ニュージーランドからオーストラリア、北米、南アフリカにかけて分布している針葉樹「ラジアータパイン」の苗を、契約プランテーションにおいて、植林に耐える大きさまで育て、植林・伐採の計画に基いた所定の場所に植林を行う。その後は定期的に森林レンジャーが巡回し、枝打ちなどを行いながら約30年かけて育て上げ、木材として活用する。このような環境循環型システムの構築によって、自然環境を破壊することなく、低コストで良質な木材の恒久的な安定供給を行っている。
針葉樹であるラジアータパインは低密度で軟質なため、造作用部材としての使用には難があったが、「EW8」は提携工場にて独自の"エンジニアリング"を施すことで問題を解決した。原木を「ラミナー」と呼ばれる一定の単位に切りそろえ、天然セルロース樹脂を含浸させ強度を加えるための"ウッドバーニング" と染色を行う。その後柾目が表面になるように垂直積層させ、集成材ブロックが完成する。継ぎ目が模様となり、どこでカットしても同じ色と模様が現れる。
厚み3~140㎜、幅20~1,000㎜、長さ150~6,000㎜の豊富なサイズで、突板としては0.3㎜から製造可能。階段やカウンターなどの造作用汎用材として、フローリングやドア、家具など幅広い用途に採用されている。ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得。
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