな機能を搭載。
 
 
■問い合わせ先
ハスクバーナ・ゼノア株式会社
https://www.zenoah.com/jp/



『GSCウェットサンダー』

2023年10月30日 分類: 建設機械・工具

電動ディスクグラインダーを用いた塗膜除去作業において、研削面を湿潤状態にして塗膜を除去しながら、研削物を回収する装置。常時湿潤かつ高吸引力のため、粉じんや汚水の飛散がなく、かつ汚水はろ過されて循環水となる。
 
令和3年からアスベスト(石綿)を含む塗膜を電動工具で除去する場合は「湿潤化」が原則となり、これに適応する装置である。

概要図
概要図
施工状況
施工状況

■製品の特長
① 水をかけながら研磨するため常に湿潤状態を保つ
② 粉じんの飛散や水漏れなし
③ 水使用量は最小限
④一人で運搬・設置・作業が可能
⑤ 残水は固体廃棄物として処理するため排水はゼロ
⑥ 100Vのコンセント電源で使用でき電源確保が容易
 NETIS登録番号CG-230005-A
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社呉英製作所
https://www.goei-dia.co.jp/



傾斜補正機能により計測作業がスムーズに GNSS受信機「G7シリーズ」

2022年8月5日 分類: 建設機械・工具

TIアサヒ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田中 秀彦)は、GNSS受信機G6シリーズの後継機種として、新たに傾斜補正機能を追加した「G7シリーズ」を2022年9月1日より国内販売を開始する。
 
GNSS受信機「G7シリーズ」
 
■主な特長
1.新機能、傾斜補正機能を搭載
G7を設置したポールの傾斜が30°以内であれば、センサーが感知し、リアルタイムに座標を補正する。
建物や樹木の近くなど、ポールを傾けることにより、計測がしやすくなった。
また、コントローラーの画面に表示される電子気泡管により、傾きを確認することができる。
杭等の高さによりポールの気泡管が見えにくい時に便利。
 
2.555チャンネル実装
GPS、GLONASS、QZSSの信号を受信できる最新鋭の受信ボードを搭載しているため、多くの衛星を受信し、高精度の素早い観測が可能。
 
3.RTK観測の平均再捕捉時間は約10秒
RTK観測の平均再捕捉時間は、約10秒と短時間。
また、前回の設定を記憶し、自動的に観測を開始する。
 
4.ケーブルレスでネットワークRTK観測が可能
ネットワーク上の基準点または仮想基準点のデータは、 内蔵のセルラーモデムにSIMカードを挿入し、 携帯回線に接続して、配信サーバーから取得できる。
Wi-Fiルータの使用や、テザリングをする必要がない。
 
5.その他の特長
・マグネシウム合金を採用、堅牢かつ1.25kgの小型軽量を実現。持ち運びの負担が軽減ながら、耐衝撃性も高い。
・Li-Ionバッテリーにより、約10時間の連続使用が可能。ホットスワップ対応で観測中でもバッテリーの交換が可能。
・防塵防水は、IP67です。多少の雨でも安心して作業できる。
・遠くからでも確認しやすいインジケータと音声ガイダンス付き。
・最高、32GBの大容量データ保存が可能(4GBのSDカードが付属)。
 
 
■問い合わせ先
TIアサヒ株式会社
https://www.pentaxsurveying.com/



位置プラス「高車管理」のキーレスシステムを開発

2022年6月2日 分類: 建設機械・工具

株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、取締役社長:佐々木 正人)は、株式会社東海理化(本社:愛知県丹羽郡、代表取締役社長:二之夕 裕美)、株式会社東海理化クリエイト(本社:名古屋市東区、取締役社長:林 茂)、株式会社レンタルのニッケン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:南岡 正剛)と共同で、位置プラス「高車管理」のキーレスシステムを開発した。
 
位置プラス「高車管理」のキーレスシステムを開発
 
■開発の背景
近年需要が増えている物流倉庫や生産施設、商業施設などの建築工事では、内装・設備工事の足場として多くの高車を使用している。
そのため元請会社は高車をレンタル会社から一括で借り受け、日々使用する協力会社を割り当てる配車を行い、配車に合わせて高車鍵の貸出・返却管理業務を行っている。
 
株式会社竹中工務店は、2021年に高車の位置や予約等を統合的に管理できるアプリ「高車管理」を開発し配車に関わる業務を効率化してきたが、鍵の貸し出し・返却業務には手間がかかっていた。
そのため高車鍵のデジタル化は現場からの要望も強かったが、レンタル会社が保有する高車のメーカー・機種は多数あるため、これらに対応するキーレスシステムの開発は難易度が高く、実現できていなかった。
 
しかし今回、アプリの予約機能と株式会社東海理化のデジタルキーを連動することで、高車鍵のスマートフォンアプリでの解錠が可能になり、元請会社・協力会社の鍵管理手間を大幅に削減することができるようになった。
 
 
■システムの概要
位置プラス「高車管理」は、高所作業車の位置把握や予約等を行う業務アプリである。
そのキーレスシステムは、建設現場への搬入前に高車の鍵部分に予め取付ける「外付けキーレスデバイス」と、建設現場内で高車管理アプリの予約機能と連動して解錠信号を送信できる「解錠システム」で構成されている。
「解錠システム」「高車管理」アプリの予約機能とデジタルキーを連動させ、予約者のスマートフォンのアプリを通じてBluetoothの解錠信号を送信。
そうして「外付けキーレスデバイス」が解錠信号を受け付け、解錠の制御を行う仕組みである。
 
 
■問い合わせ先
株式会社竹中工務店
https://www.takenaka.co.jp/



画期的なワイヤレス音声ガイドシステム「メットフォンIIIレシーバー」

2018年4月17日 分類: 建設機械・工具

ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社(本社東京都豊島区:、代表取締役社長:栗田敏寿)は、画期的なワイヤレス音声ガイドシステム「メットフォンIIIレシーバー」を発売した。
 

 
■製品の概要
「メットフォンIIIレシーバー」は、ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社が「より明瞭・快適に」をコンセプトに開発した画期的なワイヤレス音声ガイドシステムである。
同システムは、1)騒音下でもクリアに聞こえる、2)スイッチオンでかぶるだけ、3)衛生的で管理も容易、という3つのポイントを有し、好評を博している。
写真は、左が本体、右がヘルメットへの装着状態を示す。
 
■問い合わせ先
ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社
TEL:03-6773-4445
http://www.jrc.jregroup.ne.jp/



日立建機が後方超小旋回型ミニショベル4機種をモデルチェンジ

2015年10月19日 分類: 建設機械・工具

日立建機株式会社(本社:東京都文京区、社長:辻本 雄一)は、新型ミニショベル『ZX30U-5B』(標準バケット容量0.09㎥、機械質量3,000kg)『ZX35U-5B』(標準バケット容量0.11㎥、機械質量3,410kg)『ZX40U-5B』(標準バケット容量0.14㎥、機械質量4,440kg)『ZX50U-5B』(標準バケット容量0.16㎥、機械質量4,780kg)を10月1日に発売した。
 
日立建機が後方超小旋回型ミニショベル4機種をモデルチェンジ
 
■製品の概要
主な特長は下記の通り。
 
●High Performance(優れた作業性・操作性)
電子制御式エンジンや効率化油圧システムなどの低燃費技術を採用。
「オートアイドル機能」を装備。
環境に配慮した「オートアイドリングストップ機能」をオプション設定。
作業に応じて選択可能なPWR(パワー)モード、ECO(エコノミー)モードの2つの作業モードを搭載。
走行速度切替えスイッチをブレードレバーに装備し、スムーズな変速操作を実現。
●Comfortability(快適な居住性)
3.6インチ大型マルチ液晶モニタを採用、視界性を向上。
キャノピ仕様機では、「シートヒーター」を採用(オプション)。
●Easy Maintenance(容易な整備性)
チルトアップフロアを採用し、スムーズなサービス作業を実現。
上下スライド式エンジンカバーおよびワンタッチで開くラジエータカバーの採用により、車体後方からのメンテナンスが容易。
冷却装置(ラジエータ、オイルクーラ)を並列配置し、清掃性と冷却性を向上。
●環境性能
4機種とも「国土交通省超低騒音型建設機械」(指定申請中)
「ZX40U-5B」「ZX50U-5B」は、特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合。
「ZX30U-5B」「ZX35U-5B」は、排出ガス対策型建設機械3次基準に適合。(指定申請中)
 
■問い合わせ先
日立建機株式会社
https://www.hitachicm.com/global/jp/



 


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