ノザワは、鉄骨低層建築専用アスロック「ASLOC S-line」を6月より東北地区を先行して発売した。
アスロックは基本厚さを60㎜とし、鉄骨耐火構造向けに採用されてきたが、郊外の鉄骨低層建築においては耐火構造を必要としない建物があり、こうした用途に厚さ40㎜のスリム化したアスロックを開発したもの。「ASLOC S-line」を鉄骨胴縁に直接留付けできる新工法「ハットクリップ工法」を合わせて提案する。
特徴は、①パネル厚40㎜ベースで、パネル単体で防火構造認定を取得。重量は46kg/㎡と60㎜厚に比べ大幅減、②パネル寸法は幅590㎜、最大長さ4000mmまで対応、③「ナチュリアル」(無塗装仕上げ)の対応により、セメント素材独特の素材感を表現。
用途は、低層事務所、店舗、住宅、倉庫など。東北地区で先行販売し、平成20年全国販売。
■価格
ASLOC S-line
厚40×幅590㎜(フラット仕上げ)
8,500円/㎡(材工)
※税抜。胴縁工事別途。
■問い合わせ先
ノザワ 技術本部 開発部 建築第2グループ
TEL 03-5540-6511
http://www.nozawa-kobe.co.jp/index.html