オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:ルイス・グレスパン)は、3次元設計モデルのシミュレーション機能をクラウドで提供する『Autodesk Simulation 360』(オートデスクシミュレーション 360)を9月15日に発売した。
■製品の概要
高性能のハードウェアと専門ソフトウェアをクラウドで利用できるため、大きな設備投資をしなくても高度なシミュレーション機能を使用することが可能。
通常デスクトップ環境では1つのシミュレーション作業しか行えないが、本製品は複数種類の解析作業を同時に実行することができる。これにより、設計者は結果を待つ間に通常業務を行い、デスクトップ環境よりも早いタイミングで結果を検討することができるようになる。
<主な使用例>
・椅子などの家具を製作する前に、さまざまな体型や用途に適応する人間工学に基づいたデザインを検討する
・電子部品が発する熱と周囲に与える影響を設計段階で把握し、対策を検討する
・建築物の空間の快適性を確保するために空気の流れをシミュレーションし、環境負荷を分析しながら間取りや空調の位置を検討する。また、コンクリートなどの構造部材の強度を検証する
■標準価格(税込み)
Autodesk Simulation 360(使用容量:120ジョブ):551,250円
Autodesk Simulation 360 Unlimited(使用容量:無制限):1,102,500円
※いずれも年間ライセンス契約
■問合せ先
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp