野原グループで3Dデジタルコンテンツのプラットフォーム『BIMobject Cloud』を国内展開するBIMobject Japan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:東政宏)は、2021年9月21日に、同プラットフォームをリニューアルした。
■建材検索時間を短縮する主な改善点
1.メーカーオブジェクトが探しやすい
・検索フィルタリング(オブジェクトの特性/機能/プロパティ)の改善
・検索ワードのスペルミスの部分一致で、検索ヒット率を向上
・漢字の検索性が向上(例:机、椅子)
2.メーカーオブジェクトページのレイアウト変更
・製品詳細、文字・画像サイズ変更で見やすさアップ
3.持続可能性項目の追加
・EPD( EnvironmentalProduct Declaration/)情報の公開
・二酸化炭素排出量の明示
・検索フィルターのトップに「持続可能性」が追加
・メーカーオブジェクトページのプロパティエリアに、EPD情報や地球温暖化につながる二酸化炭素排出量(Global Warming)の記載がある
■WEBでの建材検索機能を改善、持続可能性項目を国内で初導入
今リニューアルは、コロナ禍による建設産業のデジタル活用への需要とSDGsや2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)といった地球環境への意識の世界的高まりを背景としている。
国内建設産業では、国内のデジタル・BIMv普及に向けて期待することとして「BIM オブジェクト・属性情報の標準化」が最多となっているほか、建設プロジェクトにおける二酸化炭素排出量の削減に取り組む企業が増えている。
そこでBIMobject Japan社は、社会・企業の動きをいち早くサポートし、地球環境配慮と両立する建設産業の生産性向上に寄与
。建材選定プロセスから、国内建設産業の持続可能性志向・デジタル活用の強化をサポートしたいとの方針を固めた。
■問い合わせ先
BIMobject Japan株式会社
https://www.bimobject.com/ja/search