株式会社フジタ、太平洋セメント株式会社およびフジタ道路株式会社の3社は、自動車排気ガス中の揮発性有機化合物(VOC)を吸着・分解する機能を持たせ、同時に窒素酸化物(NOx)の処理能力も50%向上させた『フォトロード工法クリーンOx(オキシダント)』を開発した。

■工法の概要
標準型のフォトロード工法に用いる、光触媒(二酸化チタン:TiO2)を含むコーティング材に吸着材を添加したものを道路表面に吹き付ける工法。これまで困難とされていた、自動車による道路沿道のVOCを舗装表面で処理する、国内初の対策技術である。
自動車が排出するVOCの約20%を除去する性能を有しており、またNOxは標準型の1.5倍、一車線当たり約1万2千台/日が処理可能となっている。
■問合せ先
株式会社フジタ
http://www.fujita.co.jp/