トクヤマは、日本窯業外装材協会と共同でセメント系サイディングなどの破砕時に鋭角形状となる廃棄物を前処理なしに受け入れ、セメント原料としてリサイクルする方法を開発、4月から受け入れを開始すると発表した。
セメント系サイディング、スレート、陶磁器といった破砕時に鋭角となる廃棄物は、所定の寸法に粉砕するなど前処理が必要なため、コスト高となり、リサイクルが進んでいない実態があるという。今回、前処理なしの方法を開発したことにより、安定的なリサイクルが可能としている。
今回処理する廃棄物は、生産時に石綿を使用していない建材が対象であり、メーカーからの廃棄物及び住宅の新築現場から出る廃棄物に限定するもの。
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