日立ビルシステムは、ジェイアール西日本テクノス、西日本旅客鉄道広島支社と協力して、エスカレーターのリニューアルにおいて新しく設置するトラス組品の「揚重、接続、設置」までの新搬入工法を開発した。本搬入工法を適用した第1号機をJR西日本広島駅に納入し、12月6日から稼動を開始したと発表した。
新搬入工法は、既設エスカレーターのフレームの一部分をそのまま搬入用レールとして活用し、走行用ローラを備えたトラス組品をこの既設フレーム内に順次走行搬入して、接続・設置させることが特長。、「吊上げ方式」から「走行方式」にすることで、搬入工程に要する時間を約40%短縮、また、建屋加工を不要とし、上階からの搬入も可能するなど、搬入の自由度も高めたとしている。

■問い合わせ先
日立ビルシステム 昇降機事業部 リニューアル技術部
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