2007年10月14日 分類:
土木資材・工法
三菱マテリアルと東京鋪装工業は、長期間の保水が可能な保水性ブロックシステム「アースクールブロック舗装システム」を共同開発し、10月より営業を開始した。「アースクールブロック舗装システム」は、ヒートアイランド対策のために保水性ブロック、導水シート、保水性路盤を一体化した舗装システムで、特徴は、①アスファルト舗装面が60度以上になる気象条件下で、アスファルト舗装に比べて表面温度を15度以上低下させることが可能、②1m²で約56リットルの保水能力、無降雨で約2週間の路面温度抑制効果が持続可能、③従来の舗装構造を大きく変える必要がなく、既設舗装の更新工事にも適用可能、等。同システムは、保水性ブロックだけでなく、ブロック下に敷き詰める路盤にも保水機能を持たせ、ブロックと路盤との間に導水シートをはさみ込むことにより、路盤に蓄積された水分も円滑にブロックに導水し、路面温度抑制効果の長期化が可能となったとしている。
最終更新日:2007-10-14 |